貫太が亡くなって1年が経ちました。
うららかな春容の日に旅立ってからもう1年です。
ちょうど1年となる土曜日に、ボクの家族、母と兄夫婦、嫁さんのお母さんと弟夫婦を招いて、ささやかな法要を行いました。
先に皆で仕出しのお昼を食べたあと、いつものお坊さんに来てもらいお経をあげていただきました。
今まであまり気がつかなかったのですが、アキナの山名に似ています。
ええ声の読経の途中でまご坊がひと泣き。
住職曰く、純新無垢な赤ちゃんの泣き声はお釈迦様の言葉だそうです。
どんなお経よりありがたいらしい。
お坊さんが帰られたあと、西国三十三所の御詠歌とお念仏を詠唱しました。
十九番が終わったところで、兄が持ってきた丁稚ようかんでひと休み。福井に新幹線がやって来てから、全国放送で福井の名産やグルメなどが紹介される機会が増えて、丁稚ようかんの知名度も少し上がったようです。
福井では冬の食べもの。もうシーズンオフになります。
お念仏のあと、みんなで写真を撮りましたが、この場におじじがいないのが寂しいです。この1年でまご坊が生まれ、おじじが亡くなりました。
たった1年ながら時の流れを感じずにはいられません。
この日、母はまご坊と初対面。
ずっしり重たいなぁとの感想でした。
孫っちは走り回っていました。
1年経って、ひと区切りです。
嫁さんが名残惜しそうなので、高野山への納骨はもう少し経ってからにしようかな。