パムッカレより、夜行バスにゆられ、イスタンブールまで。


乗車時間は、日本を発った時よりも長い12時間。


前日も含めて、この夜行バスが、実はずっと不安だった。
まず眠れないだろうというのと、体に疲れがどれだけ残るのか、

ということだ。


経験した人の話では、快適でリクライニングもついてるし、飲み物やお菓子も

出てくるって書いてあったけど、

実際は、やっぱり自分にはきつかった。

飛行機よりは、少しスペースが広いのかなというくらいだったので、

降りるころには、全身の節々が痛かった。


2時間おきくらいに目が覚めてしまうし、どうも寝た気にならない。



でも見れてよかったなと思えたのが、同乗する乗務員みたいなひと。

いろんな人が書いていた、匂いのするお手拭の水は出なかったけど、


2回乗ったどちらとも、若くてイケメンで動きが俊敏で見ていて気持ちがいい。


ちなみに、夜行バスには様々な人間模様が垣間見れる。

久しぶりに再会して抱き合う人、逆に離れていってしまう人。

自分たちの前の席は、旅立つ青年と見送る彼女だった。


彼女は、オトガルの出口辺りまでずっとバスを追いかけ、

青年は、バスの進行に合わせて、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして彼女に手を振る。


切ない。

自分たちも、遠距離恋愛してたから、わかるなーその気持ち。




まぁ、バスの話はそれくらいにして、トルコ最終日。


本当は、新市街とか行きたかったけど、のんびり過ごしたかったので、

旧市街でグルメを満喫することに。


昼に食べたのが、名前忘れちゃったけど、ジャガイモ。


二つに割ったジャガイモとチーズを練り合わせ、野菜やら漬物やらいろいろ

乗っけていく。

結構大きくて、二人でひとつで十分。

菓子パンとドリンクひとつずつ頼んで10トルコリラ弱。

ファーストフードみたいなとこ。

うまい。

『冬季』世界一周旅行日記-ポテト


次に向かったのが、港。

ここで、さばサンドを夜ご飯にしようとおもった。


まだ時間があったので、散策。

旧市街と新市街を結ぶ橋には、釣り人がいっぱい。


いつ見てもたくさんの釣り人。

趣味なのか、これで生計をたてているのかは、不明。

まあまあ釣れてた。

『冬季』世界一周旅行日記-橋


この橋の下にあったカフェ。

イスがカラフル。

この上も釣り人がいっぱいなので、たまに連れた魚が上がっていくのを

お茶しながら眺める。


『冬季』世界一周旅行日記-カラフルなイス


ホテルに帰りたくなってきたので、ちょっと早かったが、さばサンド購入。

塩とレモンはお好みで。

あんまりおなか、空いてなかったがあっさり食べきった。

手軽で、安くて、うまい。

『冬季』世界一周旅行日記-さばサンド


昔からの伝統なのか、派手な船でさばを焼いて、陸の人へ手渡し。

これがまたけっこう揺れてる。

『冬季』世界一周旅行日記-船(サバサンド)


他に気になった貝を何個か。

貝の身とご飯が入っていてこれまたおいしい。

『冬季』世界一周旅行日記-貝



最後に、泊まったホテル。(Asmali Konak Hotel)

