はるかぜは気まぐれに吹き抜ける。
『ひゃはろ~』
美人なお姉さんの登場よ!
お姉さんって良いよなぁ~。
って俺よりも年上だと・・・世の中の大半をまたしても敵に回すところでした。
しかしアレだね?
未だにキレイ目な格好している女性に会うと【お姉さん】って思うの何でだろう?
俺の方が確実に年上なのにさw
歯医者の女の先生なんて俺に対してため口だもん。
俺は敬語なのに・・・若く見られている?
いや精神年齢がばれているのか?
まぁ車のカギにアニメのラバストいっぱいついてますけど何か?
でも悪い気はしないの。
やっぱお姉さん。
憧れちゃうから。
さて今回は憧れの【お姉さん】【雪ノ下陽乃】さんを丸裸にして語りたい。
うふふふふ。
絶対いい匂いする!・・・さぁ、うちのお姉さんが怒り出す前に始めましょう。
行くわよ!
【俺ガイル】の登場人物の中で一番【謎】なのが【雪ノ下雪乃】の【姉】の【雪ノ下陽乃】であろう。
このお姉ちゃんホント【不思議】言い換えれば【謎】。
悪く言えば【厄介】だよね。
ウザい先輩だな。
さんさんウィークだな!
【容姿端麗】で【文武両道】。
【スタイル】は良いし【外面】も【人懐っこく】てさ。
俺なら告って軽くあしらわれて直ぐ撃沈間違いないな。
まぁそんな事無いから今の俺はスタイルの良すぎるドメスティックな嫁と・・・やめろ!薄くなった頭を撫でるな。
いや、まぁ悪い気はしない・・・この手で飼いならされてきて早二十数年みんな気をつけろ!酔っ払いのたわ言はこれくらいにして語りにもどりますか。
えっと【雪ノ下陽乃】を【比企谷八幡】は【強化外骨格】が凄いと【揶揄】していたが。
この【姉】ちゃんが、やたらと【妹】の【雪ノ下雪乃】に、【ちょっかい】出してかき回すんだよね。
時に【面白がって】時に【意地悪】にさ。これ何でなんだろう?ちょっと考えてみますか。
『お姉さん勘のいいオッサンは嫌いよ。』
ちょっとドキッとしました。
えっと語りその六で触れたけど俺は【雪ノ下陽乃】と同じで二人【兄弟姉妹】の【上】。
【長子】って事だね。
この辺りから考えてみると俺的に彼女の【行動】や【言動】に【違和感】を感じないのよ。
【長子】って言うのは【下の子】【妹】の事が【可愛い】と思う【気持ち】言わば【心理】と【何でそんな事わからないの】という【苛立ち】言わば【感情】が【混在】するからだ。
語りその八で【平塚静】先生が【比企谷八幡】に言っていた事はこの事である。
【心理】と【感情】はイコールじゃ無いのよ。
むしろ人間はこうなのである。
ただこれが【歳】が近い【姉妹】の【姉】で【二人】しかいないし【家庭環境】が【厳しい】のでやたらと【強い】のである。
言わば【ライバル】に近いというか、なってもらいたいのかな。
世紀末にいた一子相伝の拳法家が言っていた【強敵】と書いて【とも】と読む的な感じ?わが生涯に一片の悔いなし!
まぁあれも兄弟ケンカだな。
世の中巻き込み過ぎだが・・・これ【雪ノ下陽乃】から【妹】の【雪ノ下雪乃】をに対して早く【私】の所、言わば【土俵】に上がって来て欲しいのさ。
俺の話をするけど、俺は両親がわりと歳を取ってから生まれた子なのね。
で両親は【一人っ子】でも良いかなって、思ってたらしいのよ。
で、俺ん家は親父が遊び人でほとんど家に居ないの。
お袋は働かないと飯が食えないから働くでしょ?
