日本の企業で初めて米国バスボートディーラーを事業譲渡でグループ傘下にする
ほんとめちゃくちゃ大変な事でした
ラストは、文化の違いを理解して運営していくには何が必要かって事です
結論から言うと・・・
スーパーバイスプレジデント大活躍
なんです
特に2020年は3月以降コロナ禍で日・米往復もままならなくなり大ピンチになるか!でした
宮崎友輔副社長ファミリーも一旦アメリカから日本に帰国してもらいました
注:テキサス州でアジア系住民がナイフで刺されて死亡する事件が発生したため
友輔副社長
日本に居ながら時差と戦いながらテキサスボートワールド社のオペレーションをして頂けました
考え方によるとB.A.S.S.エリートシリーズ
2021年の参戦枠を確保出来たこともあり、安全面考えて日本帰国しまからこそ、トーナメントではなくTBW社のオペレーションにシフト出来たことも大きかったです
あと今となればの話なんですが、私は2011年から海外ビジネススタート
正に今で言うリモートワークですね
またタイ国現地法人もタイ人マネージャー以下が基本オペレーションしてくれてました
つまり連絡さえ着けば世界中どこにいてもあんまり関係ないというスタイルに移行できてました
つまり現地法人組織のトップとの意思疎通が凄くできてるオペレーションは小さな問題や課題はありますが、意外と日本よりもスムーズに行く事が多いんです
昭和電機タイ→タイ人マネージャー
TBW社→宮崎友輔副社長
日本だと組織が細分化されてるから、好きな表現では無いですが責任者が機能しにくいんだと思います
トップが常駐してる→上がいてる、当たり前な考え方ですがトップが常駐してないと、その分やらないといけないという意識のレベルが向上すると思います
当然元々その人のパフォーマンスや人間力あるのが大前提となりますが
今回のTBW社事業譲渡
元オーナーのクリフ夫妻も一年はそのまんま残って勤務してくれていた事もありとにかくコロナ禍の中でも、引き継や運営が上手く行きました
アメリカは個人の責任で!みたいな雰囲気が、全てに伝わってきますけど、文化を含めて理解が企業M&Aでは必要で大切なことです
あとラストは『資金繰り』など、お金に纏わる話
日本ではあまり耳にしない単語
フロアープラン
ざくっと説明すると店頭在庫のボート
これを銀行所有にするかTBW社所有にするか?
銀行所有にしたら手持ち資金は不要ですが、当然金利の支払いが必要、TBW社所有にすると手持ち資金が必要になります
日本では考えられない数のボートが売れるので、この資金繰りはホントに重要なことです
だからこそ、アメリカだとバスボートディーラーからメーカーへオーダー時に支払いはどれにする?
・現金
・クレジット
・銀行から借入
それにより値引が微妙に変わるケースもあります
そう言う意味では、日本から昭和電機グループの北米現地法人の頭企業SDG BOATS WORLD LLC設立をして、資金繰り管理をきちんとしていった事も良い結果につながりました
あと今回はSDG BOATS WORLD LLC設立に伴いメリットも出てきました
それはVISAです
当たり前ですが、日本人が海外で仕事をする以上はVISAが必要になってきます
B.A.S.S.エリート参戦を決めた木村建太くんも、この昭和電機米国法人の枠でプロスポーツマンVISAを申請して無事に発行して頂けました
しかも予想よりも長い期間有効なVISAを発行していただきました
ついでに私もE2VISAという米国に投資をした人に発行されるVISAを申請して後は面接のみの所まできました
このVISA発行の目処もついた事は、今年の米国活動の後押しになってるのは間違いないです
ホント今回のTBW社事業譲渡では、多数の方にお世話になりました
改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます
日本で、バスキャットボートの取扱スタート時もそうですが、どこでどんなビジネスチャンスが来るか判らないからこそ、来たチャンスはモノにする姿勢も大切
2011年から始めた海外ビジネスは、その都度その都度即断即決が、どれほど大切かを嫌と言うほど経験させてくれたのも、今回のTBW社事業譲渡に繋がったと思えます
ラストまでお付き合い感謝