最終日は、もともと取っていなかったが、ここの居心地がよくて

もう一回泊まった。


前回の部屋が、半地下でネットが通じなかったので、通じる部屋にしてって

お願いしたら、同じ金額でもっと広い部屋にしてくれた。


ボツボツっとクールに多くを語らないマネージャー。

僕らは、あなたがお気に入りでした。

多分歳はあまり変わらないと思うけど。


『冬季』世界一周旅行日記-ホテル


この日の朝、ホテルの前で、少し年配の日本人の夫婦に出会った。

同じように、世界をグルグルまわっていて、既に半年経つらしい。

大先輩だ。今朝はブルガリアから夜行バスで来たという。

紹介しきれないが、いろんな体験談を聞かせてもらった。


僕らからは、あの旅行会社のことを伝えた。

同じような思いをしてほしくなかったので。



約1週間のトルコが終わったわけだか、一言で言うと、大変充実した。


心配の声もきているので、一応ここで言っておくが、

あの周遊ツアーは、内容としては、ものすごくいいものだった。

金額もまぁ妥当だろう。

だから、ぼったくられたわけでもないし、騙されてもいない。

ただ、あの旅行会社が気に入らなかった。


あの旅行会社のせいで、このブログを見ている方のトルコへの

印象が悪くなりそうだが、あれは、たまたま出会った人が悪かっただけで、

基本的に、トルコの人はみなやさしいし、親日である。

「あの人、いい人だったね。」とトルコ滞在中、結構言った。


日本語をものすごくよく勉強していて、街中ですれ違う人も日本語で

話しかけてくれたりする。(単に日本人と話がしたいという人に、客引きだと思って

そっけなくしてしまったのは、後悔している。)


料理もおいしいし、見所もいっぱいある。

是非、興味があれば行って欲しい。


明日からは、エジプト。

夜行バスに揺られ、まだ暗い5時、いきなり起こされる。

『パムッカレ』降りろというゼスチャーをしている。

わけも分からず、バスを降り、今度は6人程でワゴン車に乗らされる。


???


30分ほどすると、とあるホテルに降ろされた。

パムッカレに着いたら、旅行会社の事務所に行けと言われていたので、

どこだと尋ねると、ここだという。


あぁそうですか・・・


詳しく話を聞くと、パムッカレのツアーは11時半に迎えが来るので

それまで、待っていてくれとのこと。


なんだ、この中途半端さは?

と、思ったが、ここでネットも自由に使わせてくれたし、

格安で朝食とシャワーも浴びれた。


ホテルもまあまあキレイだし、従業員もやさしくていいホテルだなぁって

思ってたら、なんか見覚えのあるホテル名。


あ、このツアーに申し込んだ為にキャンセルしたところだ・・・

なんかちょっと申し訳ないと思いながらも、しっかりお世話になりました。



さぁ、ツアーも始まり、まず向かったのが、古代遺跡。

結構長い説明があったが、英語が早すぎて内容半分もわからなかった。


そして、温水(温泉)プールへ。



ツアー団体十数人に眺められ、気まずそうな女性二人(笑)


『冬季』世界一周旅行日記-温泉

この後自由行動になり、ツアー参加者半分くらいが、プールへと行ってしまった。



僕らは、目当ての石灰棚へ。


突然現れたのは、広大な白い大地。

一気にテンションが上がる。


『冬季』世界一周旅行日記-石灰棚1

写真でよく見るように水はたまっていなかった。

11月は水が無いのかもしれない。


でも、そんなの関係ないって言えるくらい、その色、地形に感動が持てた。



ちなみに、午後2時ごろの気温は、結構高い。

明け方はダウンを着ないと耐えられなかったのだが、今は半袖でも十分だ。

ダウンを持ってきた僕らはこの後、邪魔でしょうがなかった。


『冬季』世界一周旅行日記-犬

犬もよだれを垂らしながら、気持ちよさそうに眠ってた。


行きは、車で山の中腹まで行き、帰りは、石灰棚を歩いて返ってきた。

歩いて帰る、そのルートには、水が流れていた。

水と言っても温泉なので体が冷えることはない。


たたずむ二人。

よく景色に馴染んでた。


『冬季』世界一周旅行日記-石灰棚2

ダウンと荷物を抱えた僕らに、こんなオーラは出せなかった・・・


そんなことは置いといて、ここがかなり楽しい。


土足厳禁なので裸足で歩かなくてはならないのだが、

棚ごとに水が張ってあるから、こんなカンジではしゃぎたくなる。

『冬季』世界一周旅行日記-石灰棚3

本人曰く、90度くらいまで足を上げていたつもりらしいのだが、

実際は、7,80度くらいか?

