ラストシーン | 音の破片

音の破片

音楽(ライブ)好き人間の、右脳的ブログ。

なんにもできない

逃げることしか

 

後ろから迫る気配に毎日怯えて生きる

逃げ道はもうほとんど無い

 

あの敵の倒し方なら知ってるんだ

でも、武器庫の鍵は閉じたまま、開く気配もない

 

真夜中の三日月が無慈悲に白い光で笑う

その先には無数の無残な姿が映し出された

 

僕らの頭上でゴーストはずっと踊ってる

武器庫の鍵を握ったままで

 

まだこんなに守らないといけないのに

まだこんなに助けるべき存在があるのに


究極魔法1発で世界は大逆転、なんて

現実世界にはありはしないんだけど

心のどこかで、それを渇望してたりするんだ

 

結末は見えている、なんとなく

最後のシーンには多分、僕の姿はないだろう

 

もう足は動かないよ

やることはやったんだ

心も体もすり切れたよ

 

本当の敵は

背後から来るやつらなのか、

それとも躍り続けるゴースト達か


どちらにせよ、終わりは近いんだろう

僕らの

 

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まあ、多くは語りませんけどね。

遅えよ、気づくの。

って感じですよね。

 

 失ってからでは遅いんだよ。

いまでも遅いんだけどさ。