こんにちは。いつも参考にさせていただいて、力をもらっています。
私は30代前半で、彼氏なしです。
結婚願望はありますが、家族関係が悪かったため、親密感の恐れや 異性に対する恐怖心が強いです。マッチングアプリにも何回かチャレンジしましたが、疲れてしまい、しばらく離れています。
さて、質問ですが、「結婚願望は不安定なのに、出産願望はとても強いのはなぜ?」です。
結婚願望は上記のような理由で不安定なのですが、子供を産みたい気持ちはずーっと持っています。 1日1回は、子供産みたいと思ったりしています。
結婚はしたいかはっきりしない、どちらかというと結婚したいけど、
自分のことを受け入れていくれる人がいるのかが、すごく不安です。
一方で、子供は産みたいと思っている。こういう状態がずっと続いていて、結婚しないのに子供というのはちょっと不可能なのに、固執してしまうのかがどうしてなんだろうと思っています。
ただ、子供を産みたい気持ちの裏には、自分が家族関係がうまくいかなくて傷ついたりしたから、その傷を癒やしたいのかも?子供ができたら、子供と自分を比較して苦しくなったりしそうだなという予感もしています。出産にはどうしてもタイムリミットがあるので、年齢的な焦りもあるのかもしれません。
結婚や子供より、自分の心を整えたり、生活を充実させることが一番なのに、余計なことをずっと考えてしまって、相談させていただきました。回答いただけたら嬉しいです。
あずきさんはじめまして!
心理カウンセラーの奈美です!
まずタイトルを見た時に、私もそうだったー!!!と、思わず握手したくなりました(どうやって?笑)
そしてお聞きしたいことがたくさんあるな〜と思いました。
結婚願望はありますが、家族関係が悪かったため、親密感の恐れや 異性に対する恐怖心が強いです。
あずきさんの家族関係から聞いてみたいなぁと思いました。
ご両親のことや、きょうだいがいらっしゃるかどうか、
そして今のあずきさんとご家族の関係、過去の恋愛についても気になります。
親密感への怖れは、少なからず誰にでもあるものですが、心理的距離が近い関係性で傷付いたことが多かったりすると、抵抗も強くなりますよね。
一方で結婚願望もあるとのことですので、葛藤も多いんじゃないでしょうか。
子供を産みたい気持ちはずーっと持っています。 1日1回は、子供産みたいと思ったりしています。
『子供を産みたい』
これはほとんどの女性が抱くことがある願望なんじゃないかな〜と思います。
女性にしか出来ないことですしね、『本当はもっと女を感じたい』という思いがあるとしたらどう感じます??
個人的には私は女としての人生を生きたい=子供を産みたいでもあると思っています。
もちろん他の理由が絡んでいることもありますが。
あずきさんはいつ頃からそんなにも出産願望が強くなったのでしょうか?何かきっかけなどはありましたか?
私の場合、元旦那と結婚するまでは『結婚したいけど男ってめんどくせぇ、子供だけ産みてぇ』と思っていました(笑)が、
なぜか??までは考えていなかったので、あずきさんはご自身のことを理解したい気持ちがあって素敵だなぁと思いました。
ただ、読んですぐに感じたのは
『子供産みたいし結婚もしたいけど、受け入れてくれる人がいるのか不安な気持ちがずっとある、けどそこを深掘りしたくない』
ってことなんじゃないかなぁ?と。
そうであればまず『私はこうしたい』ということを、あずきさん自身が受け入れることが必要なのかなと思いました。
詳しくお話を聞いてみないとわからないこともあるので、私なりに感じたことをお伝えしていきたいと思います!
自分のことを受け入れていくれる人がいるのかが、すごく不安です。
一方で、子供は産みたいと思っている。こういう状態がずっと続いていて、結婚しないのに子供というのはちょっと不可能なのに、固執してしまうのかがどうしてなんだろうと思っています。
受け入れてくれる人がいるのかなぁという不安は、すごく怖いし、寂しいものですよね。
ですがこう思ってしまう原因があったんだと思うんですよね。
あずきさんのことを受け入れてくれなかった人が過去にいたのでしょうか。
家族関係が悪かったとのことなので、やはりご家族の誰かでしょうか?それとも過去の恋人?友人?
