森羅万象から学ぶ人生羅針盤「接点や共通点を活かす」
前回お話しした出会いの重要性の確実に活かすには、お互いの接点や共通点を見出すことが第一歩です。
企業トップ同士の場合、お互いの接点に用いられるアイテムの代表はゴルフでしょう。しかしこれは、実力差がありすぎると、「一緒にコースを回っていてもつまらない」となり、逆効果になる危険性をはらんでいます。
しかしそれ以外でも接点や共通点を見つけたり作り出したりすることは可能です。例えば出身地や好きなスポーツ選手、アーティストなど、様々な事柄を挙げていくうちに、必ず1つは共通点が見つかるものです。
それは自分自身だけでなく、出会いに同行した同僚や部下が、「社長と私の父は偶然にも同じ高校の同窓生なんですね」「この間□□(アーティスト)のコンサート行かれたんですか。実はそこに私もいたんですよ。すれ違っていたかもしれませんね」などと言える可能性もあります。要するに何でも活かせるのです。
そうなればぐっと距離は縮まるものです。そして話は様々な方面に展開していくと思いますが、ビジネスの話になり「また会いたいね」となれば、すかさずアポをとって次につなげましょう。
それを繰り返していけば、接点や共通点はどんどん増えていきます。そうなれば様々なビジネスのアイデアが生まれます。そしてアライアンスを組むことになれば、言うまでもなくwin-winの関係を目指す同志となり、1+1が2ではなく3になり5になり、ひいては10にもなることを強く認識してください。