第2話。
印象に残ったのは、
外来で初診の2パターン。
明らかに、「良い医師の例」と「悪い医師の例」
電子カルテと向き合っての初診。
患者さんの話を聴く姿勢がなく、
患者さんも不調を伝えられず、
触診もせず…
結果、入院中に腹部大動脈瘤破裂で手術。
患者の桑原さん、
「先生が忙しそうだから怒られるかも…」と
自分の具合が悪いことを言い出せず、
入院についての金銭的な不安も言えず、
ひとりで抱え込んでしまっていた。
主治医が聴く姿勢をとってくれていたら…
明らかに医師の対応、姿勢に問題がありました。
そして、患者の桑原さんにも。
言いたいけど言えない…。
と~ってもよくわかります。
医療という環境は、
「命」と向き合い、「命」に寄り添う場。
医療者は、一人一人の患者さんの命に寄り添い
目の前の患者さんにとっての最善をつくす。
そして、患者さん自身が
自分の命に寄り添い、自分にとっての最善をつくす。
このことが一番大切だと私は考えます。
本当の治療とは、
医師が病気を治すのではなく、
患者自身が病気を治すのであり、
医師がそのサポートを行う。
だからこそ患者は、
自分の持っている情報、
自分の体のこと、
自分の感じていること、
自分が不安に思っていること、
疑問に思うこと、
何でも医療者に伝える義務があり、
医療者は聴く義務があり、
応えることが大切なんだと思います。
医療者は、患者が聴きやすい、話しやすいように
努力することも必要。
そして、患者も医師に伝えられないなら看護師さん。
受付の人に伝えるなど、
伝える努力、聴く努力が必要なんだと思います。
だって、この世にたった一人の自分のことだから。
自分の命のことだから…
そう感じた第2話でした。
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