森羅万象から学ぶ人生羅針盤「趣味は自分の人格を表す」 | kasai-teruoのブログ

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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「趣味は自分の人格を表す」

 フランスの貴族、文学者のフランソワ・ド・ラ・ロシュフコー(ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世)は、「良い趣味は知性よりも判断力からくる」と述べています。

 

 確かに高い知性を有していても、口にするのも憚(はばか)られるような下品な趣味を持っている人はたくさんいます。それを肯定しているのは、「ストレス発散に必要だからである」という言い訳です。

 

 よく考えれば趣味の上品・下品は、知性の高い低いに関係ないのです。上品な趣味を持っている人は、自分が下品な趣味を持つことを周囲の人はどう見ているのか、どういう影響を与えるのかをきちんと判断できる人です。

 

 少し前ですが、三道楽(飲む・打つ・買う)ができてこそ一人前の男だなどという価値観が蔓延していた時代がありました。しかし少なくとも令和の時代では、特に女性を不快にさせる趣味であれば、ビジネスだけでなく一般的な人間関係にも悪影響を及ぼします。

 

 今や他人が見ても心地よい趣味を持っている人が人格者として評価される時代です。それは正しい判断力を持って、自分が身につけるべき趣味を披露する必要があるでしょう。

 

 趣味は違法や脱法でなければ何でも良いわけではなく、自分の人格を表す有効なアイテムとして機能させる時代だと心得てください。