医学部講義…12年 | 一生一緒に過ごす自分と仲良く…って大切だね♪

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幸せの秘訣は“自分流”☆ミ
 50年の患者人生を活かしながら、100の病気と共に、波乱万丈をシブトク生き続けて学んだ命の育み方&自分づくり…コロナ禍を自分らしく生きるヒントと共に綴ります♪

大分大学医学部での
学生講義にて語らせていただくようになって12年…

本当にあっという間の12年であり、
この期間、継続させていただけたことに深い感謝の想いでいますブーケ2

12年前の私には、
生きる希望もなければ、
寝たり起きたりの生活。

24時間全身を襲う痛みに泣き叫んだり、
当時、私に与えられた試練に押しつぶされそうでもあり、
このまま生きていて何になるのかと
死と向き合うことも多かった時期のこと…

新聞記事で知った、
第1回模擬患者養成ワークショップに
「参加したかった…」
という自分の想いを伝えることができたおかげで、

その後の人生を変える時計の針が動き出したようにも思えます。

「藤咲さんは、正真正銘の患者なんだから、
模擬患者にならなくても、そのままでいいんじゃないの?」

当時、唯一の理解者であり私を診てくださっていた教授に
そう言われて、何だかうれしかったことを覚えています。

患者でOK?

医療者からしたら厄介な病気を抱えた患者であり、
患者としての私は、どこの病院でも厄介者扱いされ

病気自体はもちろん、
患者として、
そして私自身に対して、
否定的にしか捉えることができず、
認めることができない存在だった

でも、そのままでいいんじゃないかという教授の話しに
正直、戸惑いもありつつでしたが、
なんだかとてもうれしかった。

そして何より、
そこから学生講義へのお誘いをいただいたことは、
当時の私にとって人生最高に!…というほどの感激でした。

もともと医学教育には疑問もあり、興味もあり、
学生さんに伝えたいこと、
医療者に伝えたい想いがたくさんありました。

第一回目の…というか、
当時は継続する予定などはなく、
学生教育に患者の生の声を…と
お考えだった教授の初の試みでもありました。

その日が待ち遠しくて待ち遠しくてたまらなかったことを
よく覚えています。

教授の、「学生教育に…」との想いは、
実は、私の治療にとても有効となり、
教授にとっても、
この講義の時間は、様々な発見に繋がっていらっしゃったようです。

ある時期から、カメラ2台に囲まれて記録として残るようにもなり、
私の様子の変化、生活の変化、語りの変化などが
映像として残されてもいます。
今年はマイクも大学用・医局用と2つのピンマイクをつけての
講義となりました。

様子の変化、生活の変化、語りの変化…
要するに私の人生の変化が残されているわけですが、
きっかけとなったのは、
まさにこの講義の時間。

私自身も語らせていただきながら、
気づきと発見の連続であり、
その年その年の学生さんとの出逢いもあり、
学生さんの質問やメッセージに励まされた12年は、
私にとって、とても大きな意味ある時間。

ある時期の学生さんは、
私が入院した時、
休み時間や放課後、
毎日お見舞いにきてくださったこともありました。

外来受診の時は、
売店や廊下で声をかけてくださったり、
学生さんの反応も
私にとってはとてもうれしいものでした。

「患者でいい…」

何だか変ですが、
「ありのままを認める」という私のスタートでもありました。

今もなお、全身の痛みと共に生きる私は、
症状や病気を否定的ではなく、
私の個性キラキラとして大事に、
そして、そのありのままと向き合うことを大切に生きています。


それらのことに気づかせていただいた
医学部でのこれまでに感謝ですブーケ1

最近では、
夜中に目覚めた時や朝起きた時、
全身の節々の激しい痛みにしばらく起き上がれませんが、
そのことを異常として捉えるのではなく、

痛みに対し、体に対し語りかけたりしながら
ありのままと向き合い過ごしています。

病気だから不幸だと思っていらっしゃる方も多いですし、
私自身もそうでしたが、
今では、私のありのままに幸せを感じています。

私には難病をはじめ複数の病気がありますが、
これらの病気のおかげで、今の私が存在します。

これまでの波瀾万丈な人生のおかげで、
今の私は生きていることができています。

自分の体に、心に、
そして私の命に感謝することができる今、
生きていてよかった…
心からそう感じています。

今月も来月も講演会が予定されていますが、
「生きる力」「自分力」について語らせていただきます。


出逢う方々の幸せに繋がるとうれしいです虹

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藤咲里花@奇跡のセラピスト これが私の生きる道♪~過去・現在・未来~