森羅万象から学ぶ人生羅針盤「試練を乗り越えて真の友情を得る」 | kasai-teruoのブログ

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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「試練を乗り越えて真の友情を得る」

初代アメリカ大統領であるジョージ・ワシントンは、「真の友情はゆっくり成長する植物である」と述べています。確かにその通りです。友情という絆は、お互いが多くの試練を乗り越えてこそ、固く結ばれるものだからです。

 

 この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』でも、親友とは「たとえ自分がどん底の状態にあっても、その成功を一切嫉妬することなく心から喜べる相手である」と定義してきました。

 

 しかし、出会ってすぐ直感的に「俺とお前は親友だ」となるでしょうか? 確かに「気が合いそうだ」程度には思うでしょうが、いわゆる竹馬の友、刎頚(ふんけい)の友と呼べる間柄にはなり得ないでしょう。

 

 ワシントンが友情を「ゆっくり成長する植物」と例えた理由は、真の友情の花が咲くまでに、前述のようにお互いが多くの試練を乗り越える必要があるからです。特にそのプロセスで喧嘩をしたほうが、お互いを理解する早道であることは大いに言えます。

 

 好きなのに喧嘩してしまう理由は、相手に自分の思いを知って欲しいという願いと、相手を心配するあまり自分が思い描く幸福を願うからです。しかし喧嘩の際に思いの丈を述べ、時には手を出すようなこともあっても、自分の気持ちが伝わり受け入れてもらえれば、絆はより固いものになります。

 

 むしろこうした試練を乗り越えなければ、真の友情は得られないはずです。それが固い絆となり、相手の成功や幸せをどんな時でも喜べる友情となることを忘れないでください。