『宝島』観てきました〜 | 歴史の散歩道~KANAのひとりごと

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女優&カラーセラピスト・上級食育指導士として日本の歴史を創った偉人たち(史跡・神社寺院・老舗)を歩き感じたKANAの思いを綴ってみました♪

あなたへの、新たな発見&気づき&癒やしになれば嬉しいです♡

『宝島』観てきました🎥😄👌

191分🎥予告15分入れて?205分?! 
席立つ人がいなくて良かった〜私も含めて(笑) 

 レビューは後程🎶
鑑賞にあたり、先ずは沖縄の歴史等をある程度知らないと難しいと思う。
と言うか未だ終わってはいない戦後80年だからの映画だ!コロナで制作完成延びたらしいけど。

戦後、米国統治下になった沖縄。

沖縄は、太平洋戦争末期、日本で唯一米軍に上陸され攻撃された地。太平洋戦争も日本軍が徹底抗戦を続けたために沢山の “ うちなんちゅ(地元沖縄人) ” が死んだ。4人に1人って劇中で言ってた。米軍の戦車や歩兵に陸戦で攻め立てられ、火炎放射器で焼かれたり、日本軍の命令で大量自決させられたりもした。アメリカに占領され、全てがアメリカのルールで進み、米兵が悪いこと∶日本人女性を強姦したり殺したり、事故を起こし殺しても、直ぐに米軍のMPがやってきて、沖縄(日本)の警察は逮捕も調べることも出来ない。米軍によって裁かれる?=おとがめなし!


そんな鬱憤の溜まった “ うちなんちゅ ” の若者たちはいつか “ でっかい戦果 ” を上げることを夢見、若者たちの英雄オンちゃん(永山瑛太) 、親友グスク(妻夫木聡)、弟(窪田正孝)らは米軍基地に入り奪った物資を住民らに分け与える “ 戦果アギヤー ” と呼ばれていた。ある襲撃の夜、オンは “ 予定外の戦果 ” を手に入れ、突然消息を絶つ…。


恋人ヤマコ(広瀬すず)たち残された3人は、オンの志∶本物の英雄を胸に、グスクは刑事、レイはヤクザ、ヤマコは教師になり、オンの行方を探す…。


数十年が経ってもアメリカに支配たまま、学校に戦闘機が墜落してもお咎めなし、1972年に日本返還されると発表されても、本土 “ やまとんちゅ(大和人、日本内地人) ” からも見捨てられどうにもならない怒りは「コザ暴動」を引き起こす…。


そして、ラスト英雄の失踪の理由を知る✙✨


題名『宝島』=HERO’S  ISLANDでしたね…


〈追記〉

「宮森小学校米軍機墜落事故」

1959年6月30日にアメリカ合衆国統治下の沖縄石川市で発生したアメリカ空軍機による航空事故。


「コザ暴動」

アメリカ軍人が沖縄人をひいた交通事故をきっかけに、1970年12月20日未明、アメリカ施政権下の沖縄のコザ市で発生したアメリカ軍車両および施設に対する焼き討ち事件。背景に米施政下での圧制、人権侵害に対する沖縄人の不満があった。


「沖縄返還」

1972年5月15日に沖縄県の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還されたことを指す。


「米軍基地」

沖縄県には31の米軍専用施設がある。

面積は東京23区中13区を占める割合。


9/24(水)は秋彼岸の一粒万倍日😄👍
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