生後2週間生死をさまよい、
どうにか持ちこたえてくれた娘。
生後1ヶ月目にはだいぶ体調も落ち着いて、
足型をとる余裕も出てきました
この頃もまだ、動脈管は開いたままだっだし、
炎症反応が出て、体調が再び悪くなって、
母乳を中断しなくてはいけなくなったりと
心配な状況は続いていました。
ですが、そんな状況もどうにか乗り越えて、
生後2ヶ月目にして、
ついに…
ついに…
念願の「抱っこが出来る日」が訪れました
カンガルーケアってやつです。
「カンガルーケア」って出産直後にママが赤ちゃんを抱っこするものと思われがちですが、
NICUなどに入院中の低出生体重児を医療行為の一環としてパパやママが抱っこするものも、カンガルーケアを呼ぶそうです。(というか、こっちの方が先に行われていたらしい)
どちらも、裸んぼの赤ちゃんをママの胸の上で抱っこするので、
やり方としては、同じような感じだと思います。
この時の娘は、まだ呼吸器が付いた状態。
よくこの状態でOKが出たなーと思います。
万が一のことを想定して、
担当の先生がずっと病棟に居られる日時に決行しました。
ベテランの看護師さんが2人がかりで私たちのカンガルーケアを担当してくださいました。
娘は、沢山のチューブに繋がれているので、
慎重に抱っこして私のところまで運んでくれる看護師さんと、
チューブが引っ掛からないように後ろからサポートしてくれる看護師さん。
ドキドキの移動タイムでした。
一方の私は、こんな感じ。
カンガルーケアをするときは、上半身は下着を取って、
持参した腹巻を胸のあたりまで上げておきます。
それだけだと寒いので上からカーディガンを羽織ります。
そして、リクライニングチェアに座って斜めになった状態で待機。
そーっと運ばれてきた娘を、胸と腹巻の間に入れてもらいます
小さく生まれた赤ちゃんは、まだ体温調節が上手くできないので、
さらに上からバスタオルをかけてもらいます。
これで準備おっけー!
あとは二人でリラックスタイムです。
といっても初めての時は、緊張でガチガチでしたw
この時の娘の体重は、ようやく800gを超えたくらい。
小さくて軽いけど、とても温かくて、命の重さをずっしりと感じました。
今でもあの感覚は忘れません
時間は2時間ほど。
緊張して固まっている私とは対照的に、
娘は途中からスースーと気持ちよさそうに寝ていました。
今までは、保育器の外から眺めることしか出来ず、
足をホールディングするか、おむつを替えるくらい。
抱っこして初めて母親らしいことが出来た気がしました
つづく。
※この記事では、過去を振り返って書いています。
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