「たぶん…」「おそらく…」で受け取ってはいけない処方薬 | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

【‟あたりまえ” の恐怖 … ①】

なかなか更新できないのですが (^_^;)

 

「更新楽しみにしています♪」

 

という嬉しいメッセージをいただき、

単純な私は ニコニコ
「今日こそは!」と

久しぶりに綴っています…

少し前から
「これってどうなんだろう…」

「なんだかおかしくない?」

と思うことがよくあります。

 

どんなことかというと…

 

以前は、あたりまえではなかったり、
よく考えると、疑問を感じることなのに

今では、普通&あたりまえとなっていること…

今の世の中、

そんなことがたくさんあると思うのですが、

 

おかしい」と感じることが普通と認識されていたり

危ない」ことや「命にかかわる」ことなのに

あたりまえになっていることに

私は疑問を感じています…

逆に、

あたりまえ」のことなのに

おかしい」ことのように認識されていることも…

 

そのことに関連して

今日は、昨日参加したセミナーで

「そうだったんだ…ガーン」と
愕然としたことを綴ります。

例えば…

病院を受診して、薬を処方された場合

今では多くの方が調剤薬局を利用すると思います。

中には、複数の先生にかかっていて

それぞれの先生から薬が出されるケースも。

 

ご存知の方も多いでしょうが

薬には副作用があったり、

飲み合わせによる相互作用について知ることも
お薬を服用するうえでは大事なことです。


私もこれまで様々な薬剤師さんにお世話になりましたが

薬のことについては、

処方した主治医より、
薬剤師さんの方がより丁寧に説明してくださるという印象があります。

薬剤師さんは、薬の専門家なので
当然といえば当然ですが、

私は、医師も同じくらいの知識があると思い込んでいました。

だって、処方するのは医師なので
当然、その薬に関する知識は十分にある
そうあたりまえに思っていました。

しかしある時、当時お世話になっていた医師から

「薬のことは薬剤師さんの方が詳しいから、薬剤師さんに聴いて」
そう言われて驚きましたが、

医療教育に携わらせていただくようになり

そのことについて理解できるようになりました。

とはいえ…

患者の立場からすると、
処方する以上、その薬のことについては

十分に熟知したうえで処方してほしい…というのが

正直な気持ちですが、
事情は理解できます…汗


セミナーで愕然としたのは…

薬剤師法についてです。
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【薬剤師法 第24条】
薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによつて調剤してはならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この話を耳にして、

私は、ある事例を思い出しました。

調剤薬局で、
ケース①

薬剤師: 「B先生に、お薬手帳は見せましたか?」
患者: 「ハイ、見せました」

薬剤師: 「じゃぁ、大丈夫だと思うんですが…」

患者: 「何か?」

薬剤師: 「A先生が出している薬と同じ成分の薬が出ているんですよ…」
「でも、お薬手帳を見せたのなら…」

そう言って患者さんに薬を渡すというケース。

 

ケース②

患者: 「この薬の副作用に、トイレが近くなると書いているけど、

私は、夜中トイレの回数が減るような薬を飲んでいるのに大丈夫なんでしょうか?」

 

薬剤師: 「先生に、お薬手帳は見せましたか?」
患者: 「はい、見せました」

薬剤師 :「だったら大丈夫だと思いますよ」

患者: 「本当に大丈夫ですか?」

薬剤師: 「おそらく大丈夫です」

そういってお薬を渡す。

 


このふたつのケースに限らず、
「たぶん」、「おそらく」という言葉を
薬剤師さんから言われたことが私はあるのですが

 

薬剤師法からすると
どうなんでしょう…

もちろん、
きちんと対応してくださる薬剤師さんはいらっしゃいますが、
先生をたてているのか、遠慮しているのか

はたまた恐れているのか…はわかりませんが

「先生が処方していらっしゃるので…」

そうおっしゃる薬剤師さんがいらっしゃいます。


その場で、医師に確認をしてもらうことで
安心して服用できる(かもしれない)のに
曖昧なまま薬を渡されても
その薬を使わないこともあれば、

 

服用しても、
不安な気持ちが強いと
得られる効果に違いが出ることもあれば

副作用が現れることにもつながるように感じます。

医薬分業の制度に伴い
院外処方が行われるようになり、

現状では、患者にとってのメリットより
患者以外のメリットが大きいようにも感じています。

 

 

大分県医療コンフリクトマネジメント研究会

での定期セミナーでしたが、
院外処方ではなく
院内処方のお話しでした。

患者の立場では
正直、疑問に感じる点もいくつかありましたが、

医療者は真剣に取り組んで下っている

という現実から、

患者自身が、

自分の病気のこと
自分の命のことを

もっと真剣に捉えること、

真剣に向き合うことの重要性も感じる時間でした。


梅雨入りしている地域もあれば雨
これからの地域もあると思いますが、
体調に影響することも多い時期です。
みなさん、ご自愛くださいね クローバー

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