それともあずきさん自身でしょうか??
あずきさん自身でしょうか?とお聞きしたのは、そういった傷付いた経験により『自分はこういう存在だ』と、思い込んでしまっている場合もあるんですよね。
それが悪いとかではなく、不安だということはそういう思い込みが生まれても無理はないです。
少なくとも『受け入れてもらえるかわからない、だって私は〇〇だから』という思いがあるんだろうなと感じたんですよね、私は私のことをこう思っているのかもしれないな〜と、まず気付くことが大事です。
そして『こんな私でもOK』と、ご自身を受け入れられることが増えれば不安も減っていくと思います。
そのためには、なぜ不安なのか?どんな不安なのか?その不安はどこからきたのか?を探っていき、原因となったことと向き合い、自己肯定感を上げていくことが必要なってくるかと思います。
あずきさんずーっと『考えている』んですよね。
これだけあれやこれやと考えることができるのは、きっと頭の回転が早いからなのでしょう!
ですが『思考』ばかり働いている時って『感じたくない何か』を誤魔化している場合もあったりするんですよね。
心当たりはありますか??
ちなみに、結婚しないのに子供というのはちょっと不可能と思うのはなぜでしょうか??確かに子供を作るには男性の協力が必要ですが、、、
やはり好きな人との子供が欲しい!と思いますか?
子供は結婚してないと産むべきではない!など、こうあるべきという観念があるのかな?とも感じました。
本当にどうしても子供を産みたいのであれば、方法はいくらでもありますよね。その場合なら、その観念を手放していきましょうか!というお話になるんですけど、なので聞きたいことがてんこもりです!笑
子供を産みたいけどそのためにどうするか?ではなく、結婚願望と出産願望の温度差の理由を知りたいんですよね、それは何故でしょう??
知った『先のこと』についてはお考えでしょうか??
結婚や子供より、自分の心を整えたり、生活を充実させることが一番なのに、余計なことをずっと考えてしまって、相談させていただきました。
とのことなので、知りたいのはタイトル通りのことで、どうなりたいかは、余計なことを感じたくないし自分の心を整えたり生活を充実させたい、ということでしょうか??
『余計なこと』とは、結婚や子供のこと、ということですよね?でも、子供を産みたいとずーっと思っているんですよね??
そうなると少し矛盾が生じてしまっているんじゃないかな??と感じるのです。
自分が本当はどうしたいか?どうなりたいのか?あずきさん自身もよくわかってないんじゃないかなぁと思いました。
心を整えるのも、生活を充実させることも、大切なことではありますが、あずきさんにとってそれはどういうものでしょうか??趣味や好きなことに集中するのも、自分のご機嫌を良くすることになりますし生活も充実しますよね。
でもそうしたくないとしたら、なぜだと思います??
心を整えたり生活を充実させたくない理由もあるんだと思います。
『今起きていることが正しい』という見方をします。
あずきさんにとっては必要だから起きているんですよね。
それがいまのあずきさんにとってちょうど良い、何かわけがあって、したくてしている、という風にも捉えられます。
『余計なことを考えてしまう』と仰っていますが、そうして考えることで、メリットを得られている部分もあると思うんですよね。
考えすぎてしまう時、そこには何かしらの恐れがあります。
結婚や子供のことを考えている時は自分の心を整えなくていいし、生活を充実させなくていいし、恐れと向き合わずに済むのがメリット、という可能性もありますよね。
『なぜ固執してしまうか』という理由は、あずきさんの心の中に答えがあるのに、わからない方が都合がいい理由、もあるかもしれないんです。
家族関係から親密感への怖れが強い自覚があるのは素晴らしいことです!そうなるとやはり同じ家族の距離の関係性に抵抗が生まれるのも無理はないですし、結婚への自信も希薄になりがちだと思うのですが、やはり『女を感じたい』という思いは強いのかな?とも思いました。
なので
子供を産みたい気持ちの裏には、自分が家族関係がうまくいかなくて傷ついたりしたから、その傷を癒やしたいのかも?子供ができたら、子供と自分を比較して苦しくなったりしそうだなという予感もしています。
