やはり俺の語る俺ガイルはまちがっている。~語りその8~ | 中年ブタ野郎柏健のアニメ的語りブログ

中年ブタ野郎柏健のアニメ的語りブログ

アニオタの中年ブタ野郎です。
好きなアニメの事を絡めて適当に語ってあります。面白がってくれたら嬉しいです。

 

先人の言葉に酔いしれながら静かにかみしめたい。

 

 

 いつだかヤホーニュースのアニメ史上で教わりたい先生ランキングなる記事が載っていた。

一位・安西先生。

『諦めたらそこで試合終了だよ。』

?そりゃそうだ。

いかん、いかん。つい心の声が駄々洩れになってしまった。

ごめんなさい!

まぁ、この投票したみんながみんなアニヲタとは言わんけどさ、もうちょっとあるだろうよ?

と自分勝手な憤りを感じた事を思い出す。

確かにあの言葉に三井君は救われその後、目がチカチカしてもバシバシ3pシュート決めるんだけどさ。

って、ごめん、また愚痴ってしまった。

いや、彼さ、うちの弟と同じ名前・・・しっかりしろ俺!

まだ語りは終わってないぞ!

やっぱり俺が思うアニメ史上最高の教わりたい教師といえば【平塚静】先生である。

ちゃんとヤホーニュースの記事にも投稿しておきました。

【平塚】先生しか勝たんとw

今回は彼女の事を考察し彼女の【金言】に酔いしれたい。

 まず【平塚静】が【比企谷八幡】を【奉仕部】に何故【入部】させたのかを考えてみたい。

物語冒頭のあの作文が【起因】になっているのだが。

余談だがこの作文のラストがアニメでは【砕け散れ】だが【原作】では【リア充爆発しろ】である。

ヲタクの成海どんもこの言葉はいてたな。

おれは太郎と花ちゃんの恋にエモくなるな。

彼女、美人の男装レイヤーでさカッコいいのよ!後、オープニングの指ちょんちょんが最高に上がる・・・ごめん話が難しくなるところでした。

それな!

セーブデータを戻してここが最終回の【平塚静】の【比企谷八幡】に対する言葉に掛かっている。【比企谷八幡】の

『十年前のセンスじゃねえか』

とのセリフも原作の完結までにおよそ十年だった事に掛かってくる。

得した所で話を戻そう【平塚静】は【国語教師】である。

おそらくこの作文を読み、また彼の普段の【ぼっち】ぶりからこのまま【他者】との【関わり】が無くなるとまずいと【読み取った】言い換えれば【わかった】のではなかろうか。

また【雪ノ下雪乃】にも同様の事が言えよう。

【平塚静】は【姉】の【雪ノ下陽乃】の【先生】でもある。

彼女達【姉妹】を【比較】した時に圧倒的に【雪ノ下雪乃】が【他者】との【関わり】が無いと思ったのは想像しやすい。

そこで負けず嫌いの【雪ノ下雪乃】をけしかけ【奉仕部】を作ったのではないのだろうか?

【奉仕部】は【人助け】をする部活なので、言わば【強制的】に【他者】と【関わらなければ】いけないからだ。

では何故【平塚静】は彼らに【他者】との【関わり】が無ければまずいと思ったのか?

彼らは【ぼっち】であるが故【自己信念】が強い。

これが悪い訳ではないが、ある【一定】の【価値観】に偏ってしまう。

いわば【他者】イコール【悪】だと【捉えて】しまうからだろう。

しかし【他者】と【関わらない】のでは【現実世界】では生きて行けないのである。

もしくは【他者】が【存在】しない【世界】は無いのだ。

だからこそ【平塚静】は千葉村での林間学校時に【周り】と【上手く】やれと言ったのであろう。

これもおそらく【自分】の【経験】から来る【わかった】事なのでは無いか。

彼女も【過去】に【比企谷八幡】や【雪ノ下雪乃】のように【悩み】【苦しんだ】事があるのだろう。

言い換えれば【彼ら】の事が【わかる】のだろう。

このあたりが彼らを【奉仕部】に連れてきた理由ではないか。

次に、そもそも彼女は何故【男装】なのだろうか?

長い黒髪にふくよかな胸で美人である。

モチーフは【鎌倉】繋がりで【源義経】の嫁の【静御前】何だろうけど。

見た目で言えば【究極】の【雪ノ下雪乃】。

【パーフェクトゆきのんアラウンドサーティー】ってなもんで、なんか狂四郎が作ったⅯSみたいでカッコいいな。

このままプラモシュミレーションしてフルスクラッチの武者MS出すまである。・・・もう言いたくないけど若い奴わからないって。肩をボンボンと叩かれたので話を戻そう。

彼女が所謂(いわゆる)女性らしい【女装】をしているのは原作の従妹の結婚式で【比企谷八幡】にバッタリと遭遇しその後二人でラーメンを食べに行った時と千葉村での林間学校の時の水着、嫁度選手権のウエディングドレスだけだと思う。

言わば非日常時である。

では何故、彼女は常日頃スーツのベストにパンツとネクタイいう様な姿なのであろうか?

