【痛みの授業④】
医学生のみなさんは、
新しい学年に進級なさった方も多いと思います…
「命のなまえ」の出版もあり、
なかなか更新できず申し訳ありません…
2ヶ月ぶりの続き…になります 
痛みのコントロールをするより
痛みのマネジメントができるようになると効果的
というお話をしました。
前回の話は…
痛みのマネジメント(サイレントキラー)
「ペインコントロールとして、オピオイド投与やマッサージなどが
まず考えられると思います」
「オピオイド以外にペインコントロールできる他の要素はあるのでしょうか」
というご質問を、
Kさんにいただきました。
コントロール…
人間関係でもそうですが、
相手をコントロールしようとしても上手くいかないですよね。
上手くいく、いかないというより
コントロールしようとする姿勢が好ましくないように思います。
痛みも同じだと思っています。

痛み・・・
痛みの立場になって考えてみると
痛み的には、何かを伝えるために、
何かを訴えるために発信しているように私は感じています。
体の反応であり、体の声
命の反応であり、命の声
当事者としては、
痛みは取り除きたいですし、
辛いですし、苦痛です。
とはいえ、
痛みを厄介者として扱えば
厄介者扱いされた痛みは
黙っていません…
痛みのスパイラル…
「痛い」と感じている以上、
必ずそこには何かが…
「この痛みは何を伝えようとしているのだろう?」
この視点を大切に
痛みと向き合うことが大事だと私は感じています。
とはいえ、
実際に痛みを感じている患者は
なかなかうまく痛みと向き合うことができません。
だって痛いんですから…
辛いんです…
苦しいのです…
そこで医師をはじめ医療者の方々が
サポートしてくださることで
患者は救われます…
そして慢性疼痛…
この痛みについてはまた次回…
ブログランキング
ただ今、1,345位中…7位へ
応援クリックありがとうございます
↓

にほんブログ村