私がよく言われていたことなのですが、
「病気と上手く付き合うように」
医療者はもちろん、身近な方からも…
当時はそのことに疑問を感じることはなく、
それができないことで葛藤の連続でした。
病気と上手く付き合えないことで悩んで、悩んで、
苦しみ続けました。
そして今、40年の患者人生を生きる私の結論は、
「病気と上手く付き合う必要はない」
ということに至りました。
病気と上手く付き合っている以上、
その病気から離れることができなくなってしまいます。
頭痛もち・・・と表現することがありますが、
「私は頭痛もちだから、
この頭痛と仲良くしないといけないんです」
先日はじめていらした方が、
口癖のように繰り返しおっしゃいました。
「病気」というくくりだけではなく、
「症状」も同じです。
頭痛、腰痛、生理痛・・・
仲良くする必要はありません。
ただし、
「改善したい!」というお気持ちがある方は…ですが。
そして、病気と上手く付き合うのではなく、
「自分自身と上手く付き合う」
このことに尽きると私は思います。
当然のことですが、
頭痛も、腰痛も、生理痛も、何か意味があって反応しています。
その方の身体が、何か伝えたいことがあって訴えているのです。
自分自身の体に、そして心に耳を傾け、
寄り添うことでわかりあえるのだと、
私は痛感しています。
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