やはり俺の語る俺ガイルはまちがっている。~語りその6~ | 中年ブタ野郎柏健のアニメ的語りブログ

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アニオタの中年ブタ野郎です。
好きなアニメの事を絡めて適当に語ってあります。面白がってくれたら嬉しいです。

 

 ゆきが溶けた時そこにあるのもの。      

 

 

この物語のメインヒロイン【雪ノ下雪乃】について語ってみたい。

彼女ってさ【キャラ変】したよね?ん?いや?それキャラ弁な!

そんな手の込んだ物うちのは作れな・・・のっけから良いパンチ打ちすぎたな。

このまま言い過ぎるとフリッカージャブからのチョッピングライトでKOしかないまであるよ。

うちのナーツベラルガンマさん。タッパとリーチが長いのよ。

ほんとある部分の成長は無・・・パソコンの電源落とされそうなので話を変えようね。

『ゴミムシが!』

こわっ・・・ナザリック地下大墳墓でえらい目に会いました・・・俺、黒髪ぱっつん前髪の子も好きだね。

しらせちゃんとか。どちらも口は悪いがねw

『ざまぁみろ』

後、ゆずきちゃんの声も良いよねwさぁこの難局を乗り切ろう。

最初、彼女は【冷たい】とか【高圧的】な【イメージ】で   

『優秀な人間ほど生きづらいのよ、この世界は。そんなのおかしいじゃない。だから変えるのよ。人ごとこの世界を』

とか言ってたんだよ!

それが、どこからか【悩める】【少女】に変わっちゃったんだよ。

夢見る少女じゃ無いよ。

悩める少女だからな。

このまま走り続けたりしないからな!・・・それ何回も言うけど若い奴らの親しかわからねぇって。

理解できた所でブレイクアウトしよう。

まずはこの辺りを考えてみましょう。

これは、おそらく【雪ノ下雪乃】って【帰国子女】でしょ。

ごめん話逸れるけど【千葉】繋がりで【津田梅子】も【帰国子女】だからこの人がモチーフなのかな。

話を戻して、後に語るけど彼女って自分が【わからない】人なんだよね。

だけど海外の文化は【自己主張】だから、そこを学んできたんじゃないかな?っって思うの。

日本の文化は【察し】だからね。

言わば【わかってもらいたい】と【わかってあげたい】の違いだね。

もうこの辺りでゾワってしてきたね。

【雪ノ下雪乃】は【他者】から【持つ者】が故に【妬まれて】生きて来た。

言わば【虐げられて】生きて来た。

その事で【他者】を【信用】する事が出来ず【ぼっち】となった。

そこで彼女は思った。私の事が【わからない】のなら【他者】に【わからせれば】良い。

言い換えれば【世界】を【変えれば】良いと。

ここに【怒り】とか【悲しみ】の【感情】が沸いてくるから【高圧的】な【態度】になっちゃうし【他者】から【自分】を【守る】為に【冷たい】【態度】、言わば【氷の女王】みたいに【見えちゃう】のさ。

レリゴーレリゴー。

どうもあっちのアニメは苦手なんだよな。

人がフワフワしている感じが・・・べっ~!世の中の大半を敵に回す俺。

ある意味、世界を変えるぜ!

場が凍り付いた所で話を温めなおして、でもね、そもそも【自分】の事が【わからない】のに【他者】が【雪ノ下雪乃】の【気持ち】とかが【わかる】訳ないのよ。

【他者】は【雪ノ下雪乃】の【内面】では無くて【容姿端麗】で【文武両道】しかも【お金持ち】と三拍子揃っている。

この言わば【外面】に対して【妬んで】いる訳だし。

だってそうでしょう?

ブサイクの俺がイケメンみたら腹立つしさ、卑屈になるしさ。

イケメンは俺の悩みなんて分からないじゃん?

この【相容れない者】は世の中【仕方ない】のよ。

世の中ってのは【平等】じゃ無いの。

【不条理】で【理不尽】なのよ。

親とか選べないでしょ?

ごめん子供達。良ければどこかのファミリアに入ってな。

俺はヘファイストス様が好き。

後、命ちゃんと。リューさん。

この子は声が素敵wいかん。

神様。

僕はちゃんと語れるでしょうか?僕は強くなりたい。

今夜は君を寝かさないぜテヘペロよーこ!

