やはり俺の語る俺ガイルはまちがっている。~語りその2~ | 中年ブタ野郎柏健のアニメ的語りブログ

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アニオタの中年ブタ野郎です。
好きなアニメの事を絡めて適当に語ってあります。面白がってくれたら嬉しいです。

 

 まちがえてしまうのは本物への近道。

 

 

語りその一では【比企谷八幡】の【信念】が見えた成功例だったけど今度は逆に【比企谷八幡】が間違ってしまった時のエピソードも語ってみよう。

【平塚】先生の言葉を借りるならば

『君のやり方では本当に助けたい誰かに出会ったとき、助けることができないよ。』

間違えてしまった時それは、【問題】と【他力本願】である。

そしてここにまたしても【仏教的要素】【因果応報 いんがおうほう】が掛かってくる。

『オッサンって、もしかして頭良いんですか?』

たまにねw

まず【問題】から考察してみよう。

【鶴見るみ】の件や【生徒会長選挙】の件なんかは良い例だ。

まず【鶴見るみ】のエピソードの時に彼女は同級生からハブられていた

(まぁ無視だわな。ヤダ、ヤダ。るみるみ可哀そう)。

そこを見かねた【比企谷八幡】は【解決】はできないが【解消】は出来ると言い、千葉村での林間学校の肝試しで彼女らのグループを怖がらせ、まぁ脅しに近いかな。

で彼女のいるグループを崩壊させた。

【雪ノ下雪乃】曰く

『徒党を組まれないだけでだいぶ楽よ』

と言ったがやはりこの行動に【問題】が無かったとは言えない。

その後、彼女に再会した時もやはり彼女は一人で【ぼっち】だった訳だ。

行った時に【問題】(倫理的に言えばそれどうなの的な)がある場合、上手くは行かないのだ。現実的に冷静に考えて見るに高校生が小学生を恫喝して【問題】を【解消】しようっていうのは、やはりどうなのかなって思うよね?

だからその場は彼女の【惨め】という【心情】は【解消】されたがその後グループのみんなを助けたにもかかわらず、やはり大元の【問題】は【解決】されず彼女は未だに【ぼっち】なのである。ぼっち党総裁が絶対公認してくれるレベルで、この件に由来して全く関係の無い文化祭の時に【比企谷八幡】が【相模南】に言った件に付随して【戸部】が

『ヒキタニ君、千葉村の時だってさ』

とある事ない事言われ、周りからひいては全校生徒からヒール(悪者)にされてしまうのだ。

これは正に【因果応報】であって、【人は行った事しか返って来ない】のである。

この【鶴見るみ】の後のエピソードもアニメではそんなに語られないから是非ともコミックとか原作読んでな。

読めよな!

昔、たこ焼きがカップラーメンに入っているⅭⅯで建設現場の重機みたいな名前の女子プロレスラーが言ってたな。食べろよな!って。

オッサンの懐い話が長くて竹刀でボコられそうなので戻します。

 次に【他力本願】について。

生徒会長選挙の時に【比企谷八幡】は【雪ノ下雪乃】と【由比ヶ浜結衣】を生徒会長にさせない為に色々と考えを巡らせるがどうしても彼女ら二人を生徒会長にさせたくない【理由】を見つけられないのだ。

そこで妹の【比企谷小町】に相談したところ私の為に【奉仕部】を守り、ひいては二人を【奉仕部】に留まらせてもらいたいとの理由をもらう。

ここに大きな間違いがある。

【俺ガイル】好きのみんなは知っているとは思うが。

『どうにかならないかな?お兄ちゃん』

クソ可愛いいな妹。

ポイント高すぎだろ彼女ら二人を生徒会長にさせたくないと【比企谷八幡】はその【理由】を【他者】に委ねてしまったのだ。

これが【他力本願】なのである。ここ勘違いしちゃいけないんだけど、【他者】に【自分】の【意思】で【頼ったり】【助けて】もらう事では無く、彼の今までの【自力本願】の【信念】を曲げてしまった事が違うのである。