子供を通してかつての傷を癒したいというのはあながち間違っていないと思います。それだけ傷ついてきたわけですものね。
子供を愛することでかつての自分自身を愛すること(癒し)にも繋がりますから。
いわば子供を通して子供時代の自分を育て直したいということなのかな?とも思いました。
『本当は誰かを深く愛したい』という、あずきさんの深い愛あるんだなぁと感じましたよ。
パートナーシップは怖くても、子供なら母親であるあずきさんを絶対に必要としてくれる存在ですから、安心して愛せますよね。
『自分を愛してくれる人でないと愛する自信がない』のかもしれません。
誰かを愛したい、そうすることで自分の中にある愛を感じたい、ということでもあると思います。
不安になるのも自分を守るための本能ですし(自分への愛ですね)傷を癒したいのも、あずきさんは自分を愛したいということなんだろうなと思いましたよ。
なので、子供を通して自分のことを癒したい(愛したい)ということなのかなぁと。
ですが過去の傷が生々しく残っている状態だと『私を受け入れてくれる人がいるか不安』にもなりますし、『私が本当に愛されるのか?(or私は愛されない)』という思いもあるかもしれませんね。
これは『私が私を愛し足りないとき』でもあります。
自分の心を整えたり生活を充実させたり、これらも自分を愛する行為に繋がることですが、それよりも他のことを考えて自分を愛さないようにしている、という風に見ることもできます。
ですが本当は人は自分を愛しているものなので、こうして悩んだりご相談頂くことも、自分を愛するためにしている行動だと私は思いますけどね。
あずきさんは子供を持つことで『どういう感情を感じたい』と思っているのでしょうか?
このあたりの気持ちも一度探って見てほしいなぁと思いました。
パートナーとなると自分を受け入れてくれるか不安でも、子供なら受け入れてくれるんじゃないか?と思っている…とか、安心感を感じたいから…とか、絶対的な味方が欲しい…とか、居場所が欲しい…とか。
または、私が役に立てる環境が欲しいとか、色んな思いが出てくるかと思います。
ここに善し悪しはないので、しっくり来るものを探ってみてください。
なにかヒントがあるんじゃないかなぁと思いますので。
受け入れてくれる人がいるか不安だと『私を受け入れてよ!!』というニーズも隠れているものですし、もしかするとそれを子供に求めているのでは??とも、私は感じました。
『誰かに受け入れて欲しい』
『誰かに必要とされたい』
は、同じだと思っているんです。
子供ってお腹にいる時から、そして生まれてからも
『あずきさんを必要としてくれる家族』ですよね。
年齢的にも焦りが出てくるのも無理はないですし、本能的にも(?)子供を産みたい!と思うのは自然なことですが、家族関係が悪かったとのことなので、安心出来る家庭や親子関係が欲しい!と思うこともごく自然なことなんですよね。
もちろん誰にでも受け入れて欲しい!必要とされたい!欲はありますが、それを外側に求める気持ちが強すぎると『与えること』が疎かになってしまうこともあるんです。
せっかく深い愛情を持っていても、自分にしていないことは相手にもすることは難しいです。
欲しいものはまず自分から与える。
これは他人に対してだけでなく、あずきさんがあずきさん自身に対しても同じことです。
なので、つい考えてしまうのは仕方ないですが、趣味日常で喜びの時間や、自分を愛することを増やしてみると、感じ方が変わって来ることもあるんじゃないかなぁと思いました。
より結婚願望が強くなることもあるかもしれませんし、逆に落ち着くこともあるかもしれません。これは出産願望についても同じです。
もしも『やっぱり結婚したい!パートナーが欲しい!』となれば、それが得られるように親密感への怖れと向き合ったり、家族関係や過去の恋愛なども向き合ったり、女性としてご自身を更に磨いてみたり、出来ることは沢山あります。
結婚や子供も含め『自分がどういう人生を歩みたいか?』を明確にしていくことで、色々な方面からアプローチできるかと思います。
ご自身に合ったペースで、向き合ってみて欲しいなぁと思います。
機会がありましたらぜひまた詳しくお話を聞かせて下さい!
ありがとうございました(^^)
奈美でした!
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