結局4月は更新しないままでしたが、
訪問してくださった皆さま、ありがとうございます
世間ではゴールデンウイーク
「GWは関係ない」という方もいらっしゃるでしょうが
5月6日までの間、いかがお過ごしになりますか?
私は授業あり、セラピーあり、
そして…まったりありだとうれしいですね
今日は
「病気を乗り越える」
ということについて綴りたいと思います。
病気に限らず、なにか困難なことが起きた時も
「何とか乗り越えないと!」
と、自分に喝を入れたり
「頑張って乗り越えてね!」
「乗り越えるしかないよ!」
「あなたなら乗り越えられるよ!」
「乗り越えられない困難はない!」
などなど、
人に言われることがあったりしますよね。
「藤咲先生は、
どのようにして病気を乗り越えたのですか?」
これまで何度も何度も同じようなご質問をいただきました。
そして、つい先日も聴かれたのですが、
その時に私が語ったお話です…
「どうやって病気を乗り越えたのか…」
と聴かれたら、
「私は今までに病気を乗り越えたことはありません」
というお答えになると思います…。
今現在も、
数種の疾患とともに生きていますし、
「どうしようかなぁ…」と、
答えを出せずにいることもあるので…(;^_^A
しかし私は、
「どうやって乗り越えたらいいんだろう?」
とは考えていません。
それは…
「乗り越える」「乗り越えない」という次元のことではない
そのように私は考えているんです。
それに、そのように表現してしまうことで
高~い山や、
高~い壁がイメージされませんか?
実際には、壁も山も存在しないのに
そう表現することで
とても大変なことを成し遂げなければならないように
セッティングされてしまうと私は感じています。
例えば、
「こんなに大変だったんだよ!」と
過去を振り返って人に伝える時などに
「〇〇を乗り越えたんだ!」と語るには効果的なのかもしれません。
しかし、
今起きていることとして語ったり、
どうしたらいいんだろう?
という時には悪影響になると私は感じています。
そして、
「この困難をどうやって乗り越えたらいいんだろう?」
という語りは、ダブルの悪影響
「困難」
「乗り越える」
実際に大変な内容自体がありのまま、
そのことを「困難」と表現することで
自動的に大変さが増してしまいます。
病気だとするならば、
「私は困難な病気を乗り超える!」
そう思ってもなかなか大変で、
実際に困難なことが続いたり…
そこで、
「私は〇〇病だけど、どうしたら治るんだろうか」
「私は〇〇の症状が辛いけれど、どうしたら改善するんだろう」
このように表現すると
実際に改善したり治るために前進したり、
気持ち的にも楽に過ごせると私は感じています。
上記は初級編
そして次は上級編?
「今は全身の痛みが強くてきついけれど、
笑顔で楽しく過ごすことができて、
幸せだな~って感じることができる毎日を過ごしたいな~」
「そのためにはどうしよう?」
というようなことが効果的だと私は考えているし、
言ってしまえば、
これが私の身におきているありのまま
な~んてお話をしました。
すでに綴っているように、私の場合は
講演会などの演題として、
「難病を乗り超えて・・・」
という表現の時もありました。
講演会などではそのほうが効果的だったりするので (^_^;)
そういえば…
大分合同新聞さんで取材をうけた時は、
写真のような記事でご紹介いただきました…
いずれにしても、
現実としては、
自分が望む未来のために、日々前進するのみ!
前に進む!
このことが大切なのではないでしょうか。
もちろん、
立ち止まったり、ときに過去を振り返ったり…
そういうことがあってもOKだし、
ほんのちょっとでも前に進むことができたら
自分を褒める
ということが大切なのではないかなぁ
と私は考えています。