それは彼【自身】で【理由】を見つけ【責任】を取るという事である。

これさ【理由】を【他者】に委ねると

『あいつがこう言ったから俺はこうしたんだ』

って言わば【逃げ道】が作れちゃうのよ。

彼はそんな風には思ってないが彼の【自力本願】の【信念】が崩れちゃうでしょ?ここが今まで色々な言わば【屁理屈】つけてやって来た事と違うのよ。

【比企谷八幡】はそれまでは【他者】の事を【自分】のできる事。

やるべき事って【視点】で【自分】の【責任】と【願い】言わば【自力本願】として【行動】していたと思うの。

ただ修学旅行の偽告白の件で【雪ノ下雪乃】と【由比ヶ浜結衣】を【傷つけ】てしまったんだけど。それは、彼女達が彼に【好意】を持っていたからなんだよね。

彼が【傷ついて】まで【他者】を【助ける】意味は【わかる】けど何でそのやり方なの?こっちは【由比ヶ浜結衣】が強いかな。

また【比企谷八幡】が今まではどんな形にせよ答えを出してきたが今回は【曖昧】にしてしまった事に対するショック。

こっちは【雪ノ下雪乃】が強いかな。

プラスいくら嘘でも他の人を【好き】だって言われるのは【嫌】だよね。

やっぱ彼女達はさ【好意】を【持っている】人が【傷つく】の【見ていられない】のよ【悲しくて】。

それに【幻想】を抱いていたものが【崩れちゃう】のも【辛いしさ】。

その事で彼女達は【傷ついた】んだよね。

ここアニメの文化祭のラストで【平塚】先生が言ってのはこれよ。

『誰かを助けることは君自身が傷ついて良い理由にはならないよ。

たとえ君が痛みに慣れているのだとしてもだ。君が傷つくのを痛ましく思う人間もいることにそろそろ気付くべきだ。』

ただ【比企谷八幡】は今まで【ぼっち】だった故に【疑り深い】性格なので自分に対して、ましてや【女子】が【自分】に【好意】を持っていると【信じきれない】のよ。本当だったらお前達が一緒じゃないと【俺自身】が【嫌】だって言わなければなんだけど、【比企谷八幡】の言わば【他者】との【失敗体験】の積み重ねが【ペシミスト 悲観主義者】にさせた大きな理由なのだろうし、だからこそ【比企谷八幡】は【妹】に【理由】を委ねてしまったのよ。

『もっと伝える事を意識した方が良いね』

俺が話している途中で意識高い人、入って来ちゃったけど・・・

『それわかる!』

ありがとう。本当にいい声だよねwみやむら!

みたいに彼女に名字を呼び捨てにされたい。

まぁ俺は彼みたいにピアスの穴は開けていませんが・・・語っている事は穴だらけでごめんなさい。

穴埋めする為に話を戻そう。

プラス彼の取った策が【問題】である。

元々は【一色いろは】の依頼で生徒会長選挙をうまい具合に落選させて欲しいとの事で有ったが、なかなか良い具合に行かず彼女ら二人が選挙に出るという事態になった。彼女ら二人を生徒会長にさせないようにするのには逆に【一色いろは】を生徒会長にさせれば良いのでないかと考えた。

【一色いろは】を説得する材料の為に【比企谷八幡】は他者の名前を勝手に使いインターネット上で生徒会長選挙の応援アカウントなる物を作った。

これは各候補者の推薦人を募るといったもので、それで各候補者の応援人数がある程度になった所でアカウントの候補者の名前を変更し【一色いろは】の推薦人の数にしてしまうというものだ。

もちろん公式の物では無いにせよそこに【問題】があるのは明確だ。【比企谷八幡】自身も

『問題は問題にしない限り問題にはならない』

と語っている。

表には出ないけれど結局ダメだって事だよね。

結果【一色いろは】は生徒会長になって【奉仕部】は守れたが【雪ノ下雪乃】の【心情】が図り切れず【わからなかった】【比企谷八幡】と【奉仕部】は空虚な時間を過ごしていく事になる。

『わかるものだとばかり思っていたのね。』

ね?もう紅茶の香りがしないもん。

これでわかるでしょ?

【比企谷八幡】が己の【信念】の【自力本願】を曲げ【他力本願】になってしまったり、【問題】(倫理的に考えてダメな事)を行った時、やはり上手くはいかないのである。

しかし失敗や間違いをしない人間はいない。

しないのはドクターxくらいな者である。

『私、失敗しないので。』

メロンくれるけど法外な報酬は取るけどな。

失敗は成功の基というが全くもってその通りだと思う。

だがそれは失敗した事に対して【真摯】に取り組み【悩み考え続けた者】だからこそ、その【境地】に行けるのだろ。

この生徒会長選挙の後に【比企谷八幡】は【海浜総合高校】と【総武高校】の合同クリスマスイベントの手伝いを【一色いろは】に依頼される。

『せんぱ~い。やばいですぅ。やばいです。やばいですぅ』

何なのこの子。

あざと可愛いんですけど。

危うく続きを話すのを忘れるところだった。

え~その時に【雪ノ下雪乃】と【由比ヶ浜結衣】の二人に【本物】が欲しいと自分の心情、思いを吐露した。彼の【本物】と言うか一つの【本物】の【形】は【わかりたい】である。

