でも、どうしても見て見ぬふりは出来なかったんだ。
翔ちゃんがお父さんを嫌っているとは思えなかった。
ううん、本当は最初から嫌ってなんかいなかったのかもしれない。
きっと翔ちゃんは、再婚したお父さんのこともいず美さんのこともとっくに許していて、何かきっかけを探しているだけなんだ。
それなら、僕がそんな翔ちゃんの背中を押してあげたかった。
あの発表会の日
緊張し過ぎてカチコチになっていた僕に、翔ちゃんが勇気を与えてくれたように
僕も翔ちゃんに、お父さんに連絡する勇気をあげたかったんだ。
でも・・・
やっぱりそんなの無理だったんだね。
ひとり残されたリビングで、小さく溜め息をついた。
今夜は翔ちゃんと過ごす最後の夜なのに・・・
「マサキ」
不意に名前を呼ばれ顔を上げると、布団に行ったはずの翔ちゃんが立っていた。
「さっきは、放っといてくれなんて言って
ごめん・・・
あのさ・・・俺、連絡するから。
さすがに今日の今日ってのは無理だけど
いつか必ず父さんに連絡する。
約束するから・・・」
「翔ちゃん・・・」
少し照れくさそうに笑った翔ちゃんが、スッと右手を差し出した。
「だから・・・さ、早く上に行こうぜ」
僕は「うん」て頷き、翔ちゃんのあったかい手を握った。
つづく
*・゚・*:.。.*.。.:
こんにちは
今日は朝から雨降りのコチラ地方。
明後日はお嬢の運動会ですが
天気予報を見たら
『曇り時々雨』になってました。
ううん・・・大丈夫かなぁ?
おまけに、スッキリしない天気のせいか
いつもより肩や腰が痛いような気がします。
とうとう天気に左右される身体になっちゃった!?
チ───(- -💧)───ン
「私もストレートネックです」っていう方、
やっぱりいましたね。
「お友達がそう診断されました」とか。
*'◇')「今、結構多いんですよ」
先生もそう言ってました。
肩でも腰でも
身体が痛いのはしんどいですよね。
無理だけはしないように気をつけましょう!
なんて言って、昨日ちょっと調子がいいからと小話を書いた私。
「お話は嬉しいけど、無理は禁物です!」
そんな優しいコメを沢山頂きました。
はい、以後気をつけます ( ̄^ ̄ゞ