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いつもありがとうございます :*:・(^-^)・:*:
今日は犬の話題を綴らせていただきます。
特に、ペットと言われる動物と一緒に暮らしていらっしゃる方々には
是非読んでいただけるとうれしいです。
先日…というか、ここ最近
よく言われるのが、
「覚悟しておかないとね…」
我が家の娘、ケイは15歳
シーズー犬なのですが、
1ヶ月前に心臓が止まることがあり、
その後は気が気ではない状態が続いていました。
(あえて過去形に…)
それまでは、食欲旺盛で元気いっぱいに過ごしていました。
15歳というお歳ですから、
目が見えないし、耳が聞こえない…
という状況ではあり、
認知症的な症状もたまにおきていました。
でも元気!だったんです。
病院で、皮膚の処置をうけたのですが、
ケイにとっては適切ではなかったようで、
そのことがきっかけとなり、
心臓が3回止まってしまうという危機がありました。
「昨日まで元気だったのに…」
人間でもよく耳にする言葉だと思います。
そのことから、
「覚悟しておかないとね」
という声掛けを何度もいただきました。
よくわかります…。
そして、私が実行していることは、
「いつかお別れする日がくる」ということは、
しっかり認識し、胸・心におき、
日々の生活を充実させることに意識をおいています。
何より…
私が今の状態のケイと一緒に過ごすようになり感じたことは、
お別れする覚悟は、
今ではなく、
一緒に暮らし始める時に必要なのだと感じました。
そして、その時に一緒に必要な覚悟として、
何があっても最期まで一緒に過ごす覚悟
このことこそ、
人が「動物と一緒に過ごしたい…」
そう想った時に必要なことなのだと感じています。
そして、その覚悟をすることで、
一緒に生活する毎日に大きく影響するようにも感じました。
私としては、反省点です…。
一般的には、「かわいい」とか、「さみしいから…」という
自分の都合で飼い始める方が多いのではないかと思います。
それはそれでOKだと思うのですが、
その時に必要なことは、
自分の想いを埋めてくれる存在を大切にして、
責任をもつことだとも思います。
その存在は、
かわいい犬や猫の姿をしていますが、
「命」です。
人間と同じ「命」という存在です。
だからこそ、
その覚悟がもてない人は、
自分以外の「命」を育むべきではないようにも私は感じています。
イヌ・ネコの世界も高齢化となっている今、
病気に限らず、介護が必要となってきています。
高齢とともに、目も見えなければ、耳も聴こえない
という状況になるわけですが、
ワンちゃん、ネコちゃんにとっては非常に非常に不安なことだと思います。
いままで出来ていたことができなくなります。
人間と同じなのです。
いま私は、24時間ケイの命に向き合っています。
心臓と呼吸の心配が大きいのですが、
食事の心配も大きいのです。
あの時以来、食べなくなってしまいました。
食事の好みも変わりました。
聴くところによると、
病気の事情だけではなく、
年齢と共に、そのような傾向も出てくるようなんです。
今のケイの状態では、栄養を摂ることはとても重要なこと。
あれこれ準備して食べさせています。
鮭と野菜のおじやをパクパク食べてくれて喜んでいると、
次の日には食べてくれません。
好みのドッグフードはどこにでもあるものではなく、
好みだからとわざわざ買いに行っても
食べてくれない…ということも。
食物アレルギーがあるので、
それはそれで容易ではない食事の管理。
これまでの食事のリズムでもなくなるため、
様子を観察して、お腹が空いた様子の時に食べさせます。
それが夜中になることも。
足腰も弱まり、
歩行はもちろん、立っていることが困難にもなります。
しかし、誰に似たのか頑固な性格のケイは、
きちんと立って水を飲みたがるのですがフラフラしたり滑ったり。
だから足元はすべり止めシートを敷き、
トイレもしゃがんでするのですが、
開いた両足が踏ん張れないので、
足を開いた瞬間に両足先を支えます。
トイレなのか、水が飲みたいのか、
様子から察してあげて連れて行くのです。
「お腹が空いたよ~」
「お水が飲みたい…」
「トイレに行きたい…」
それぞれ決まったサインがあるんです。
呼吸がかすれてくると吸入したり、
呼吸が荒くなると安心するように摩ったり、
添い寝してあげると安心して、スヤスヤ眠ってくれます。
体の循環が悪いと感じたり、舌の色が心配な時はマッサージ。
お通じも出にくくなるのでお腹のマッサージ。
暑さでクーラーを使っていますが、
高齢になると体温調整が難しくなるので、
皮膚の色を観察したり、触ったり様子をみて
循環がよくなるように全身マッサージ。
今はまだ、体位変換は自分でできるのですが、
できなくなったらサポートが必要になると思います。
認知症状が出てくると、
意識を自分でコントロールできなくなり、
体の状態と相反する行動をとったりするので
人間がコントロールする必要があります。
獣医さんによると、
高齢になると、
それまでとは違う性格になる子もいるようです。
ケイの場合は、
栄養状態がよくなくて、体調も安静が必要なのに、
グルグル旋回して歩き続けたりするので
心臓にはダイレクトに悪影響。
抱いてなだめて寝かせつけようとしますが、
上手くいく時とそうでない時があります。
とはいえ、心臓が止まってしまうことにつながるので、
とにかく必死になだめます…。そしてそばにいてあげます。
夜中に起きてグルグルしたり、お水がほしくなったり、
朝4時からご飯のさいそくがあったり…
眠っているから…と安心していると、
ゴソゴソし始めたり、何かのサインを出してくれたり…
食事をしていても、トイレをもよおしたり・・・
皮膚の病気もあるので、
顔がかゆいと訴えるのでかいてあげたり、
食事も口まで運んであげるのですが、
タイミングがうまくいかなかったり…
今はケイ中心の毎日となっていますが、
人間でいえば高校生。
赤ちゃんの時から一緒に過ごし
もっともっと、ず~っと一緒にいたいけれど、
犬の寿命はそう長くはありません。
限られた時間、
できるかぎりのことをしてあげたいし、
一緒にいたい。
だからこそ、ケイの命と向き合いながら、
ケイの声に耳を傾けながら、
話しかけたり、摩ったり、抱っこしたり、そばにいたり…。
もっと早くから、
もっともっとケイと向き合い、寄り添いたかった…。
いえ、そうするべきだった…。
「忙しい…」
このことが優先されていたことを
今となってはとっても反省し、悔やんでもいます。
さみしがり屋で甘えん坊のケイなのに…。
お兄ちゃんのジェイ君は16歳で旅立ったけれど、
以前、実家にいたジョン、ラッキーのように
20歳まで一緒に居られることを目標に、
少しずつ元気になって、
また外で抱っこおさんぽしたり、
マックドライブしたり、
大好きな外で過ごす時間ができるとうれしいです!
そのために私にできることを精一杯、
そしてできるかぎり一緒に過ごせるように…
そんな毎日を過ごしています