変形性膝関節症と診断後の復帰レース2戦目として、1500m走を走った | 変形性膝関節症と診断された走るの大好き心臓血管外科医

変形性膝関節症と診断された走るの大好き心臓血管外科医

走るの大好き57歳心臓血管外科医が変形性膝関節症と診断され「走るのやめろ!」と言われた。再生医療やフォーム改善などで、楽しく走ることにチャレンジ。また走れるかどうかは本人も半信半疑。

 昨年5月大好きだったランニングが変形性膝関節症と診断され、突然できなくなった。ショボーン

 以後、150万もかかる再生医療をうけ、筋トレや自転車で膝に負担がかからないようにトレーニングを行い、ランニング復帰を目指した。

 ランニングができなくなって、1年半後の今年9月に遂に1500m復帰レースに出場した。今回の復帰レース2戦目は復帰戦と同じ1500m走。

 

 レースプランは5分45秒ののペースメーカーについて、復帰1戦目に記録した5分52秒の記録更新を目指す。ウインク 

 

 前回はいると思ったペースメーカーがいなかったが、今回の大会はきちんとしたペースメーカーの方がいてくれた。おねがい

 風が少し強かったが、気にならない程度。トラックもきれいで、言い訳のできない絶好のコンディション。

 

 いよいよスタート。

 予定通り、5分45秒のペースメーカーの後方に着く。私の他に3名が同じ考えだったようで、ペースメーカーに一人はさんで着く形になった。最初の800mは比較的楽に着くことができた。その頃より私の前の人のペースが落ちてきて、ペースメーカーとの間が広がってきた。このままペースメーカーに離されてはまずいと判断し、直線で一人抜き、ペースメーカーの真後ろに着くことができた。

 最後の一周はかなりきつくなったが、とにかく最後までペースメーカーに着いていけば目標は達成できると考え、何も考えずにペースメーカーを追っかけた。

 ところが、、、、、びっくり

 最後の直線でペースメーカーは「がんばれ!」と声援はしてくれるものの、コースから離脱。ガーン

 頼みの綱を失って、一瞬あせったが、あと少しだから全力で走るしかないと頭を切り替え走った。

 ペース配分をみるとかなり後半にペースアップすることができている。ペースメーカーのおかげで、理想的なペース配分ができたと思う。

 結果は5分42秒で、前回の記録をなんとか更新することができた。ただ今回はペースメーカーが安定したペースで走ってくれたことは大きかった。また心拍数は171回/分まで上昇しており、かなりぎりぎりまで負荷がかかっているようだ。足には全く余裕があるので、現状の心肺機能ではこれ以上のタイムの短縮は難しい気がする。まあ復帰レース2戦目としてはまあ満足していいのだろう。おねがい

 

 今後は心肺機能の強化やホーム改善が必要となってくる。また体重減や筋力強化も必要となる。変形性膝関節症がなければ走り込みさえすればいくらでも心肺機能は強化できるのだが、膝の負担を最小限にして心肺を強化しなければならない。現在行っている坂道インターバルや自転車によるタバタ式トレーニングくらいしか思いつかない。

 

 1500mのタイムの最終目標は怪我する前に出した自己ベスト5分3秒である。もともとフルマラソン主体の練習をしていて出したタイムだから十分出せるタイムだと考えている。ただ膝をかばいながらトレーニングしなければならないので、容易ではない。次は来月に駅伝大会で2.5kmを走る予定だ。キロ4分の10分切りを目標と考えている。