そこに煙草とカッコいいスポーツカー。

もはや似合うのは西部署の大門刑事くらいしか見当たらない。車爆破し過ぎてしかもあのひろしがぽっぽとか呼ばれ・・・ふぅ~みんな話させるのうめぇな。

渡先生が原作なだけにつまびらかに軍団語る所だったぜ。

『君は脳まで腐っているな!』

怒られたぜ!断腸の思いだが話を戻そう。

これキャラクターの設定とか彼女のポリシーって言えばそれまでだけど、あえて深読みしてみたい。

彼女ほどの【容姿】を備え彼女自身も事あるごとに【結婚】したい。あるいは出来ないと言っている。

本気で【結婚】したいので有れば普段から【異性】を【意識】している【格好】をしていれば良いのでは?

と思うのが当たり前だと思う。

確かに彼女の登場シーンは学校内もしくは学校業務の中がほとんどで体育教師がジャージ的な感じなのかも知れない。

ただこれ【俺ガイル】だよ。そんな簡単なもんかね?

【女性】が何故【男装】なのかって考えると【女性】として【見られたく】無い、とか【意識】して欲しくないって事なんじゃないかと。

今までの【人生】でおそらく何かあり【男装】をし【男性】のような【振舞い】をする様になったと考えるのが妥当では無いか?【男装】の【麗人】として俺が思い当たる人に二人いる。

一人は宝塚歌劇団や、ん?帝国華撃団じゃ無いよ。

走れ~高速のていこ~く華撃団ん!。

この最後の『ん』が気持ちいいんだよな!

後、推しのキャラはマリア・タチバ・・・オッサン!太正浪漫から戻って来い。おいおい話をセガすなよ。

話を元の舞台に戻そう。

アニメや漫画でお馴染みの【ベルサイユのばら】の主人公【オスカル】。

確か彼女の家は代々フランス王家の近衛師団長の家柄で【男子】の【世継ぎ】が生まれなかったので、【女性】とばれないように【男性】ぽい名前と【男装】をさせられた。

うる覚えじゃないよ、うろ覚えだよ。

もう一人は【川島芳子 かわしまよしこ】。

こっちは実在した人物だね。

簡単に言うと第二次世界大戦中に日本軍のスパイとして暗躍した人だね。

この人は元々が清朝(現在の中国)の皇族の娘なんだ。それが日本人の川島って人に養女として出されて、その時に川島っていうオッサンが乱暴してショックで髪を切り【男装】したらしい。

この辺りを詳しく知りたい人は本屋さんへどうぞ。

この二人に【共通】するのは【人生】において【宿命的】に【逃れられない】または【逃れられなかった】言わば【悲しい】【経験】の事なんじゃ無いかと。

まぁどちらもフランス革命と第二次世界大戦の時なので現代と違って【自由】は少ないので照らし合わせるのは多少無理があるとは思うが。

ただそれでも【平塚静】との【共通点】がそこにはあると思うんだ。

話を【平塚静】に戻そう。

【比企谷八幡】が【海浜総合高校】とのクリスマスイベント時に彼女は彼を車に乗せ美浜大橋まで行き彼から話を聞いた。

クリスマスイベントが上手く行ってない事と生徒会長選挙以後の【奉仕部】が上手く行ってないと話す【比企谷八幡】にこんな事を語っている。

ここから【平塚】先生の言葉に酔ってみよう。

『心理と感情は常にイコールじゃない。時にまったく不合理に見える結論を出してしまうのはそのせいだ。(中略)問題の根っこは一つなんだよ。心だ。』

 

『分からないか?ならもっと考えろ。計算しかできないなら計算しつくせ。全部の答えを出して消去法で一つずつ潰せ。残ったものが君の答えだ。』

 

『なら計算が間違っているか、見落としがあるのだろう。また計算のやり直しだな。(中略)考えるときは考えるポイントを間違ないことだ(中略)この場合なぜ傷つけたくないかこそを考えるべきなんだ』

 

 『大切なものだから傷つけたくない。でもね比企谷。傷つけないなんてことはできないんだ。人間、存在するだけで無自覚に誰かを傷つけるものさ。生きていても、死んでいてもずっと傷つける。関われば傷つけるし、関わらないようにしても、そのことが傷つけるかもしれない。けれど、どうでもいい相手なら傷つけたことに気づかない。必要なのは自覚だ。大切に思うからこそ傷つけてしまったと感じるんだ。誰かを大切に思うということはその人を傷つける覚悟をするということだよ。』

 

もはや悶絶である。

おい、見たか?聞いたか?安西先生とか言ってた奴。

この【金言】の数々!これだよ。これ!