収集がつかないな。

やっぱ間違っているな。

地上にもどりまして。

でも、これは俺がある程度歳を重ねて大人になったから【わかった】のよ。

これが高校生くらいまでの同い年ばかりの特殊な閉鎖されたコミュニティではこの【考え方】は通じないのさ。

【比企谷八幡】曰く

『腐った子供の王国のルール』

があるからね。けれど、その【世界】を【変えちゃった】人がいるのよ。

そう【比企谷八幡】がね。

彼の【言動】や【行動】で【他者】の【悩み】が【解消】されたり【考え方】が【変わったり】したでしょ?

【比企谷八幡】が文実で言った言葉で事態は動いた訳だから。

言わば【雪ノ下雪乃】から見れば【世界】は【変えられる】って思ったのさ。

この辺りから【自分】も助けられた事もあって【雪ノ下雪乃】は【氷の女王】から【普通】の【悩める少女】になっていたんだと思うの。

【比企谷八幡】を【認め】【憧れて】いったんだね。

【比企谷八幡】は確かに【世界】を【変えたんだけど】それは【わかってもらいたい】なんて思って無いのよ。

彼は【自力本願】の【行者】であるから目の前にある事を【自分】の【信念】に基づき【行った】までなので、その【結果】は【他者】が【雪ノ下雪乃】達の【頑張っている姿】や【気持ち】が【わかった】からそうなったんじゃ無いのよ。

ここが【比企谷八幡】と【雪ノ下雪乃】との違いで彼は自分の力で【他者】に【わかってもらえなくても】言わば【自分は変わらなくて他者も変わらなくても】【世界は変えられる】って事を証明して見せたのよ。

自分の事は自分自身が【わかって】いれば良いって考えなのさ。

逆に言えば【雪ノ下雪乃】の【世界を変えたい】って【思い】は【他者】に対しての【わかってもらいたい】という【願い】なので【他者】が私を【排除】または【認められない】【世界を変えるには】【他者】の私に対する【認識なり心を】【変えなきゃいけない】これは【他力本願】なのよ。

『あなたとわたしちっとも似ていなかった』

ってこれな。

彼女はどちらかと言えば【葉山隼人】に近いのさ。美男美女か。

そりゃあ付き合ってるって勘違いされるわな。

うちは美女と野獣ですがねテヘペロよーこ・・・お前、さっき向こうのアニメ苦手って言ってただろう!

俺の世界観がおかしくなってきたので話を戻そう。

だからこそ【雪ノ下雪乃】は今まで【世界】を【変えて来た】【比企谷八幡】を【認め】【好意】を持ったのさ。

でも、それが修学旅行の偽告白で崩れちゃうのよ。

この修学旅行の行く前の部室でのゆきのんが京都のことをじゃらんの知識でペラペラ話したあとの八幡とガハマちゃんのニって笑うの最高なんだよな。

あぁ、いい関係なんだなってこっちまで嬉しくなっちゃうもん。

八幡がああいう笑顔って見せたの初めてじゃ無いかな?この時【比企谷八幡】は【葉山隼人】や【蛯名妃菜】の言わば【裏依頼】を自分の境遇に照らし合わせて【考えた】時に彼らのグループの形を【現状維持】。

言い換えれば【世界を変えない】って【選択】をしたのさ。

その瞬間に【雪ノ下雪乃】の抱いていた彼なら【世界をかえられる】っていう言わば【幻想】が崩れちゃって【奉仕部】の【関係性】がおかしくなって来ちゃうのさ。

また【雪ノ下雪乃】はこの辺りで【わかっちゃた】の。

自分が【形】だけで人の【真似】をしていた事を。

【比企谷八幡】に【頼って】言い換えれば【依存】してしまう事を。

自分が【特別】な物を【何も持っていない】事を。自分が何者なのか【わからない】事を。

ここから大いに【悩み】だす。

彼女自身の中で【確固】たるもの、言い換えれば【特別】なものを持っていないのだ。

言わば【持たざる者】である。

姉の【雪ノ下陽乃】曰く

『普通の女の子』

である。自分自身に【存在価値】を見い出せ無いのである。アイデンティティークライシスな!

