1950年6月から始まりました昭和電機株式会社
2024年4月からはSDG株式会社に社名変更
今回の全日本ロードレース選手権
茂木ラウンドでは全クラスカラーリングも一新
ST1000クラスでは國井選手が全日本初優勝達成
14歳くらいから、お付き合いしていた事もあり、感無量でした
全日本ロードレース選手権では名門チームのハルクプロさんと、お付き合い始めた1998年当時はこんな深いお付き合いになるとは思えなかった
2021年にタイトルスポンサー企業だった会社が撤退するきっかけでSDGがタイトルスポンサーをさせて頂くことになりました
それ以降はご存知の通りに、SDG=ハルクプロ
そんなイメージが強くなり社名変更にも繋がりました
ハルクプロさんは本当に名門中の名門チーム
レースの世界では「勝つ」事が結果です
もちろん若手育成も大切ですが「勝つこと」に貪欲になる事は大切です
こんな名門チームでライダーとして活動できることは、ライダーにとっても名誉なことであり、大きなチャンスだと思います
もちろん過去に名門ハルクプロチームのライダーとしてチャンスを貰えたけど結果出せなかったライダーもいてます
そんなライダーと最近企業に属してるスタッフが、とある面で重なって仕方ないと思える出来事がありました
レーシングチーム→若手育成
企業活動→新規開拓
これある意味根底では似ている気がしてならないです
ある程度は成長過程で結果残さなくても致し方ないと判断されるのは当然です
でも、チームに抜擢されたライダーが完走できずに転倒を繰り返す、そしてバイクが信用できない!そんなコメント残したとしたら、どーでしょう?
企業だと中途採用したスタッフが、結果も出せなくてそれを踏まえてメンタル面がやられて・・・
レースチームなら即シート無くなるか、クラス変更
企業なら配置転換や部署移動のはずです
それを否定して受け入れられないなら簡単です
「結果だせよ」
そー言う意味では、國井選手はこの2年は悶々としていたはず
昨年は怪我による後半戦を棒に振りましたし
昨年の12月には、私の意向もありアジア選手権の最終戦にスポット参戦させました
その理由は簡単です
いくら練習走行でタイムを出して実戦レース以上に成長できる事はない!という私の持論です
結果的にアジア選手権の開幕戦は3月
灼熱のタイ国ブリラムサーキット
新型マシンの中、唯一の旧型だけどチーム力でトップ走行もできたし、何よりマシンについての理解が進んだはずです
それが今回の実質上の開幕戦の全セッションTOPタイムにやるパーフェクトウインだと思います
会社なら成果出ないなら、思い切ったことをやらない限り現状を変えることは非常に難しいです
すべては「結果」だからです
レースで結果出せてないならチーム代表や監督の意向には従うべきです、会社なら上司や責任者な意向となります
それを如何なる理由があっても従えないなら、ライダーならシート喪失、会社スタッフなら命令無視となります
少し前ですが、某大手企業のマネージャーさんと食事した際に聞いた話ですがご紹介します
うちは業界がした事ないにチャレンジしてます
だから結果が全て
当然目標は数値化してますが目標の20,30%上乗せ達成しても評価ゼロ
目標の200%やって初めてプラスマイナスゼロ
目標の300%やって初めてプラス評価
ましてや新規事業のために中途採用したにもかかわらず「結果だせない」なら、そんなスタッフは要らない
まさに業界を牽引してる大手さんのマネージャーの口から出たコメントだけに「プロ」感を感じざるを得ませんでした
プロライダーとプロチームから学べることはまだまだ沢山あるけど1番大切なのは「プロ意識」だと思ってます
エンジニアだろうが、セールスマンだろうが
「プロ意識」が欠落してる人が評価されたり結果出せる事は無いんだな!と、体感したことも極々最近連続していたこともあり、あらためて自分自身もこの「プロ意識」と「責任感」を両輪として何事にも取り組みせなあかんな!と、レース後に感じた次第です
お金稼ぐって言う事は大変なんだ!
お金もらう=プロなんだ
そんな気持ちがあれは「結果」にも拘れるし、拘っていたら自ずと「結果」はついてくるはずです
「結果」が無いのは間違いなく自分に甘くてシビアにできてない証拠かもな・・・とレース見ていて今回は感じました
そー言う意味では、ハルクプロさんの本田会長と本田社長からは、スポンサー企業代表として私にも色々と意見を求めていただけるので有り難く思ってます
今週末のアジア選手権第二戦
こんなシーンを見たいものです