床材について | 吉祥寺の内装工事屋 カサハラ装美 社長のブログ

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みなさんこんにちは。東京都武蔵野市で畳、カーテンの販売や内装工事会社を経営している社長のブログです。
日々の出来事等で感じたことなどを書いていきたいと思います。
どうでもいいような話が多くなってしまうかもしれませんが、宜しくお願い致します。

以前床材の話として

長尺塩ビシート、塩ビタイルの話をしました

最近の事務所等で使用される床材の代表的な物としては

タイルカーペットが主流です


RIMG0123
RIMG0123 posted by (C)kasaharasoubi

↑これですね

タイルカーペット、と言うだけあって、カーペットがタイル形状になったものです

50㌢角の寸法で


RIMG0124.JPG
RIMG0124.JPG posted by (C)kasaharasoubi

裏面はこんな感じです

糊を床に塗布して貼っていくのですが

タイルカーペットの糊はピールアップという糊で

簡単にご説明しますと、ズレ止め、の糊です

塩ビタイルや塩ビシートは強力に接着する糊を使用しますが

タイルカーペットは床に乗っかっているだけであります

何故かと申しますと、他の床材より柔軟性があり、ふくらみ等発生しない

部分貼り替えが容易に出来る

上記の2点です

施工もそんなに難しくなく、よっぽど複雑な形でなければ作業効率も良い材料です

この材料は市松模様(縦横)で貼るのが基本です

たまに片流れ(同一方向)で貼ってください、と注文が入ります


ただ貼りやすい材料ではあるのですが

貼り替えで同じタイルカーペットなら良いのですが

タイルカーペットから塩ビタイル、等々違う材料を指定されると大変です!

前述の通りタイルカーペットの糊というのはズレ止めです

タイルカーペットを剥がして見ればわかりますが

ズレ止めだけあって、いつまでもベタついているのです

10年経った材料でもベタベタしています

他の材料に貼りかえる場合まずこのピールアップを剥がさなければいけません

すごい大変な作業なのですよ!

専門用語になりますが、最近はタックシーラーという専門のシーラー材(塗膜)が

出て多少は楽になりましたが、それはもう大変な作業でした


タイルカーペットからシートや塩ビタイルというケースは稀です

殆どが逆のケースですね

タイルカーペットは柔軟性があり、表面はカーペットなので

下地の不陸も目立たないです

だから、各床材メーカーのサンプル帳の一番最初に出てくるのですね

各メーカーの一番売れ筋商品なんですね






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