シアター レインコートとは? | よこたの部屋

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劇団河童座代表 横田和弘氏によるコラム。

シアターレインコートとは、お察しの方もおりますように 河童座をもじった、合羽つまりレインコートのことであります。

劇団河童座が  やんわりと続けてきたワークショップの 別名になることになりました。

きっかけは 今回の第14回神奈川演劇博覧会に 参加したことでした。

演劇博覧会てゃ 神奈川県下から、今年は12劇団が集まっての 入場無料・出入り自由の連続公演という ちょっと変わった、神奈川県演劇連盟主催の演劇祭です。

河童座としては 参加したことがないのですが、今年はワークショップの 最終目的として参加をしました。

演目は、太宰治原作 御伽草子より「カチカチ山」を 脚色して45分の作品に仕上げました。

出演者は 3人の大学生のワークショップ参加者によろものでした。

本公演と並行しての稽古なので、正直、私的にはお疲れモードではありました。けれども 3人の仲間たちの 熱心さは 河童座の稽古をしのぐものがあり、楽しい芝居作りでした。

二人は 初舞台・一人は大学生最後の舞台・・・。

果たして この3人がどのようにこれから演劇にかかわってゆくのか・・・

勿論 河童座に参加してくれれば、今劇団員不足の我々は めちゃくちゃにうれしいことなのだけれど、どうなるかはわからない・・・・

でもこのワークショップの 目的は参加者が芝居の面白さ、演じることの面白さをわかってもらえたら・・・そのきっかけになれば 役目を果たしたこととなると思っている。

3人の これからにいい経験になったことは確かだと信じて、今回のワークショップは終了した。(反省会と、最後の打ち上げは残っているのだけれども)

しばらく お休みをして また「シアターレインコート」は 再開する。もしよければ その時は ホームページで 告知をしますので 年齢、経験不詳の 楽しいこじんまりしたワークショップです。参加してみてください。

3人の 参加者 楽しい時間をありがとう!!!