やはり俺の語る俺ガイルはまちがっている。~その10~ | 中年ブタ野郎柏健のアニメ的語りブログ

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アニオタの中年ブタ野郎です。
好きなアニメの事を適当に語っております

 

 物語にいろどりを。

 

 

 よく奥様方が食事の支度をしたりお弁当を作る時に

『いろどりが大事』

とか言うでしょ?

言わない?

意識高いか?

いや、あの昼間の料理番組でなんかやたら上から胡椒とかかけているイケメンの人も言ってたよ。

アレちゃんとかかってんのかね?

ほとんど皿の外って・・・ごめん、色々と憤りは感じるがこんな事語りたい訳じゃ無いんだ。

今回は、い・ろ・は・す・

そう、【一色いろは】【あざと可愛い】のである。

【比企谷八幡】が称して【当代一の大小悪魔】とか【世界一の後輩】とか言われているくらい【あざと可愛】んだよな。

【一色いろは】を知るとテレビで【あざと可愛い】とか言っている元アナウンサーがやっていた番組に出演させたい。

いやむしろ、その元アナウンサーに【あざと可愛い】とはコレだって教えてあげたい。

 

『ちょっとおじさん褒めすぎですよぉ。あっ?もしかしておじさん得意の褒め殺しで口説く気ですか?褒められて悪い気はしないですし私、年上は好きですけど女房子供持ちはまだレベルが高いので、レベルだけに私自身が経験値を積んでからじゃないと無理なので遠慮しておきますね。ごめんなさい。』

 

・・・見事に振られましたね。

傷心になりましたが気を取り直して。

しかしこの自意識過剰っぷりと頭の回転の良さには驚くね!

じゃぁ何故【一色いろは】は【あざと可愛いく】なったのだろうか?

そして【比企谷八幡】には【素】を【見せられる】のだろうか?

まず彼女の【あざと可愛いさ】を堪能してみよう。

まずはクリスマスイベントの時に【比企谷八幡】が【葉山隼人】に手伝って貰えば?といった後の彼女。

 

『ガチ大変だから葉山先輩はちょっと迷惑かけちゃうかなって。それに、こういうのって簡単なことを出来ないっていうか、ミスしたりするのがいいんじゃないですか~。(中略)では、よろしくです!(敬礼ポーズビシッ!)』

 

こんな子、いないから世間にwうちの会社の例の輩さ、もう彼女にメロメロだもんよ!

俺が真似したってキュンとするレベルだもん。アイツw

 

『よせやい』

 

次、またしてもクリスマスイベントの時のコミュニティセンターの前で。

【あざと可愛い】く【比企谷八幡】に声を掛けるシーン。

 

いろはす『せーんぱいっ!』(肩をポンッと叩く)

八幡『ああ』(素っ気なく答える)

いろはす『リアクション薄すぎませんかね・・・』

八幡『だってお前のそれあざといんだもん』

いろはす『やだなー素に決まってるじゃないですかー』(きゃはっ!と可愛い笑顔)

 

脚本調に突然なったのは置いといて、もう、たまらんね。

俺も

 

『せーんぱいっ』

って言われたいもの!

うちの会社さ輩とか横綱とかサンダーとか何だろ?江田島の塾生的な漢と書いておとこ。みたいな、詳しくは何とか書房館で、みたいなのしかいないのよ。

潤いが無いねぇ~w

いや油風呂だから潤ってるのか?

女子の絵が可愛くないからやっぱ乾いてるなぁ~思わず風を殴りに行きたくなるレベル。

いや、だからいろはすにレベル高いって言われてるんじゃねぇの?

マジで若い奴、笑えねぇって!

マジで恋する・・・もういいから。

五秒前から戻って。

さぁ皆様お待ちかねのいろはすに戻りましてラストはプロムのPVを取る時の八幡に手伝ってって言った時

八幡を見つけたいろはす。隣にちょこんと座って目を潤ませながら

 

『先輩。手伝って・・・くれませんか?』

『私。先輩の妹じゃないですからね』

 

もう【セルフプロデュース】が完璧すぎる。

間違いなく俺は手伝う。

むしろやらせてもらう。

いや、是非やらせてくださいまである。

では、なんでこんなにも【セルフプロデュース】言い換えれば【自分】の【可愛さ】が【わかっている】【一色いろは】は【比企谷八幡】に【素】を見せられるのであろうか?

そこを考えて見よう。

生徒会長選挙の依頼中の【折本かおり】達とのデートの時に【葉山隼人】は【一色いろは】とバッタリ会った時にこんな事を語っている。

 

 『いろはも君にはああいう姿を見せるんだな。いろはは色んな人に可愛い姿を見せたがる。きっと愛されたいんだろうな。だから素を見せるのは珍しいよ。』

 

【比企谷八幡】は俺には愛されたくないから素を見せてるって感じちゃってるけどね。

おそらく【逆】というか【素】を見せても【大丈夫】とか【安心】または【自分】と【同質】なものを【感じた】【わかった】のではなかろうか?

