昨年に続き、今年も医学専門誌に掲載していただきました。
ライフサイエンス出版
薬理と治療(JPT) 40巻 9号 2012年
昨年開催された、
薬学コミュニケーションフォーラム 2011 in 湯布院
「薬剤師に求められる医療コミュニケーション:現状、課題、そして展望」
特別セッションにて、患者の私が参加させていただきました。
その時の、
「患者の語る物語と医療者の語る物語」と題しての
語りを文字化して、掲載していただきました。
医療の現場での様々な出来事。
特に入院中は日々繰り広げられるドラマがあります。
語りの舞台は20年前。
あの時、患者として伝えられなかった想いを語らせていただき、
その当時、研修医であり私の主治医の一人だった先生と、
現在お世話になっている先生と3人で語り合った
特別セッションでした。
医療の現場では、
患者の考えと医療者の考えは違っていたり、
患者の声・想いが届かなかったり、
それは当然のように繰り広げられています。
それが良いとか悪いとかではなく、
それぞれの立場での考え方、想いは
なかなか伝え合うことがない医療現場。
20年経った今だから語れる…
といったライブでした。
問題の患者だった私と、
研修医だった医師との再会、
そして語りを綴ったものですが、
フォーラムで語る時に、はじめて気づいたことがあったり、
今回掲載するにあたって文字化したことで気づくことがあったり、
私にとっては、とても貴重な体験です。
最後に当時の入院看護記録の要約から抜粋して伝えられたことがあり、
会場も一瞬どよめきが起こったのですが、
私にとっては20年前の記録という驚きと、
看護師さんの想いに触れることができたようで、うれしかったです。
今でも映像として走馬灯のように思い出される入院生活。
26回のうちのひとつとなる、
半年に及ぶ当時の最悪な入院生活は、
私の患者としてのひとつのターニングポイントでもあり、
私の人生での、とても意味ある思い出となっています。
当時の研修医、そして現在は、
おざきホームケアクリニック院長としてご活躍の尾崎先生、
ありがとうございました
そして、いつもお世話になっている、
大分大学医学部の中野教授のおかげで、
今の私は存在することができています。
前例のない新しい取り組みを次々取り入れて、
医学教育のために私をつかっていただけることを
心から感謝しています。
いつもありがとうございます
そして、そのことが私のためになっていること、
先生の発見でもあり、私の発見でもありましたね。
これからも、
語れる患者として、もっともっと活躍したいと願っています
次は来週、
大分大学医学部4年生の講義の時間です
講義では、今回の掲載から、
患者人生最大の気づき、発見がありましたので、
そのことをお伝えしたいと思っています…
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