アジカン、エルレガーデン、ストレイテナー。
まさに現在に続く日本のバンドシーンを作った同期3バンドだと思う。
ロキノン系とか、言われてたハシリじゃないかなあ(未確認)。
活動初期の小さいハコの時代からこの3バンドは対バンツアーをやってて、3バンド全部のファン、ていう人も少なくないと思う。
私もそう。
そして、なんと、この3バンドが再び我々の前に、同じステージの上で共演ときたもんだ!!
といわけで、「NANA-IRO ELECTRIC TOUR2019」横浜アリーナへ。
友人のチケット強運に感謝。しかもけっこういい席だったわ・・・
どのバンドも活動20年(エルレに限っては途中活動休止があるけど)、ZEPPやアリーナクラスのワンマンをバンバンやってるバンドが一気に見られるなんて。本当に感動です。
しかも、どのバンドも加入はあったにしろメンバーの脱退って誰もしてないんだよね。これがまた、なんか感動です。
何度見ても良いポスターだなあww↓
エルレは幕張ぶりでしたが、もう、なんか、いつどこで見てもエルレはエルレなんだよな。
不変の凄さってのをいつも感じる。
距離は遠くても心は近い、みたいな音。
虹が聴けて本当に幸せでした。
あ、虹ではごっさんが飛び入り参加してましたね。
テナーは野音ぶりなので、一番コンスタントに見れてますね。
この3バンドそろったところでのROCK STEADYは泣けるよなあ・・・。
旧曲で泣かせて、新曲の「BRAVER」もまた泣かせる。
ロックステディではホソミ氏飛び入り。ホソミ氏、相変わらずヒトの歌を一瞬で自分のモノにするスキルすげえwww
そしてアジカン。
アジカンはホームタウンツアー以来か?
どっしりした安定感の音のなか、自由に楽しんでいきなよ、と言ってくれるような空間を提供してくれました。
壮大な「ボーイズ&ガールズ」で感動して泣く。
つうか、1バンドあたり3回は泣いたなwww
アジカンでは遥か彼方でホソミ氏飛び入り。
あと、ホリエ氏とアジカンの共作「廃墟の記憶」にホリエ氏も入って完全版で聴けたのが本当に嬉しかったなあ。
ホリエがいる、ここでしか聴けないですからね!
どのバンドも共通で話題にしてたのは、この3バンドは誰も欠けずにここまで走ってこれたことと、
このバンドの音を信じてついてきた人たちへの感謝でした。
だから、どんなにバンドの規模がでかくなっていって、会場がでかくなって、ステージのヒトが豆粒状態になってしまってもw、
この3バンドはいつも、音がすごく近いんだよね。
ちゃんとこっちを向いてくれている音なんだ。
最近多くてイライラしてたんですよ。どこに向けて演奏してんの?ってバンドが。
今まで普通に届いていた音が、まったく別物のように、遠くに行ってしまう。
まあ、言ってしまえば受け取るこっち側の心持ちもあるかもしれないけど。
少なくとも私は音をちゃんと受け取る構えでいるのに、とっんでもない方向に投げられてあっけに取られることが多いんです。
そういう意味では、なかなかできないことなのかもしれない。
何万というオーディエンスひとりひとりにちゃんと向き合う音を鳴らすってのが。
でも、それができるからこそ、この3バンドはこんなに長いこと音楽シーンに残っているし、横浜アリーナみたいなでかい会場を、パンパンにできるんだろうな。
口で言うだけなら誰でもできる。
音が証明していないなら、私は信じないよ。
だから、この3バンドの音はいつまでも信じていけるんだ。
アンコールでは、この3バンドと同じく、一緒にバンドシーンを築いた同期とも言える、ART-SCHOOLの名曲「FADE TO BLACK」を、アートのメンバーでもある戸高氏も参加して、3バンドのボーカル、元アートのひなっち、OJも加わって演奏。
なんかもう、本当に、言葉にならない美しさでした。
友情なんて言葉では表しきれない、血よりも濃い、音で繋がった絆が4バンドを強固に結んでいる気がしました。
また会えるといいなあ。このバンド達の音に。
それまで、頑張って、生きていこう。