言わば【共通点】かな。同じ趣味とかでいきなり仲良くなったりするもんね。

 

『私はBLで友達ができました!』

【海老名】さん擬態しましょう。

【比企谷八幡】と【一色いろは】との出会いは生徒会長選挙の時が初めてで(原作ではその前の柔道大会の時に見てはいるが)この時【比企谷八幡】は【女子に嫌われるタイプ】と【感じている】。

まぁその証拠に彼女は勝手に生徒会長選挙に立候補させられていたのだが。

 

『私、けっこう悪目立ちって言うんですか?サッカー部のマネージャーやってたりして、葉山先輩とか上級生とも仲良しなんで~』

まぁ目立つよね。

しかも【女子】の【憧れの的】【葉山隼人】にすり寄っていくわけだから。【逆】に言えば【女子】から【嫌われる】わな。

『何なのアイツ』

ってな感じかな。

じゃぁ何で【一色いろは】は【女子】に【嫌われる】様な事をするのか?

おそらく彼女はその【容姿】の【可愛さ】故に【雪ノ下雪乃】同様に【周囲】の【女子】から【妬まれた】。

しかし彼女はそこで【男子】や【上級生】にすり寄る事で【自分】を【守った】。

それと【見返した】のでは無かろうか?

【一色いろは】も【同級生】の【女子】の中では【比企谷八幡】同様【ぼっち】なのである。

その証拠に【比企谷八幡】が彼女のクラスを訪ねた時に【一色いろは】は一人でお弁当を食べていた。

これも中々、高校生では【地獄】だよ。

後に彼女も語っています。

 

『わたし、こう見えて友達いないじゃないですか』

ここの

『ん!ん!』

って言って自販機で飲み物買わせるのもスゲ~可愛いんだよなぁ。

オッサン何本でも買ってあげるよ。何なら自販機丸ごとまである。

ヤバい足の裏がムズムズしてきたので話を戻すけど【比企谷八幡】が【ペシミズム 悲観主義】で【自己】を【守った】様に【一色いろは】は【男子】や【上級生】に【あざと可愛いく】見せる事によって【自己】を【守った】のであろう。

また【愛される】事によって【自分】の【存在】を【確認】してもらいたかったのでは無いか?

彼女【一色いろは】は【自分】を【わかって】いて【他車】に【わかってもらいたい】そして好きな【他者】の事を【わかりたくなった】人なんじゃないかな?

自分の容姿や置かれている境遇など【一色いろは】は冷静に判断してるのよ。

ただ【ぼっち】過ぎるのも【寂しい】じゃ無い?

だから彼女は同級生の女子には見切りをつけ上級生に【あざと可愛いく】接する事によって【他者】に【構って】言い換えれば【触れ合いたい】のだろう。

【自分】を【認識】されたいが為に。

俺さ【俺ガイル】全体を見て思うんだけど【青春】ってまぁ言わば【思春期】って誰しもがぶち当たるんだよね。

【自分】って何だろう?

何で分かってくれないんだ?

【孤独感】って言うのかな。友達とウエィウエィ言って盛り上がってても空しくなる【虚無感】とかホント上手いよね。

俺、この作品で本当にあの頃の【自分】の【気持ち】とか【トラウマ】にけりがついたもん。

なるほどなぁ~ってさ。

壊れかけたレディオから哀愁が漂ってきそうなので涙を拭って先に行こう。

そう、俺は思春期を乗り越え更年期に入りだしたオッサンなのだから!

この【一色いろは】と【比企谷八幡】の【共通点】は【ぼっち】以外に【クズい】と【頭の回転が速い】もそうだろう。

ここも面白いんだよなぁ~。【俺ガイル】のこういう所も最高なんだよな。

【比企谷八幡】が遅刻してきた時も

 

『重役出勤ってあるじゃないですか?エリート志向の高い俺は今から重役になった時の予行演習をですね。そもそも遅刻が悪いという認識が間違いなんですよ。警察は事件が起きてから初めて動くしヒーローは遅れてやってくるのが定石です。だからといって彼らを責める者がいますか?これはもう逆説的に言って遅刻は正義なんですよ。』

この【自分】の遅刻を【正当化】しようとする【頭の回転の速さ】と【クズさ】ね。たまらんもんね。

負けじと【一色いろは】もチョコイベントの時に

 

『合同にして向こうから予算を引っ張ってこれるならベストじゃないですか~。わたしも義理チョコの代金が浮いてラッキーみたいな!』

義理チョコを配らないと【可愛く】見られないから困るけど、そんな人達に【自分】のお金使ってまではなぁ~。そうだ!学校のイベントにして海浜総合高校呼んだら【自分】のお金使わなくて済むぅ~超ラッキー!わたし超頭いい!

チョコ作るって事からここまで考えられる【頭の回転の速さ】完全に【クズい】ですねw。

後のプロムの際に初めて会った【比企谷小町】に対しても

 

『先輩の妹・・・。あ、お米の人。』

『お米?小町です!小町の名前は小町です』

『可愛いニックネームじゃないですかー。初対面の女子はこうやって呼び方でちゃんと序列つけとかないと後で揉めるし』

この、きっちりと自分より【後輩】の【比企谷小町】に対して【立場】を分からせようとする辺りの【クズ】さも爆笑なんだよね。

それとイニシャルの件、前に語ったでしょ?

