人の性(さが)。
『こんばんみー』
とまだまだ猫を被っている俺です。
いよいよヤバくなってきました。
まぁいいや、もう勝手に語りだすもんね。
もういい加減よく無いか?
って声がちらほら脳の中でこだましています。
いいんだよ!【ぼっち】芸なんだから。
ほっといてよ!
とありもしない誹謗中傷を想像して若干の悦に入る。
お前らとは違うんだ。
いやぁ~最底辺の俺の叫び
誰か見つけてあげようよ。
いや見つけてあげて!
誰か読んであげて!
さてさて最底辺の俺が最底辺の住人と言われた
今回はあまり好きな人はいないと思うが【相模南】を語りたい。
『え~うちぃ?うちかぁ~。ってちゃんと語ってよね!』
がんばります。しらんけど。
彼女の悪役(ヒール)っぷりに嫌気がさしている人多いとは思うけど
なんで彼女を語るのか?
単に俺はショートカットの女子が好みだからだ!
もう勝手な持論だがショートカットは美人しか似合わないから!テヘペロB小町!
一歩間違えればなんとかじゃぱんになり兼ねない諸刃の剣なのだ。
だからこそ裏をかえせば【自分】の【容姿】に【自信】がなければ到達できない【髪型】なのだ!
『そんな事言ってるからアンタぼっちなんじゃないの?』
いいんだよ。俺は世間に迎合しない陰湿で最底辺の人間だから。
俺は誰かに合わせたり比べて好みを言ってるんじゃ無いの。
これが俺の性(さが)だ!
俺の好みは五つ子ちゃんの長女、カフェテラスのひげガールの子、かわい荘のりっちゃん。イーグルジャンプのはじめちゃん。
もうたまらんもんね。
ただこのショートカットの子達って基本的にメインヒロインにならないんだよね。
今言ったなかでりっちゃんしかいないのよ。
まさみちゃんだって、はるちゃんだってショートカットのほうが断然可愛いと思うのは俺だけか?
あの横から見た時の襟足感とか好きなんだよ。分かる?
あまりにも一花が好きすぎて嫁さんにショートカットを頼んだところ美容室にいってアニメの画像を見せて切ったくらいだから。
うちの嫁さんは美人というより旦那の想いに答える男前なのだ。
ホント、タカラヅカ行ったらトップスターになれたと思うんだよな。
ただ嫁さんのお母さんがジャニオタだったからそっち方面は興味無かったみたいでさ
もったいないよなぁ~背も高くて男前なのに
・・・いや美人です。
これアップしてくれるの嫁さんなので読んでるんだよね。
また切れるな・・・
『へぇ~仲いいんだぁいいなぁそういうの。』
まぁ仲がいいのか、あきれているのか、あきらめているのか、面白がっているのか分かんないけどね。
俺のしょーもない所を理解してくれている嫁さんです。
いかん!嫁のポイントを稼ぎたい訳では無いのだ。
俺の丁ポイントカードはかのかり。やはり推しはるかちゃんでショートカットっと!
ポイントを【相模南】に戻そう。
この人が嫌だなって思うポイントって【比企谷八幡】を【見下したり】【自分】は文化祭を楽しんで【仕事】を【他人】に押し付ける所とか
ひっくるめて【性格】が【悪そう】な感じだと思うの。
だが、それがおかしい事か?
大抵のやつはそうだろ?
俺は【俺ガイル】を単純なかわいいの垂れ流しとして捉えていないし、そんな見方するとこの物語がもったいないと思う。
前の語りでも言ったが例えば
自分のクラスや職場に勝手に自分より下だって思っている人はいないか?
自分より目立ってたり容姿のいい奴に対して引け目に感じた事は無いか?
口だけカッコいい事言って何かの肩書をほしがって無いか?
楽しいものを優先して自分の都合よく考えた事は無いか?
