博多中央幼稚園の園児が描いたほのぼのアート

■ 「市道香椎4800号線 MAR・2022

■ 「市道香椎4800号線 工事現場のいま AUG・2022から続く。

 

■ 「市道香椎4800号線 骨格が見えて来た OCT・2023」 に続く。

 

現在、香椎宮前の参道とJR香椎線の間は「市道香椎4800号線」の工事が進んでいる。 

 香椎宮二の鳥居」前信号からの「国道3号線博多バイパス」までの340m(青線部分)が工事中の「市道香椎4800号線」になる。

 

二の鳥居」前の西鉄バス停留所(香椎宮しょうぶ園前)は、の「朽瀬(くちとせ・くちせ)神社前に移動している。 

朽瀬神社

 朽瀬(くちとせ・くちせ)神社」には、神功皇后の重臣・武内宿禰の長男である羽田八代宿禰(はたのやしろのすくね)が祀られている。 香椎宮社家のなかでも奈良時代からの名家と言われる本郷家の始祖になる。 参道に面した鳥居やお社を囲む玉垣は、香椎に住む本郷家の人々の寄贈による。 現在は工事で殺風景になっているが、道路が完成したら周りを緑で囲んだらどうでしょう。 

 

さて、ブログ本題の工事防音壁は、この「朽瀬神社」から近藤クリニック前の香椎線踏切近くまでの参道に沿った約50m(地図ピンク部分)に建てられている。

 

 この防音壁に「博多中央幼稚園」の園児が描いた87枚の絵が貼られている。 ただの防音壁だと殺風景だけど、このようにアートや絵が貼ってあると、気がほぐれる。

 

 

我々大人の殆どは、園児の絵をアートとして捉えてはいないでしょう。 でも、ここへ来てそれぞれの絵をじっくり眺めてください。 日頃なかなか感じられないホンワカした感動がありますよ。 3歳~5歳児は、花や昆虫など目の前にある物を100%純粋な目で見ていて、感じたそのものをそのまま描いています。 僕たち大人は、人生経験が豊富(良いこと、悪いこと)なだけ、いつも心の中に余分なことを考えています。 つまり、心が純粋じゃないのです。 

 

そんな大人(僕)が、園児が描いた一枚一枚の絵の前に佇んで、じっと眺めていたら不思議に気持ちが安らいだのです。 これは、アートですよ。 しかも、建物の中ではないので、パブリックアートになりますね。

 

87枚のなかで、特に気に入った7枚を紹介します。

 

 虫が歯を食べてるところ? それを歯医者さんが退治している。

 

 てんとう虫とクワガタ虫の描写がイイネ。 自分の笑顔も良い。

 

 新幹線に乗った時、ひまわり畑に感動したのかな。 太陽=子供の元気の表れだと思う。

 

 お花屋さんかな。 屋根の色と形に印象が残ったよう。

 

 「いらっしゃいませー」  ミスタードーナツ?

 

 お誕生日会かな。 楽しくて嬉しい気持ちが伝わってくる。

 

 お花畑? 遊園地? アイスクリームとたこ焼き?が美味しかったのかな。

 

どうでしたか? コロナや仕事疲れで憂鬱な人は香椎宮に参拝に来られて、バスを待つ間に園児たちのアートを眺められてはどうですか。 必ず気を和らげてくれますよ。

 

最初にこの防音壁を見た時に、材質が鉄板でもなし強化プラスティックでもなし・・・表面が綺麗で、今までの工事現場の防音・安全壁とはちょっと違うなあ、と思ったんです。 

そしたら、次のような解説板が壁に貼ってありました。

 

 

 パネルの表面に「光触媒」をコートしているそうです。 それによって、大気中の有害物質や汚れを分解したり、抗菌・殺菌・脱臭の効果も発揮するそうです。 化学的な事は分かりませんが、つまり、環境保全のエコパネルなんですね。

 

せっかくですから、防音壁の先の工事現場に寄って来ました。 ここはJR香椎線の上を4800号線の高架橋が通ります。 その高架橋の橋脚が完成していました。

 写真は線路の南西側から、の近藤クリニックの方を撮っています。

 

 同じ場所から北西の方を向くと、「3号線博多バイパス」につなぐ丘が削られていました。

 

 

年が明けて、すこし工事がストップしている感がありますが、着実に進んでいるようです。

 

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