もう俺は【寂しくてさ。】で子供ながらに両親に頼んだらしいの。
【兄弟】が【欲しい】って。
それで【弟】が生まれたんだ。
もう【嬉しくってね】俺さ。
当時の事覚えてるもん。
病院の待合室で生まれてくるのを待ってた事さ。
その後、親父は遊び癖が治らなくてお袋は家を出るのよ。
俺たち連れて。
当時俺は小二だったかな。
【弟】は近くの保育園に入れたんだけど。
俺が学校から帰ると知らない家に一人なのよ。
まぁ~た【寂しくてね。】小三になれば保育園に迎えに行けたからさ、早く【歳】を取りたいって思ったの。
そうしたら【弟】を迎えに行ける。
【寂しくない】ってね。
それと同時に【弟】が早く【俺】の【歳】にならないかなって思ったの。
そうしたら【同じ様】に遊べるし、俺の言ってる事【わかってくれる】のかなってね。
ごめんね、こんな見ず知らずのオッサンの思い出話しちゃって。
これ、どういう事言いたいのかって【雪ノ下陽乃】は【姉】でしょ?
それでいて俺の【家庭環境】とは違うけど、ある意味【厳しい】家であるが故の【孤独】で【寂しかった】んじゃないかな?
それで【妹】の【雪ノ下雪乃】に早く【成長】してもらって【同じ】【楽しさや】【苦しみ】を味わう【ライバル】になってもらいたいんじゃないのかな?
で無いと【張り合い】が無くて【つまらない】し。
【共感】してくれないじゃん。
【雪ノ下陽乃】の言わば【厳しい】【家庭環境】に一番近くで【共感】言い換えれば【わかる】のは【妹】の【雪ノ下雪乃】以外にはいないのだから。
ここは【心理】だよね。
ただ【雪ノ下陽乃】には【家業】を【継ぐ】という【宿命】がある。
ここが彼女を【苛立たせる】のである。
ここが【感情】なのかな。
彼女は【妹】の【雪ノ下雪乃】に対しておそらくこう言いたいのである。
あなたは【私】と違って【自由】の身であって【好きな】事ができるのに何で私の【真似】ばかりして【自分】で【選べないの】。
これも複雑な【姉】の気持ちだね。【雪ノ下陽乃】はこんな事を花火大会の時に言っている。
『昔から変わらないなぁ、お揃いで、おさがりで。』
ここの表情が何ともいえないんだよね。
悲しいとか空しいとかさ。
入り混じっちゃってね。
【雪ノ下陽乃】も彼女は彼女でやっぱ【ぼっち】なんだよね。
同じ【立場】の【他者】が居ないからね。でもね、この【雪ノ下陽乃】にはもう一つ【特徴】と言うか【性質】が有って。
これね【渡航】先生が本当にすごいなって俺思うんだけど。
【俺ガイル】ってさ結構、こっちが言わば【見ている】俺達が【深読み】しちゃうでしょ?
俺も何回も深いなぁ~って言ってるし。
だから全てのセリフとか表情に意味を求めちゃうっていうのかな。
自分が【比企谷八幡】みたいに考えちゃうでしょ?
でもね、この【雪ノ下陽乃】は言うなれば【その日】【その時】の【気分】で言ってる時があると感じるのよ。
俺、ここが凄いなって思うの。
普通キャラクターってこんな性格でって割とそこからずれないし、いやな奴でも実はこうでした。
みたいな事が多いと思うんだけど、この人はそんな事無いのよ。
言わば【本当】の【人間】らしいんだよね。
これ中々だよ。俺達もあるじゃん?
昨日は話してて楽しかったけど今日ちょっとした事言われてムカついたとかさ。
なんか今日はイライラするから他人に当たるとかさ。
自分に直接関係無いけど面白そうとかね。
この【雪ノ下陽乃】を描いた【渡航】先生の脳ってどうなってんだろう?
またこの【雪ノ下陽乃】を演じられた【中原麻衣】さんや演出をしたアニメの【制作陣】に称賛を送りたい。
ホント人って事をよく【理解】してるなって思う。
この【雪ノ下陽乃】の事が【嫌】だって思わせたらシメシメだったんじゃないかって思います。
マジ尊敬です。
『マジ、リスペクトじゃね。』
大体悪い奴は友達とか言い出し戸部りそうなので話を【雪ノ下陽乃】に戻そう。
だから彼女は【妹】の【雪ノ下雪乃】や【比企谷八幡】に対してああいうものの言い方をするのよ。
態度になるのさ。
【心理】では【可愛くて仕方がない】んだけど【妹】の【態度】や【行動】とか【気持ち】に【感情】が【苛立つ】し【なんか正直に話すの、カッコ悪い】とか【なんかわからないけど嫌味や冷やかし言おうかな】とか【全部話すとつまらないな】とかってなるのよ。
『自分で考えなさい』
とか
『また頼るんだ。昔はそれでも可愛かったんだけどね』
とか中々に手厳しいのよ。
また彼らの三角関係とか見てて【面白そう】とか思うのさ。
この感じが【比企谷八幡】とか【雪ノ下雪乃】に感情移入している我々には【変】とか【嫌な人】とかに映るんだよね。
ある意味この【俺ガイル】の中で一番【人間くさい】んだよね。
でもね【雪ノ下陽乃】は【近しい】言わば【興味】のある人にしかその【感情】とかは見せないの。
【比企谷八幡】に【強化外骨格】とか言われるほど【外面】が良いから。
では何故?