『は?アイデンティティー?そんな事言ってる奴に限って個性なんてもんはねえんだ!』

 怖いので話を戻そう。

ちょっと顔が変よ小町ちゃん。

【雪ノ下雪乃】の言にこんなものがある。

クリスマスイベントの時にディスティニーランドに行った時の【比企谷八幡】との会話で

『姉さんは昔から色んな人に愛されてきた。私は大人しいから手が掛からない良い子って言われてたけどその裏で愛想がない、可愛げがない、色々言われてたことしってるの。でも私はどう振舞えば良いのか【わからなかった】。姉さんは私にないものを持っているから。なんで私はそれを持っていないんだろうって自分に失望するの。』

だから彼女は【姉】である自分よりも【完璧】で【特別】な【存在】として【認める】【雪ノ下陽乃】の【真似】をしていたのである。これ仕方ないのよ。

【同性】の【兄弟姉妹】がいる人なら分かると思うんだけど。

どうしても【下の子】は【上の子】の【真似】しちゃうの。アニメ二期の主題歌。

【やなぎなぎ】さんの【春擬き はるもどき】ってタイトルも頷ける。

かなりヘビロテで仕事しながら聞かせてもらっています。

まさかあんなデカいトレーラーでオッサンが運転しながら聞いているとは思うめぇ!

何故か江戸っ子調になってしまった。

このまま行くと助六だ八雲だって言いかねないのでオチついて元に戻して。

ある程度の歳を重ねて【自分自身】の【価値観】を【構築】するまではそんな感じなのかな。

【異性】とか【人数】が多いならもう少し違うとは思うんだけど、彼女達は【二人】【姉妹】。

ましてや【歳】が【近い】と尚更なのよ。

余程仲が悪いとか酷い【差別】をされてきた【兄弟姉妹】以外は良くも悪くも一番【近しい】人の【真似】をする。

そして【比べ】られちゃうの。これが【悪い】って言ってるんじゃ無いんだよ。

これ、どこの家もある程度そうだと思うな。意識高い人の家は知らんけど。

俺も息子【二人】で【歳】が二つ離れているのよ。

で俺自体も【二人】【兄弟】で五つ下に【弟】がいるのよ。

だから見ていると良くわかる。

どちらかと言えば【雪ノ下陽乃】さん目線なのかな。

【兄】がサッカーすれば【下の子】もやりたがり、俺がバイクに乗れば【弟】も、やはりバイクに乗った。これさ、【下の子】は本気で自分で【選んだ】って思っているんだよね。

でもね、やはり目の前に【手本】があるならやってみたいじゃない。

楽しそうだし。おそらく【無意識】なんだと思うの。

じゃあ何で?って事なんだけど、これはおそらく【下の子】の方が【承認欲求】が強いって事なんじゃないかって。

【仏教的】に言うと先に生まれてきた子は【徳】が高いって言うらしいんだよね。

一番【最初】に生まれてきた子は【初めて】って事だけで両親やら祖父母に、ちやほやされるでしょう。

ここが【徳】が高いって言われるらしいんだよね。

次に生まれてくる子供の【性別】が違うのなら、また喜びも違うのだけれど【同性】だとどうしても感動が薄れてしまうのは正直な所なんじゃ無いかと思う。

いや、ホント【差別】している訳じゃ無いんだよ。

【下の子】が赤ちゃんの頃、本当によく泣いたのを思い出す。

これ【無意識】に【アピール】しているんだよね。

【僕】、【私】はここにいるんだよって。これが【無意識】の【本能】の【承認欲求】だと思う。

語りその五で述べたけど【確認】をされて無いって事は【存在】して無いって事だから悲しいよね。

それに赤ちゃんにとっては【自分自身】の【生存】に関わるもんね。

【下の子】は既に【上の子】がいるのでどうしても【周りの目が分散】してしまうから【アピール】する為に余計に泣かなければ【確認】されないという事を【本能】で知っているのだろう。