【比企谷八幡】の言葉はこうだ。

『知って安心したい。安らぎを得ていたい。分からない事はひどく怖い事だから。

完全に理解したいだなんてひどく独善的で独裁的な願いだ。

本当にあさましくておぞましい。けれどもし、お互いがそう思えるのなら。

その自己満足を押し付けあう事ができる関係性が存在するのなら』

【わかりたい】【知りたい】この思いはもはや【悟り】であると言っても過言ではないと思う。

そう、【悟り】を開くためには【仏】になり【仏】になるためには【法華経】を行ずる【行者】になり【自力本願】でしかその【境地】には行けないのだ。

知ってか知らずか【比企谷八幡】はこの【行い】を、【願い】を、【道】を歩んできたのである。この高校生のラブコメにある意味人間の最大の【願い】と言ってもいい様な事を盛り込んだ【渡航】先生は本当に天才といえる。

いや天才だ。

大事な事なので二回言いました。そんな【比企谷八幡】を見て、

『君は周りの人間をどんどん変えていくな』

とは【葉山隼人】の弁だ。

これを【法華経】的に言えば【広宣流布】に当たるのであろう。一人の【行い】や【教え】が【他者】を良い方向に変えていくのである。

また【雪ノ下雪乃】【由比ヶ浜結衣】の二人も【比企谷八幡】の【本物】が欲しいとの【本音】の告白に【雪ノ下雪乃】と【由比ヶ浜結衣】との【関係】が【進化】いや【深化】され三者三様に【わかりたい】と【願い】【奉仕部】はまた活動して行くのである。三者が【悟りあう】ならば【比企谷八幡】が【望んだ】【本物】の【関係】になるのだろう。

冒頭の【平塚】先生の言葉に対しての答えって、ここを経てこれだと思うんだよね。【沼に落ちた人を助ける為には助けたい相手の想いを受け止めた上で自分も沼に落ちて先に相手を陸にあげる。

何故なら助けたい相手の願いと自分の願いをわかり、叶える為に】ここまでの【境地】に来ないといけないんだね。

自分の勝手な思いの【人助け】だけじゃダメなんだね。この想いの究極がラストのプロムなんじゃ無いかな?

ぁ~自分で語っておいて何だけど凄いな、だって【悟りだよ】!

これアニメだよ!

ラブコメだよ!もはやスケールがハンパ無いもんね!だけどそれだけ深い物語なんだよね【俺ガイル】大好きです。

こういう目線で見ていくと【比企谷八幡】は郷土の偉人【日蓮】との【親和性】があり物語のベースに【仏教的】要素がかなり詰まっているかと思います。

そこにラブコメをぶっこんだ【渡航】先生ってこの世の人なんですかね?!

それとこの物語は【わかる】この言葉がテーマだと思うの。

【比企谷八幡】は【自分自身】を【わかっている】からこそ、語りその一でした様な事ができるんだよね。彼の言葉でこんな事がある。

『負ける事にかけては俺が最強』

これって【自分】の【信念】が通るなら【他者】に【負けた】っていいのよ。

【負けたく】ないのは【自分自身】で【定めた】【信念】なんだよね。

普通の人は【他者】と【比較】して【損した】とか【負けたくない】とか【プライド】が【許せない】とかって思うじゃない?

でも【比企谷八幡】は無いの。テニスの時やダミープロム等の時に

『土下座して靴舐めまである』

ってコレあながち嘘じゃ無いのよ。

彼は【他者】からどう見られるなんて【どうでもいい】のよ。

【比企谷八幡】は【自己犠牲】なんて思って無くて、むしろ本気出せばそこまでやれる俺

『カッコイイ』

とかまで思えるんじゃないかな。

彼は【心理 信念】と【感情】と【行動】がわりとイコールなんだよね。

この【気持ち】と【行動】の【根本】は【分かりたい】との言わば【悟りたい】との【本物】への【願い】があるから自然と【自力本願】の【行者】として【行動】出来ちゃうのよ。

言わば【比企谷八幡】は【自分】が【わかっていて】【他者】を【わかりたい】人なのよ。

ただ彼はこの【信念】が強い為に【他者】の【感情】が【わからない】時が出てくるのよ。

だから【まちがえちゃう】んだね。いや~面白い。

みなまで俺の考え言ってもつまらないからこの辺りにしましょう。

もがき、苦しみ、あがいて、悩んで、語り合おう!

【俺ガイラー】達よ!

しかし、さすが千の葉が舞い散るマッドシティ!

妹が可愛すぎるまである舞台の物語だな。

まぁこんな事、わかったから何?

って言えばそれまでなんだけど俺は語りたいのよ。

ヲタクってそんなもんでしょ。

語ってマウント取る的なね。

テヘペロよーこ!

後、黒猫とロウリィって似て・・・もうゲートを閉じよう。

信じるか信じないかはあなた次第です。

 

そろそろ結論を言おう。

 

 

 わかりたいと願うから信じた道を行く俺がいる。