俺は正直あるよ。
だけど【他者】のことは許せないのが人なのよ。
そんなに聖人賢者は世の中に溢れていない。
自分の嫌な所を出されている感じになるし、そこまでは思って無いとか、アイツ程ではないとかね。
この【自分自身】がもっている【普通】の【嫌な部分】の【集合体】が【相模南】なのよ。
そういった意味で彼女もまた人間くさいのよ。
前も言ったけど我々は【観客】で【主人公】に【感情移入】してしまい物凄い【悪くて】【嫌】な奴に見えるんだけど
当の【比企谷八幡】が【相模南】の【弟】に初めて(原作では前に遊戯部とのエピソードがあります)あった時に
『お前アレの弟か?』
と若干、失笑気味で話している。
という事は【比企谷八幡】から見ればちょっと自信過剰で目立ちたがり屋の女くらいなもんで
そこいらに居る【普通】の【女子高生】
言い換えれば【人】なのW
だってそこまで【嫌】な奴なら【葉山隼人】だって【戸部翔】だって文化祭実行委員に推さないよね?
それに【三浦優美子】の陰に隠れてはいるがそれなりに目立つグループにいるようなので人望とか仲間もいるでしょ?
こういう人じゃないと現実問題、文化祭とかの行事でみんなが話聞いて動いてくれないでしょ?
また人は【自分】にライクな他人好きじゃない?
もちろん俺もそう!
陰キャな俺に隣に天使様が引っ越してきて飯まで作ってくれて、俺の隠れたイケメンっぷりを発見!
はい!ダメ人間のでっきあっがり~みたいなさ。
気持ちはわかる。
けれど【現実】は【相模南】的な【対応】や【態度】をされるのが関の山だ。
特に俺みたいなヤバいおっさんなら尚更だ。
ここで俺は提案したい!
【相模南】を【嫌】な奴と捉えずに、それが【普通】。
もしくは人なんて【そんなもんだ】って思えるよう努力する事を勧めたい!
【可愛いな】まで思えたら君はこの【現実世界】でも何も恐れずに
そう、あの天上君の様にチート能力で無双できるようになる!
ただし、精神的にだ。
容姿に関しては各々努力するように!
またこの【相模南】だけ物語のなかでほぼほぼ再登場しない。
原作では文化祭後の体育祭でも実行委員長するんだけど
この【俺ガイル】で唯一【比企谷八幡】に対して心の交流っていうか少し理解してちょっとライク?な感じにならないのよ。
ここも面白くて考えてみると
文化祭委員長のお助け依頼は【奉仕部】で受けた訳じゃ無くて【雪ノ下雪乃】が個人で受けたんだよね。
だから【相模南】からすれば【比企谷八幡】に言われた事や行った事は
言うなれば
横から関係ないアンタがしゃしゃってきて何様?
何でアンタごときにそこまで言われなきゃいけないのよ的な風にしか思えないのよ。
多分俺達でも【相模南】の立場ならそう思うよ。
そういうふうに【相模南】が思ったならその後【比企谷八幡】と関りたくはないよね?
たとえ言った事が【正論】だとしても。
また【相模南】の件は唯一【依頼者】の為ではなく【雪ノ下雪乃】の為に動いたってところもあるのかもしれない。
この何でもかんでも上手くはいかないし
誰でも彼でも好きになったはりしない
面白いよね~。
こういった意味では【比企谷八幡】にとって【相模南】は【人】って【こんなもんだ】とか
やっぱり【自分】は【こんな風に見られている】とか【感じられている】とか
また【相模南】に対して【こういう風にしか言えない】とかって言わば
人の性(さが)を認識できる重要な【キャラクター】なのでは無いだろうか?
こういう所が本当にうまいんだよ【俺ガイル】
よくこんなに人間描写が全ての【キャラクター】に出来るなって思う。
流石です!【渡航先生】!
ベタ褒めしたところでそろそろ結論を言おう。
人の性(さが)を感じる物語。みな人間くさいのである。身になって考えると面白い。