またしても涙腺崩壊である。

アニメの先生にこんなに深い事を言われるとは。

これだけの事をはたしてどれだけの【大人】が言えようか?

また【人生】において【感じ】【理解】していようか?

この言葉は【平塚静】が【人生】において【経験】し【悩み】【考え】【わかった】からこそ語れるのであろう。

この後、彼女はこう言っている。

 

 『お互いがお互いのことを想えばこそ手に入らないものもある。けれど、それは悲しむべきことじゃない。たぶん誇るべきことだろうな』

この言葉に対し【比企谷八幡】の

 

 『きつくないですか?』

との問いに

 

『うん、きついな。でもできる。わたしがそうだったからな。』

 

と【平塚静】は答えている。

この部分で彼女がこのような【経験】をしているという事が伺える。

誰かを【大切】に思い【傷つけた】。もしくは【傷ついた】だ。

この会話の結びに【平塚静】はこう残している。

 

 『君たちにとっては今この時間がすべてのように感じるだろう。だが決してそんなことはない。どこかで帳尻は合わせられる。世界はそういうふうにできている。(中略)この時間がすべてじゃない。でも今しかできないこと。ここにしかないものもある。今だよ比企谷。今なんだ。考えて、もがきくるしみ、あがいて悩め。そうでなくては本物じゃない。』

 

もう本当に【金言】だね。

この先生を語るだけで居酒屋朝までコースあるよ。

今後この先生を超える人出てくるのかね?

この全体の会話で気付くと思うんだけど過去に【平塚静】は【比企谷八幡】や【雪ノ下雪乃】の様な【苦悩】を抱えた【経験】をした。

ここからは俺の勝手な想像でしか無いが、その事が【起因】で【女性】として【オスカル】や【川島芳子】のような【悲しい】【経験】をしたのではないだろうか?

例えば【宿命的】に【逃れられない】【別離】あるいは【死別】とか。

相手の心に【踏み込め無かった】が故の【失恋】とか。

こう考えるとモチーフであろう【静御前】も【源義経】と【悲しい】【別離】があったな。

また【平塚静】の美貌に対する【妬み】とかね。

だから【平塚静】は【男装】の【麗人】なのでは?

こう思う俺の推察は飛躍し過ぎているだろうか?

しかし彼女【平塚静】はそういう【経験】を乗り越えて【わかって】きたからこそ【比企谷八幡】に【金言】を与え【導いて】行けるのだろう。

そうでなければ彼女の【言葉】にあれほどの【説得力】は生まれないのである。

【人は行ったり経験した事しか返ってこない】のである。

彼女【平塚静】は【自分】自身の【経験】や【学んだ】事があるが故に【自分】がこうすべきと【わかる】のだろう。

だからこそ【他者】の【感情】が【わからない】また【わかりたい】と【願う】【比企谷八幡】と【わかって欲しい】と【願う】【雪ノ下雪乃】を【見守り】【導いて】行けるのでは無いか?

【わかっている者】として。

ただ【答え】は【与えない】のよ。それは【奉仕部】の【理念】に【反する】からだ。

【もがき】【苦しみ】【足掻いて】【悩む】から人は【成長】し【本物】に成っていくのだから。

物や答えを教え与えるのがその人の【苦】を除く【人助け】では無い事を【平塚静】先生は【わかっている】から。

彼女も彼女で【自力本願】の【行者】なのであろう。

【先生】とは呼んで字の如く【先に生まれし者】もしくは【先に生きている者】。

【平塚静】はやはり【先】に【経験】し【わかっている】から彼らを【導いて】いけるのだ。

彼らは本当に良い【先生】に出会えたと言える。

【平塚静】のイニシャルは【H・S】で【八幡】より【先】にいて【わかっている】だ。

コップの水はこぼれないと・・・いや今時の子、車興味ないって。

また語り七でも言ったが彼女の胸もふくよかである。

この事がこの物語の【母性】を【象徴】しているのであれば【由比ヶ浜結衣】が【比企谷八幡】と【雪ノ下雪乃】の【母】とすれば【平塚静】はこの【俺ガイル】全体の【母】と言えよう。

俺?マザコンなのか?

おい!やめろ!俺はマザコンでは無くファミコン世代だ。

むしろ、せがた三四郎派だ!

土星の病院ゲームのヒロインの胸が・・・胸ぐらつかまれて怖いので記憶を消そう。イキュラスキュオラ!

そろそろこの辺りでやめます。

みんな~よく聞け!

この他に彼女の【金言】はいっぱいあるからな。

みんな噛みしめる様に。では解散。

 

解散した所でそろそろ結論を言おう。

 

 

先生 俺ガイルが見たいです。

 

 

 

『ハイボールお願いしま~す。はぁ~結婚したい』