石仏の道 | 風を感じて

風を感じて

アラカンに突入。セカンドライフ、ぼちぼち行こか。

ここ1ヶ月ほどほとんど歩けていません。
熱中症アラートが出るほどの暑さとコロナ第5波の勢い、そして連日金メダルラッシュで目が離せないオリンピック観戦と通信講座の修了課題の作成などなど、散歩する暇がありません。

そんな昨今ですが、まだ梅雨開けする前、1ヶ月ほど前になりますが、京都の南の端っこ、木津川市を歩いてきました。

浄瑠璃寺から岩船寺までのハイキングコースを歩きました。
バイクでまずは浄瑠璃寺へ。
以前、猫の寺として紹介したことがありましたが、お昼前で気温も上がってきたので、暑がりの猫たちは軒下や日陰に隠れている時間帯です。

軒の日陰づたいにずらりとお休み中でした。
どこからか生まれたばかりの赤ちゃん猫の甲高い鳴き声も聞こえます。





浄瑠璃寺から岩船寺までの片道2キロちょいの山道を歩いていきます。昔なら山賊が出てきてもおかしくはない感じ。
途中、山賊ではなかったですが、同じようなハイキングのおっちゃん1人とすれ違っただけ。


この辺りは石仏が点在しており、「石仏の道」とも呼ばれています。
もともとそこにある自然石に彫られた石仏は風景と同化していて、長い年月の間、地元の人や行き交う旅人の信仰を集めているようです。

誰も通らないような静かな山道の辺にぽつんと佇む石仏さんにほっこりとします。
時おりウグイスが静寂を破ります。










途中、持参のコンビニおにぎりでエネルギー補給。
そして岩船寺に到着。

門前にはお寺の名前の由来となる石の湯船があります。昔、実際にお坊さんたちが使っていたそうです。

紫陽花がキレイなお寺ですが、この日はまだ紫陽花もちらほら、というより日照りでしんなりとしていました。



朱色の三重塔が緑に映えます。
裏山を進むと木津川市内が一望できる「貝吹岩」まで汗だくだくで登りました。
でもいい空気だぁ。


帰りはアスファルトの府道を歩いて、浄瑠璃寺まで戻りました。

陽も傾いてきたので、猫たちもちょろちょろ出てきていました。

Before

After


愛想のない猫たちと山間の静かな時間を過ごしました。