彼女はそんな事を言うのだろうか?
やはり彼女も【嫌味】とか【ちょっかい】を出す事によって【存在】を【認めて】もらいたいからなんじゃないかな。
彼女も
『隼人も見つけてもらいたかったんだね』
と語ってるし。
【雪ノ下陽乃】には【家業】を【継ぐ】っていう【宿命】があるから【自分自身】ではどうにもならない事がある分【自分自身】が【わからない】んだろうな。
ある意味【存在】が【無い】のよ。
だって【親】とは言え【他者】に【人生】を決められちゃっている訳だし。
姉妹揃ってアイデンティティークライシスな。
だからそこで【どうにもならない事に】対して【あがき】【苛立ち】【諦める】のよ。
これも悲しいよね。我々もみんながみんな【好き】な【人生】を歩んでいる訳じゃないけど、【能力】が高く【優秀】であるが故に我が身として考えたらやっぱ辛いね。
やりたい事したいじゃん?俺みたいに人類の末端で生かさせてもらっている輩ならいざ知らずw
皆様ありがとうございます。
みんなの為に出来る事始めようSDGSっと!みんなは可能性あるからな。
行け!行けー!走れー!
俺の夢を乗せて走れテイオー!
先ほどフィギュアが届きました。
イェイ!テイオーさ北海道の親戚の牧場で放牧してた事あるんだ・・・違うそんな話じゃない。
語りを劇的に復活させよう。
【平塚静】先生も言ってたもんね。
『優等生では無かった』
って。多少、道を外さない程度には荒れたんだろうな。
まぁ彼女は盗んだバイクでは走り出してはいないだろうけど。
窓のガラスも割っちゃだめだよ。
感傷に浸りすぎる世代を卒業して、まだ【雪ノ下陽乃】は【二十歳】だもんな。
いくら【比企谷八幡】達よりも【大人】だって言っても、まだ【納得】できないよ。
もうすこし【大人】の【平塚静】先生くらいになると彼女の言葉通り【帳尻】が有って何となく【まぁ良いか】ってなるんだろうけどね。
また【雪ノ下陽乃】は【長子】で色々な【成功体験】があるから【母】の【期待】に【応えたい】って思う【矛盾】もあるのよ。やっぱ【子供】って【親】の【期待】に【応えて】【褒められる】のは【嬉しい】。
ってのはそうだと思うんだよね。
また【期待】に【応える】為に【演じられる】って事なのかな。
ここが【比企谷八幡】曰く【強化外骨格】なんだろうね。
プラスの意味では【応えたい】でマイナスの意味では【これで良いんでしょ?】かな。
この二つの【矛盾】が【雪ノ下陽乃】の【謎】に感じるんだよね。
また、この【演じて】しまうが故にこの人は【酔えない】んだね。
【演じてしまう】っていうのは【自分】を【コントロール】しなきゃ、むしろ、しているかな。
だから、ある程度【冷静】さが必要だから場の【空気】や【ノリ】なんかで【求められている】【自分】を【演じてしまう】んだね。
【長子】っていうのは【家庭】の【子供】の中では【学校】などの【新たなコミュニティ】の【開拓者】になり、ある意味【他者】からの【保護】は無いので【失敗】が【許されない】【立場】なので常に【冷静】さが【必要】なのよ。
逆に言えば下の子はよくも悪くもアイツの【弟・妹】だろ?
