皮膚科のパッチテストの結果をもって、さっそく歯医者を訪れた。
もう。10年近くお世話になっている先生だ。
そういえば、歯周病も汗疱の引き金のひとつになるし、扁桃腺もそうらしい。
歯周病は、毎月1度のケアでなんとか克服したばかりだ。

で、アマルガムについて伺うと
「最近アマルガムを使うことはほとんどないし、今見ても金属に心配はない」
というお言葉。
ということは、やっぱり、皮製品なんだよね。

よりによって、検査結果の前日、目についたおしゃれな皮手袋買ったばかりだけど・・・。
娘にプレゼントするしかないか。。。

靴は、靴下着用でなんとかクリアできるとして、カバンも全部手放すしかないのかしら・・・。
身の回りって意外と皮製品多いんだと改めて気がついた。

ようするにもっとシンプルに、質素に暮らせってことだよね。 まあ、整理をはじめなくちゃいけない年齢だから、よいチャンスと思うことにしよう。
ついに、パッチテストの結果がでた。期間1週間。費用約3600円(健保使用)。
やはり、金属アレルギーがあった。クロム、コバルト、そしてプラチナ。
ニッケルアレルギーはマイナスだった。

さて、どうするか・・とお医者さまに相談すると、
「まずは、歯科医と相談を・・アマルガムのなかに含まれているものを取る」
ふ~どれだけ、費用がかかるかな?
ちょっと頭が痛い。でも、なあ・・・。原因らしきものが見つかったから、よしとするしかない。
「でもこれが主な原因でなかったら・・・」
「一応、今回は、これでおしまいなので、もし、変わったことがあればいらしてください」
そっけないお言葉。まあ、それはそうだよね。医師として、対処療法薬を出す以外ないしね。まずは、こっちの意思で、原因らしきものを取り除いてからのお話ですものね。
ちょっと突っ込んで原因となる金属に関わりあるものをきいてみたら、意外なものを指摘された。
皮製品。皮製品をなめすのに、クロムが入ってものが使われるらしい。
それで、はっと思い当たることがあった。

夏、汗疱のメイン原因である汗、それと素足で履いていた皮のサンダル。それが反応して足の汗疱を悪化させ、広がったのかもしれない。
皮の靴を素足では、やめてみよう。

ほかの化学薬品に関していえば、汗疱との関わりはあまり研究されていないのか、かぶれるものはかぶれるから・・・ということだった。

まずは、明日歯科医との相談から私の汗疱対策をはじめよう。
夏の暑さがすぎるとともに、私の手足の指に生息?している汗疱は、活動を少し緩めたみたいで、痒さはほとんどなくなった。でも、密かに息づいているようで、ツッパリ感はしっかりある。
原因不明が気に入らない私は、アレルギーチェックに出向いた。

近所の皮膚科に無理やり紹介状を書いてもらって、「金属アレルギー」チェックに出向いたのは、済生会中央病院。ひさしぶりに大きな病院だ。
外来は、新築まもないのか、ガラス張りで、1階には、カフェもある。患者なのか、見舞い客なのか不明だけど、下町住まいの私から見るとおしゃれな感じの人々が多い。
予約を入れておいたけど、最初のカルテ作りで手間取り、けっこう時間がかかって、診察まで待った。

でも、担当の先生は、とてもよかった。
今まで、何人かの皮膚科医と汗疱に罹ってから話したけど、「さすが。。。町のお医者さんとは、ちょっと違う、専門医だ」という感覚をもった。予測される他の症例も含めて、納得いく解説だった。
そして、パッチテスト開始。血液検査かと考えていた私には、パッチテストの大変さは、想定外のできごとだったけど、新しい体験大好きだから、好奇心で満たされた。
背中に何種類かの薬品を貼り付けたテープを何本か張る。2~3日は入浴もダメ、もちろん、掻いたりするのは厳禁。
掻けないといわれる途端にかゆみを感じてしまう。汗をかくと結果がでにくいということと、かゆみもますからだろうけど、アルコールも運動もダメ。
1日目、2日目と背中に違和感を感じながらもなんとか、がんばって、3日目にパッチをはがすといくつか紅点がある。アレルギー+ということだ。
さて、この後に診断はどういう方向にいくのだろうか?
私の好きな映画監督の一人、フランソワ・オゾン監督の作品。

一人の生徒が書く作品にのめり込み、破滅へと導かれる教師のお話。

すべてを失った教師が、そばに歩みより、アパートの窓の中の人々の暮らしを想像しつつ、これからも物語をつくると語りかける生徒に向ける微笑みをみたとき、
「このまま進めば破滅しかない・・と思いながらも、コマを進めてしまう、理性では測りしれない関係ってあるよなあ~」
と思わずにはいられなかった。

危険なプロット
団塊の世代には、懐かしい名前なのだろう。
思った以上に岩波ホールは、人でいっぱいだった。ほとんどが、私と同世代か、それ以上の年代。
1980年代後半に一度上映された作品らしい。


ローザ ルクセンブルグは、ドイツ共産党の創立メンバーであり、20世紀初頭のドイツ革命を牽引した女性だ。というより、映画で見る限り、理論的支柱のひとりだったのだろう。まだ、女性が参政権さえ持てなかった時代で、彼女の信念、活躍はすばらしい。
彼女の名前は覚えていて、たぶん一冊ぐらい著作の読んだかもしれないけど、ほとんど記憶にないダメな私だ。
それで、この映画に頼ったわけ。お手軽主義の私らしい。
歴史的な背景、そして彼女と闘った同士たちの関係がイマイチ把握できていなかったので、私は、淡々とした印象しかなかった。
虐殺された彼女の死に涙している女性たちもいたみたいだけど・・・。