海外ビジネス開始 2回目のバンコク | 柏健工場 工場長ブログ

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SDG昭和電機グループC.E.O
SDG Marine代表
アメリカ↔︎日本→タイランドで活動中

初タイ国訪問から帰国して、自社の海外比率の現状を把握してしまって、絶望感や不安感いっぱいの2010年12月頭

柏健的には社内や身近な人には
一年戦争や!
なんて言い出してましたが、実際のところ
一体何から着手したら、良いかも判らない

そんな状況

とにかく海外に繋がるモノを、当たり構わずリサーチと職種を伸ばしました

そんな時に香港に行く取引先の先輩に連れて行ってもらえることになり、2010年12月末に香港へ行く事になりました

しかし当時は中国と香港の状況なんて知る訳もありませんですから・・・

香港から中国の深圳に移動して感じた事

偽物しかないやんけ!

まじで、びっくりする事だらけ

だってウチの製品
コピーした奴を展示会で堂々と売込みしてくるんですよ

そして2011年運命の2月が来ます

出荷した製品が台湾で不具合?発生との事で、誰か派遣してくれ!の入電あり

もちのろん自ら挙手してジェットスターに乗り込み台湾へ

産業向けの特殊ガラス製造工場へ訪問

しかしここでは悲劇も待ち構えてたんです!

到着は夜
そこからチャーターのタクシーで台中市内へ
もちろん通訳なんて居ません

晩御飯を求めてホテル側を・・・怖すぎる(笑)
結局コンビニでカップ麺とオニギリみたいなので終了

翌日はホテルフロントに頼んでタクシーで臨海エリアのお客様へ訪問

エンジニアの日本語出来る方からベアリングから異音がしてますとのこと

早速うちの製品を見せてもらいましたが・・・

ベアリングにグリス給油されました?
してません!!

早速ベアリングにグリス給油完了
異音は、即解決グッ

そら新品の送風機に搭載されてるベアリングでも組立式ですからグリス給油は初期に必要なんですが、ご存知なかったみたいです

つまり不具合ではなかった
1時間で解決してしまう
んですよ

予定では最悪全バラシで再組立もありえるか?でしたから三日間も予定してましたが、全て解決

こっからどーすんねん

で一旦ホテルへ戻ってから作戦を考えることにしましたが、実は2月の台湾なんて寒く無いはず

でも異常な寒気でなんと気温17度ガーン

そこでやる事なくなる、どーするんだって事でフト思いつく

台湾からタイ国遊びに行こう
ここ寒いし口笛

思いついた私、タイ国の代理店さんにいてる日本人マネージャーにそれとなく電話してみたスマホ

すると
『早くバンコク来てください、御社製品めちゃくちゃ使われてますよ!』 

なんとそら4割海外比率あるから、当たり前って言うたら当たり前

早速日本へお電話するんですよ真顔

『え〜あの〜予定より早く終わりまして、有給でこのまんまタイ国釣り行ってもええですか?来週連休もあるし・・・』 

当時の優しい工場長はお許しをくれました(笑)

でも本当の時間はここから起こりますゲロー

ホテルのフロントで残り2日をキャンセルして空港までのタクシーを呼んでもらう

一路タクシーで台中→台北国際空港へ到着

しかし、この時台北国際空港は工事中
壁が取り壊されたりしてるし、何故かエアコンがガンガンガーン

私沖縄より南やから長袖とか全くなし、唯一作業着の上下あるだけ

しかも付いてない時はついてない
夕方のフライト予定が遅延で夜中に・・・ガーン

めちゃくちゃ寒い、外から風入り込むターミナルでひたすら耐えるしかない状況ショボーン

当時の台北国際空港は、お土産は販売していても衣類なんておいてないんですよ

夜は気温13度にもかかわらずエアコンはガンガン

マジで死ぬかと思いましたゲッソリ

今なら間違いなく空港そばのホテルに逃げ込んでますが、一人で夜の台北国際空港にぼっち待機(笑)

マジで行けてないダメダメ日本人だったんです

結局台湾時間の23時に新規に予約したバンコク行きに乗れたんですが・・・

ここでもアホしてますゲロー

バンコク着いたら現地時間の夜中の2時ですよ
何にも考えずに移動してるんですよね

バンコク国際空港着いてから、これに気づいたら時の私は正に滝汗感じでした
台湾で寒すぎてホテル予約とか考える余裕ありませんでした

悪いと思いながら、タイ国の4人居てる知り合いの一人にメッセージ入れてみました

最悪朝まで空港で待つしかないけど、ここは寒く無いから大丈夫!なんですよね

すると5分くらいでメッセージが笑い泣き

メッセージくれたのは、日本語学校通ってたタイ人
初タイ国時にコンビニで日本語で話かけられたのがきっかけでFacebook友達になってました(笑)

今から空港まで迎えに来てくれるとのこと

マジで神様に思えましたラブ

どうやら、親父さんは個人タクシードライバーをされていたようで、2人でピックアップきてくれると

優しすぎます

そーして明け方四時ごろに場所不明、ホテルも名前不明だけど、バンコク都内のとあるホテルに到着できたのでした・・・

しかしまだまだ事件は続く(笑)