と【認識】される事が多いので【無】からの【開拓】では無いから【心】の【安心感】が違うのだと思う。
俺も【長子】なのでやっぱり【酔えない】もの。またべたつく感じの人付き合いも苦手だ。
『やめろってぇ~。マジやめろよぉ~。ふざけんなよぉ~』
みたいなねw
あ?そういうのを【批判】している訳じゃないよ。
それは個人の好みね。
【雪ノ下陽乃】が【比企谷八幡】に言った
『あなたは酔えない』
は間違いないと思う。
おそらく引きこもりとかの子もこの【開拓】に失敗した【長子】の方が多いんじゃないかな?知らんけど。
ここまで語って来るとこの人は本当に【人間くさい】のよ。
今までの人生で諦めた事や後悔もあるんだけど妹が家を継ぎたいと言えば、応援もしてあげたいし、私の二十年を返せってその時は思うの。
やりたくもないけど、やっても良いかなとか。
じゃあ今までの私のしてきた事は何だったんだろうとか色々な気持ちが同時にあるから。
彼女【雪ノ下陽乃】は【自分】のすべき事や【立場】は【わかる】けど【自分自身】の【気持ち】が【わからない】と言うか【定まらない】かな。
けど【他者】のすべき事は【経験上】【わかる】し【わからせたい】んだね。
ただ【二十歳】なので【平塚静】までは色々な事が【わからない】のさ。彼女のイニシャルは【Y・H】言わば【雪ノ下雪乃】と【比企谷八幡】の【ハイブリッド】なのよ。
だから【雪ノ下陽乃】はあっち行ったりこっち行ったりしてる【謎】な人に見えるのさ。
イニシャルの件で【平塚静】の事を【比企谷八幡】の先に居ると言ったが。
【陽乃 H】の先にもいるって事なんじゃないかな。
この【雪ノ下陽乃】のその後は【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 新】で描かれていて俺的に嬉しかった。
ちょっとお高い金額でしたが出すだけの価値があったよ!
ブルーレイの特典小説なのであまり語りたくは無いが彼女達を育てた【お母さん】なんだよ。
分かるでしょ?
だって彼女達って結局【他者】の【痛み】が【わかる】くらい【優しい】し、それに彼女達の【お父さん】がねw。
【お父さん】は【やはり俺の青春ラブコメはまちがっているアンソロジー】で読めるから読んでみて。
なるほどねって思うからさ。
【雪ノ下陽乃】って好きなんだよね。俺、【お姉ちゃん属性】かもな。
さがみんとかサキサキもお姉ちゃんだし。
五つ子ちゃんの長女なんて離婚してでも付き合いたい。
花嫁にした・・・うちのドメ嫁もお姉ちゃんです。
はい。いやぁ~危うく抱き枕燃やされる所だったわ。
『ん~お姉さん泣いちゃうよぉ~。』
夢を見るのは500パーセント忘れて、なんだかんだ言っても【妹】思いで【優しい】のよ。
【比企谷八幡】に対して厳しい事言うのも【私の可愛い妹に対してちゃんとハッキリしなさいよ。
とか、あの子はあのままじゃ自立できないから心配】って言ってるんだろうし。
【由比ヶ浜結衣】に対しては【私の妹に対して貴方は本当に友達になってくれるの?とかあなたの恋心はいいの?】って言いたいんだろうし【妹】のいじめを【助けられなかった】【葉山隼人】には【どうして可愛い妹を助けられなかったの?】っていう【感情】が【湧いて】来るんだろう。
【共依存】の時も【あなた達、本当にそれで良いの?私みたいに後悔するよ】みたいな感じなんだろうな。
まぁ言わば【上の子】は【お節介】焼きたがるの。わざわざ文化祭に出て見たり、進路相談会に来てみたりさ。
【妹】が可愛くなかったら面倒くさくてやらないって普通。照れくさいくせにさ。
最後のプロムの時【雪ノ下陽乃】は【嬉しかった】んだろうなぁ。
その前のプロムの時には【普段着】だったけど【妹】の【雪ノ下雪乃】の事を【本当】に【大切】で【特別】だって思ってくれる言わば【わかってくれる】人が居たんだから。
だから彼女は【正装】で【答えた】んだろうな。
『雪乃ちゃんにはもったいないなぁ』
お姉ちゃんのご機嫌が良い所で結論を言おうかな
はるかぜは時に冷たいがやはり暖かな季節を運んでくる。