令和4年4月1日(金) - 2日(土)
『2022年春第5段となりました母娘乗り鉄旅:琵琶湖一周の旅須賀谷温泉編』
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『温泉巡りの旅第31段:須賀谷温泉』
近江・湖北長浜の奥座敷小谷山の麓にひっそりと湧く戦国の いで湯 天然温泉『須賀谷(すがたに)温泉』は、戦国武士浅井長政やお市の方が湯治に通い、そして浅井三姉妹も産湯に浸かったと言う “ 源泉掛け流しの秘湯♨️ ”
〈須賀谷伝説〉
その昔、竜神さまの使いの白蛇が湧き水に宿っていたそうな。
白蛇は湧き水を守りながら住んでいた。
湧き水はだんだん、みずかさを増し、
やがてはふろおけになるくらいだった。
ある日、竜神さまが白蛇にこう告げた。
「おまえ独りでは大変だろう。」
一瞬にして、目の前に二十四人の天女が湧き水のところに舞い降りてきた。
天女たちは一生懸命湧き水を守り続けた。
白蛇も一緒に守った。
ある時、白蛇は傷を負ってしまった。白蛇は大変苦しんだ。
竜神さまが
「湧き水にふれろ。」と言った。
白蛇がふれると、不思議と傷が治った。
天女も白蛇も大変喜び、
湧き水に感謝し、その後もずっと一生懸命守り続けた。
いくさが終わり、月日が経った。
湧き水は、その後も白蛇と天女たちに守られ、絶えることはなかった。
今に至り、この湧き水は須賀谷温泉として知られ、人々のからだや心を癒し続けている。