37歳で医者になった僕 ~ 研修医純情物語 ~
第3話で感じたことは、
医者と患者の深い部分。
つながり ともいえるでしょうか…
森下医師 (田辺誠一)が言っていた、
「医者が治すとか治るという言葉を
絶対に使うべきではない」
確かに…
そして、研修医の瑞希 (水川あさみ)は、
「『治る』と軽々しく言う医者も、
その医者の言葉をうのみにする患者も許せない」
確かに…
私は今日の患者、木島さんの気持ちがとてもよくわかり、
特に、快方に向かう患者さんと合コンの約束をしているシーンを観て、
私も入院中、研修医の先生たちと約束を交わしたこととか、
その頃の自分の想いを、思い出したりした1時間でした。
入院中、研修医との時間は、私にとってとても大切な時間でした。
当時、
食べることも飲むこともできず点滴とIVHだけで生きていて、
ベッドの上に寝ているだけの私の唯一の楽しみは、
研修医の先生達が、私のところに来てくださることだった。
このドラマとは違い、担当以外の研修医の先生とも
よくコミュニケーションをとっていました。
気分の良い時は、おしゃべりしまくり、
具合が悪い時は、顔をのぞいてくれたり、
最悪の時は、何も言わずベッドの横についていてくださったり、
うれしかった…。
そして、「元気になったら○○に行こう!」と
研修医それぞれと約束したりしたことも懐かしく思い出しました。
すず(ミムラ)も言っていたけど、
患者にとっての「お守り」は大切だと私は感じています。
「大丈夫」とか、「治る」、「治す」
軽はずみ、無責任に言うべきではないけれど、
信頼している医師に言われた言葉は
『お守り』になる。
信頼関係が強ければ強いほど、
最強のお守り。
そしてそこには、患者側の
「うのみにする」ということは存在しない。
医療は科学。
そして、心の通う、気持ちの通う、想いの通う
特別な科学。
それが真の医療だと私は想っています。
医師は責任をもって対応することが大切だし、
患者も自身で責任をもって選択することが大切。
私も 「死にゆく準備」ではなく、
「生きる可能性に向かって」の医療を選択したいし、
そういう人生を、自身の責任において生きて行きたい。
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