医師は病気を診るのではない・・・ 《医学生の質問 & 感想より⑧》 | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

【痛みの授業…①】


前回お伝えした2年生の講義は、無事に終わりました。

 

当日は、山を越えて大学に向かったのですが

途中から景色が変わりビックリ…あせる

 

前が見えない程の吹雪でしたが

大学の近くになると

それまでの雪景色はなんだったのか…

というほどに違うお天気

 

とはいえ、強烈な寒さだったので

全身こわばりが強く、それに

吹雪の中の運転は無意識に力が入っていたようで

講義前からエネルギーをつかってしまいました… 汗

 

私の出番は、特別講義Ⅱの時間でしたが

話の流れを把握するためにも…

ということで、

名誉教授の中野先生による

特別講義Ⅰでの薬物治療について

聴講させていただくことができました。

 

中野先生のお話は

医師として絶対に知っておく必要があるお話ばかりだったわけですが

 

・・・

 

いえ、そもそも医学部で学ぶすべてが

医師を目指している学生さんにとっては

大切な学びばかりだと私は感じています。

 

一言たりとも講師の話を聴き洩らさないでほしい…

 

患者としてはそんな想いでいます。

 

それは、単に講義内容の学びということだけではなく

患者の語りに耳を傾ける訓練でもあり

人の話を聴くという姿勢、聴く力を高める

最高の学びの時間ではないでしょうか。

 

 

そもそも医学部は、診断ができるように学ぶところ…

 

そう表現できるように私は感じています。

 

もちろん、それだけではないですし

まして、それだけでは真の医師にはなれないと思います。

 

中野教授も講義の中で繰り返し話していらっしゃいましたし

今回もいただいた学生さんの感想にもありましたが

 

医師は…

「疾患ではなく、疾患をもった患者さんを診る」

 

「病気を診るのではなく、病気で苦しんでいる患者さんを診る」

 

という意識をもってこれからも学んでいただけたなら…

そう願うばかりです。

 

そうすると、そのために必要なことを学ぶことにつながるでしょうし

得られることが変わってくるのではないかと思います。

 

そして今回初となった「痛みの講義」の時間は

私にとって、新しい発見&学びとなる時間でした。

 

これからのブログでは、その話はもちろん

今回、学生さんの質問&感想は

なんと90名もの方々に提出いただきましたので

その質問についても綴っていきたいと思っています。

 

大分大学医学部2年生の皆さん…

たくさんの うれしいご感想をありがとうございましたキラキラ

 

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