これが異世界から転生してくれば無職のオッサンでも賢者の能力で無双でハーレムが・・・やめよう。

現実世界に戻り、え~少し【歳】を重ね【上の子】が何かをしたとしよう。すると両親は

『えらいね、がんばったね』

と【褒める】。

この【上の子】の言わば【長子】の【成功体験】を【下の子】は見ていて【真似】をする。

【私】を【褒めて】くれるという事はそこに【存在】していて【認め】られるって事だから。また逆に【比較】されてしまうのも【兄弟姉妹】の【宿命】だと思います。

『【上の子】は出来たのにあなたは何でできないの』

ってね。この【体験】を【長子】は【家庭内】では、ほとんど無いと思います。

まぁ、もちろん【上】の俺のように出来が悪ければ【立場】は逆転するとは思うがwそれはそれで【半面教師】として【意識】していくのだが。

『バカ、ボケナス、ケンタロウ。』

お米の人にディスられて悲しくなるゴミいちゃんでごめんね。弟よ!

話を【雪ノ下雪乃】に戻そう。

まず彼女の【家】の【家業】だが父が【県会議員】地元で大きな【建設会社】を経営している。

ここも【雪ノ下雪乃】の【性格】や【性質】を【形成】していった中で大きいな。元来、日本では【家督】(家の【家業】とか)は【長子】が【継ぐ】のが習わしだ。

現在の今ではそうでも無いのかもしれないが大きな【家】で一般的に見れば【特殊】な【家業】はやはり【長子】をそう育て扱うのは当然の流れだと思う。

もはや【宿命】と言えよう。

たとえ【姉妹】がお互いに【違う】思いが有ったとしてもだ。

【雪ノ下陽乃】は【母】に【縛り】つけられてきたと感じ、【雪ノ下雪乃】は【母】に放っておかれたと感じた。一見【酷い】【差別的】な【母】と思えるが、ここも【渡航】先生が上手いのよ。

【比企谷八幡】は【異性】【兄妹】で【由比ヶ浜結衣】は【一人っ子】。

ましてや【特殊】な【職業】。【普通】の【家】の子の、この二人には【理解】出来ないんだわ。

もう、本当に天才。

我々はキャラクターに感情移入しちゃうから時折、【冷静】に見ていられなくなるが、もし自分が大きな【責任】のある【家】や【家業】を【守り】次の【子供】に【継承】させて行かなければいけない【立場】でそれを【育て】【教育】する【母】であるならば同じ事をしたと言えよう。

まぁ庶民の俺が言っても説得力が無いとは思うが。

ごめんね、子供達。

しょぼい家でw我が家の未来は君たちの双肩にかかっている!いかんいかん。

つい貧乏人特有の卑屈さが出てしまった。

話をお金持ちのママのんに戻そう。

しかし【愛情】のかけ方に【差別】は無いと思う。

何故なら【雪ノ下雪乃】は【雪ノ下陽乃】に負けず劣らず【優秀】だからだ。

勿論、彼女自身の【努力】はあるが彼女の【教育】を同じようにしたという事だ。

そして恐らく、いじめられていたであろう【雪ノ下雪乃】を見かねて海外に留学させ【姉妹】で【比べて】自分が【特別】では無いと落ち込み【家】に【居場所】が無いと感じている【雪ノ下雪乃】に【一人暮らし】を【許可】している。

ここに【放っておいた】という事が言えるのであろうか?

形は違えども【母】の【愛情】を感じるのは果たして俺だけであろうか?

【母】の【立場】にまだ成っていない彼女達には【理解】できないのである。親の心、子知らずである。

【雪ノ下雪乃】の【母】の【願い】はおそらくこうである。

【長女】の【陽乃】には【宿命】ではあるが【家業】という【財産】をあげた。

【次女】の【雪乃】には【自由】をあげるからあなたの【特別】な【財産】をさがしなさいと】。

ただこれも難しいよね、元々【下の子】は構って貰いたいという【承認欲求】が強い上に【母】は逆に【自由】を与えた。ここ【雪ノ下雪乃】と【雪ノ下陽乃】【姉妹】の【母】の【呼び方】の違いで【わかる】と思うの。