【一色いろは】は【Ⅰ・Ⅰ】。

【比企谷八幡】は【H・H】。

【H】の次がアルファベット順だと【I】。

【比企谷八幡】の次に【クズい】のは【一色いろは】。または【HE 彼】と【Ⅰ 私】は【クズ】い【同士】なのである。

 

『は?何言ってんだコイツ!』

また怒られましたね。なんか嬉しくなるのは何故なんだろう?だいぶ俺もクズいオッサンになってきましたね。

でもね、シリアスになりがちな物語にいいスパイスを効かせてくれるのよ。

【きっと女の子はお砂糖とスパイスと素敵な何かでできている】ってホントそう思うわ。

余談だけど落語とかやる【寄席 よせ】ってあるでしょ?

【演芸場】とも言うかな。

そこで色々な【咄家 はなしか 落語家】さんが入れ替わり立ち代わりで出演するんだけど、その合間、合間で【手品師】とか出て来るんだ。師だよ先輩じゃないからね。

寄席にあんなドジでエッチな・・・いや、僕はそういう事には誓って興味ありません。

種はありますが仕掛けはありません。

あ!俺ね、演芸場の舞台の上に立った事あるのよ。

あのスマイルポイントのオレンジの人が俺の御贔屓で良く落語、見に行ってたのよ。

うちの次男もその人から名前貰って付けたんだけど、そこで話の合間に出てくる手品師のお姉さんにいきなり舞台にあげられてさ、手品のお手伝いさせられたのよ。

お客さん満員で演者の人ってこういう光景を見てるんだって思った。

ごめんね。ちょっと自慢したかったのw

話がだいぶ逸れましたが、え~お後がよろしいようで話を戻して【大道芸人】とかが出てくるの。

その人達の事を【色物】って言うのよ。

現代じゃ【色物扱い】とかって良い意味で使われないんだけど、これって話ばかり聞いてるとダレるでしょ?

飽きるっていうかな。

それで合間、合間で【彩り いろどり】を添える為に出てくるのよ。

で、その人達だけ演目の出演者の名前の色が黒じゃなくて朱だったのよ。

やっぱり何事にもいろどりは必要なの。

!?だから特撮ヒーローは赤とか青とかピンクなんだ!

 

『あ、そういうのいいんで。』

べっ~。また怒られちゃった。ありがとうございますテヘペロよーこ。

シンケンにガガガっと話戻るけど、また【一色いろは】の【比企谷八幡】に対する【恋心】や【雪ノ下雪乃】と【由比ヶ浜結衣】に対する【優しさ】とか【気遣い】も良いよねぇ。

この子も【嬉しかった】んだろうな【自分】を【無条件】で【受け入れて】くれる言わば【わかって】くれる【先輩】達が居て。プロムの時の

 

『可愛い後輩の、可愛いワガママに付き合わされて、なあなあの関係続けるのって悪くなくないですか?・・・いい訳わたしがあげてもいいですよ?』

自分の【セルフプロデュ―ス】を忘れず、尚且つ先輩達の事を想って【気を遣う】いろはす!最強かよw

俺、この【俺ガイル】のキャラクターに対してもはや実在の人物って感じちゃうからダメよ。

真剣にこの子達の未来とか考えちゃうもん。

きっと良い人現れるよって思ちゃうw

【俺ガイル依存症】とかって世間では言うみたいだけど俺は【俺ガイル中毒】通称【俺中】だもん。

なんか、なんでも【俺ガイル】に置き換えちゃうw

では最後に俺がナーヴギアを被りダイブし【比企谷八幡】に成りきって話した【後輩】について論じた事を語ろう。

 

リンクスタート!

 

後輩

 

 後輩とは学生で言えば一学年以上、下の者。

 職場で言えば自分より後から入ってきた者を指す。

時に甘えて頼って来てお兄ちゃん気分やお姉ちゃん気分にさせてくれる。

また仕事が分からない奴に教える自分、超カッコいいと思わせてくれる。

しかし、その可愛さに騙されてはいけない。

一度牙を剥けば傍若無人な態度で地獄にさえも落とされかねないのである。

まさに後からやって来た【輩やから】なのである。

【輩】とは世間一般で言えばちょっとヤバい系でイケイケの人達の事を指す。

つまり【後輩】とは可愛さに付け込んでくるとんでもない【輩】なのである。

だが考えてみよう。

そんな事を言う俺は【先輩】なのだ。

しかるに実は俺も先にいた【輩】だったのだ・・・

 

結論を言おう

 

 世の中の奴らみんなろくでもない。

 

 

『え?ちょ、ちょっと待ってもらって良いですか?こんなのっておかしくないですか?だって、これってわたしの事を語ってくれてたんですよね?ちゃんと終わらせましょうよ。ホント・・・(耳元で小声で)責任・・・とってくださいね』

 

・・・いやぁ~ドキッとしましたね。

 

うん、グッと来たところでちゃんと結論を言おう。

 

 

 ごはんもお話もいろどりがないとやっぱり味気ない。