自分で作ったソロジャーナル
「とある魔導士の研修日記」。
3人目をロールする。
今回はテストプレイではなく本番とする。
今回の魔導士の研修生は、女の子。
魔導士の研修日記(エリーゼ)1
主人公:エリーゼ(17)
1日目
朝:私はエリーゼ。
夜明けが来て鳥の鳴き声がする。
昨夜は緊張して寝られなかったわ。
これから研修が始まるけど、
親友のピラリスとは別のクラスと寮に別れちゃったし。
不安でしょうがない。
ぼんやりしてたら個室のドアの向こうから
「早くしないと遅れるわよ」と
誰かのヒステリックな声がする。
あっ、私も支度しなきゃ。
ベッドから慌てて起きたら、
化粧品の瓶を落として割ってしまった。
ああっ。私っていつもこう。
昼:食堂の大きな窓から何かの塔が見える。
その横に寂しげな三日月がかかってる。
一週間ちゃんとやっていけるのかしら。
みんなが自分よりも優秀に見えて、悲しくなる。
夜:やっと長い一日が終わった。
なるべく他の人たちから目立たないように過ごした。
夜の図書館は解放されているから、明日の予習をした。
授業に置いて行かれるのが怖くて。
レポート用紙7枚埋めた。
2日目
朝:予習のおかげで、内容が頭に入った。
とにかく人よりもたくさん頑張らなくちゃ。
私ってトロくさいから。
この研修で
白魔導士か黒魔導士かの適性が分かるらしい。
自分じゃ選べないから、ありがたい。
昼:午後の演習。
順番待ちで、緊張して手が震える。
深呼吸を何度もやって、気持ちをリセットさせた。
番が来て、先生の指示通り、鼠を2匹出せた。
ああ、よかった。
夜:みんな、けっこう夜食でお菓子を食べてるみたい。
確かに寮のご飯は少な目よね。
でも、噂では、少しお腹空いているほうが
魔力が増すらしいから、私は我慢しよう。
食堂から見える塔は、時計台だった。
今日はあそこまでちょっとランニングしてこよう。
3日目
朝:授業に向かおうと廊下を歩いていたら、
見た目が派手で自由人っぽい先輩(男性)が来て、
「サービスで一人だけに術をかけてあげるよ」
と周囲に突然、言い出した。
でも、誰も目配せして前に出ない。
だってどんな術かわからないし。
私もうつむいてたんだけど、
「じゃ、君」と指名されてしまった。
「・・・。はい。・・・お願いします」
私は断れなかった。
小さな魔法陣の中に立つ。先輩が私に術をかけた。
「・・・?」何も変化がない。
けど、先輩は
「パワーアップしておいたから」と笑って去って行った。
その先輩の両耳には赤と青の熱帯魚のイヤリングが
ぶらさがっていて、とても印象に残った。
昼:先輩に術をかけられてから、胸の中がカッカと熱い。
なんだろう、これ。
何かが自分の中で起きているようで怖い。
でも平静を保って授業を受けた。
火を出す魔法を教わり、
自席でロウソクに火を灯そうとしたら、
天井に着くくらいの火柱が上がった。
えええ?!頭の中が真っ白に。
先生も驚いて、水魔法ですぐ消火してくれた。
でも、ど、どうしよう、机が丸焦げ。
べ、弁償?!
夜:授業が終わったら、なんか知らないけど
クラスの男子が私の周りに集まってきた。
「君、どこから来たの?」「魅力的だね」
「よく見るとかわいい」「デートしない?」
「あの火柱、すげえな。またやってよ」
と口々に言ってくる。
え、ま、待ってください、私はそんな・・・。
焦ってその場を逃げた。
きっと、子ども扱いしてるんだわ。
私がとろいから、皆でからかっているんだわ。
そうしたら、クラスの女子の一人が私の所にきて、
「あなたって魔力がすごいのに、控えめで素敵」
とほめてくれ、友だちになってくれた。
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長くなったので、
エリーゼの話は3分割で掲載する予定。
続きは明日。