【姉】は

『お母さん』

【妹】は

『母さん』

なんだよね。これ何を言いたいかって言うと。

【姉】の【雪ノ下陽乃】は対外的に人の目にも晒される【立場】を【わかっている】から【敬称】の【お】を付けて呼ぶのよ。

逆に言えば【長女】としての【立場】を【大人】として【演じられる】の。

【母】からもそう【認められて】いるからね。

【妹】の【雪ノ下雪乃】はまだそこまで【精神年齢】が行って無いのよ。

【母】に【構って貰えなかった】言わば【認めてもらいたい】言い換えれば【甘えたかった】っていう【気持ち】があるから【お】がつかない【家の中に】いる時の【略称】になるのさ。

【葉山隼人】が口を滑らせて

『雪乃ちゃん』

と呼んでしまったのも【親しい】者から見れば昔から大して【精神的】に【成長】していないからなのだろう。

【比企谷八幡】との買い物時やデート時の格好も幼い感じなのは【精神年齢】の【低さ】だとわかれば納得できる。

いや可愛いけどね。

ある意味ラブコメ好きやアニメ好きにとっては王道だと思いますよ。

ちょっと最終回のアレ思い出しちゃって脳が震え、脳が、脳が、いかん強欲になるとこでした。

話を現実世界に戻して。【雪ノ下雪乃】には【アダルトチルドレン】的なものが【心】に【居続けている】のだろう。

【アダルトチルドレン】は詳しく知りたい人は本屋さんへ!

まぁ幼少期のトラウマ的なものかな。

誰しもが少なからずあるとは思うけど。

彼女【雪ノ下雪乃】は【自分】の【存在】が【わからないから】、【他者】に【わかってもらいたい】人なのかな。

だから最初は【母】に【存在】を【認めて】もらいたいが故【姉】の【雪ノ下陽乃】の【真似】をしたのだろう。

その後【比企谷八幡】と出会い【憧れ】、いつしか【頼り】【精神年齢】の【低さ】故に【依存】したという事なのだろう。

この事が【わかってしまった】から彼女は【悩んで】しまったのでは無いか。

また【他者】からはいじめや【妬み】という【悪意】を受け続けてきた。

もはや【雪ノ下雪乃】はこうなると【他者】は【悪意】でしかなく。

【他者】の【存在】を【認め】られないのである。

逆に言えば【存在】とは【認めて】もらいたい人に【認めて】もらわなければいけないという事になるのだろう。

やはり彼女も【ぼっち】なのである。

そんな彼女にとって【認める】【認められる】という事は【特別】な事なのだろう。

【雪ノ下雪乃】は【比企谷八幡】の【信念】や【行動】。

【由比ヶ浜結衣】の【優しさ】に触れ【存在】を【認め】共に過ごす事で心の中の近しい【他者】に対するかたくなさや、わだかまりが溶けたのでは無かろうか。

【わからなかった】彼女【雪ノ下雪乃】が唯一【他者】に対して【わかった】事なのではないだろうか?

語りその五で述べた通り【雪ノ下雪乃】は【比企谷八幡】を【確認】し【存在】を【認め】【わかった】のであるならば【雪ノ下雪乃】に取って【比企谷八幡】は【特別】と言えよう。

その後、【紆余曲折】あったが、この物語の終盤で【比企谷八幡】は【雪ノ下雪乃】に

『お前の人生歪める権利を俺にくれ』

と言っている。

言い換えれば【プロポーズ】である。

男が女性に対してこれだけの事を言うという事は【比企谷八幡】は【雪ノ下雪乃】が自分に取って【大切】で【特別】だと【わかって】いるからに他ならない。

それは【比企谷八幡】は【雪ノ下雪乃】が【一緒】に居てくれる事によって【自分】の【アイデンティティ】が【確立】される事を【わかった】からではないのだろうか?

勿論、単純に【好き】だという【感情】はある。

また【比企谷八幡】は【わかりたい】人なので【わかって欲しい】と、言うなれば【自分】と【ま反対】の事を【願う】【雪ノ下雪乃】の事を一生掛けても【わかりたい】と【自分自身】で【救いたい】【助けたい】と【願った】のだろう。

プラスとマイナスが引かれあうように。

光と影が離れられないように。

そこに【雪ノ下雪乃】が欲して止まないものが有ったのだ。

 

胸が年甲斐もなくキュンとしたところで結論を言おう。

 

 

 溶けたゆきの下には大切で特別なものが芽吹いていた。