森羅万象から学ぶ人生羅針盤「思考の嵐の集合で成り立つ人生」
『トム・ソーヤーの冒険』などで知られるアメリカの作家マーク・トウェインの言葉に、「人生がバラバラの事実や出来事から成り立っていると思うのは誤りである。人間の頭の中を絶え間なく吹き荒れている思考の嵐の集合から、人生は成り立っているのだ」があります。
要するに、何も考えていない人間などいないということです。それでも、「君は何も考えていないな」と上司が部下を叱責している場合は、考えたことが間違っているか、もしくは考えることを一時的に放棄しただけで、誰しも頭の中は何かしらの思考が渦巻いています。
そして、その中身は十人十色、千差万別です。例え東大を主席で卒業するような人がいても、それ以外の人より物を知っているとは限りません。私は高校中退ですが、その後今日に至るまで、独学（座学を含む）を中心に学んだすべてを実践実証しながら今日に至るのです。
つまり1日十数時間も机に向かって勉強をし世の中に出てきた人とは違った知識を実践の場で得て、それを実証実験しながら成果をあげてきました。これは冒頭にあるように、私の頭の中にも「絶え間なく吹き荒れている思考の嵐の集合」があったからです。
繰り返しになりますが、何も考えていない人間などいません。私の会社・躍進の社員であれば「躍進5原則」に則り、家族・お客様・社員仲間・協力業者・仕入先の幸福を1日24時間1年365日「絶え間なく吹き荒れている思考の嵐の集合」のように、いかに皆が幸せになるかを考え、それによって幸福な人生が成り立っていることを知るのです。