そして、棚も結構大きい。

高さは、1.5mくらい。

写真は、奥も一緒に写っているから見づらいけど、

ちょうどカリンの頭のあたり。

『冬季』世界一周旅行日記-石灰棚4


裸足の歩き心地はというと、様々。

砂のところもあれば、さざ波のような形で固まっているところもあり、

小石くらいの塊が転がっていて、ちょっと痛いところもある。

『冬季』世界一周旅行日記-石灰棚5


写真真ん中上の木が石灰棚の終点。

普通に歩くと30分くらいらしいのだが、楽しんでたら、

1時間以上もかかった。


山を降りたところの公園にて。

『冬季』世界一周旅行日記-餌やり

でっかいパンをもった人に猛スピードで駆け寄る鳥たち。

よっぽど楽しかったのか、このお兄さん、合計で3本パンをやっていた。

楽しい、カッパドキア、パムッカレも終わり、イスタンブールへ戻る。


今夜も夜行バス。


ここは、オトガル(バスの発着所という意味だと思う)


後ろの街灯がもやがかっているのは、天気のせいでなく、おそらく

排気ガス。

ひっきりなしに、大型バスが到着し出発していく。

そして、このオトガルを基点とする、ミニバスも多数停車しており、

エンジンは掛けっぱなしだから、空気が著しく悪い。


『冬季』世界一周旅行日記-オトガル


さぁ、12時間の地獄へ。

カッパドキア2日目。


なんとか、寝坊せず、出発。


空は、けっこう雲が多い。

どうだろうなぁとおもっていると、現地に着くころには

快晴に近くなっていた。



いろんな気球ツアーのグループがあって、

自分たちがいたところには、約8個の気球があった。



事前にものすごく寒いということを聞いていたので、

最大限の防寒をして参加。


実際、結構寒かった。

興奮する為、時折寒さを忘れるが、飛行中立ちっぱなしで体の向きを変える

くらいしかできないので、足元がかなり冷え込む。



『冬季』世界一周旅行日記-気球1


気球は、単純に上がって下がって終わりかと思ったが、

高く上がったり、岩すれすれのところまで、下がったりと、

迫力満点だ。


他の気球と岩達の組み合わせも抜群。


最終的に、20個くらい飛んでいたかな。


『冬季』世界一周旅行日記-気球2


どこに降りるのかなーと思っていたら、

なんと、民家のすぐ隣の空き地へ。


他の気球は、広い敷地に降りていたので、緊急事態かと思ってしまった。


特に問題は無かったのだが、多分、よくあることでもないはず。

住民が驚いて、みんなのぞいていた。

写真を撮る人まで・・・

『冬季』世界一周旅行日記-気球3


と、まあこんな具合で着陸して、シャンパンで乾杯後、

パイロットがその場で飛行証明書にサインして一人一人わたしてくれる。



『冬季』世界一周旅行日記-気球4


結構、費用は高いが、乗って後悔しないだろう。


初めての気球ということもあり、大満足。



ホテルに戻って、チェックアウト。

宿主、イスマイルと。

やさしくて、ジョークが好きなおじさん。


楽しい2日間だった。

本当にありがとう。


『冬季』世界一周旅行日記-イスマイルと



さて、二日目のカッパドキアツアーは、

ローズバレーというところを、ハイキング。

5分くらい歩くのかと思いきや、約2時間のウォーキング。


初日もそうだったが、岩場を歩いたり、長時間歩いたりするので、

それなりの靴で行くべき。

あと、出発前に体をほぐしておくといいかも。

(くじいたりする可能性があるので)


歩き着いた場所には、5,60年前まで人が住んでいたという、岩山へ。

『冬季』世界一周旅行日記-奇岩5



昼食後、地下都市へ。


ここは、地下8階まであり、多いときで5千人暮らしたという。


中は、地下何階と言われてもわけの分からないぐらい、ごちゃごちゃの迷路。

侵入防止のしかけもあり、天井も低いので、子供は喜びそう。


『冬季』世界一周旅行日記-地下都市


いっぱい写真を撮ったが、何がなんだかわからなくなったので
この一枚に集約。



午前中に行った、ローズバレーの夕日景色。

夕日を浴びて赤い岩がさらに赤く。


『冬季』世界一周旅行日記-夕焼け


最後に、宝石工場へ。


売り場に案内されたが、日本語のできるトルコ人と単なる雑談に終わった。

前日の織物工場でもそうだったが、もうすぐ、日本へ留学したり、永住するという人が

結構いて、もうすぐいなくなるせいか、売ることよりも、日本の話をしたいみたい。


みんないい人。
ちなみに、宝石工場の人は、もう山梨の富士吉田市に多国籍料理を持っていて、

来月からずっと日本にいるみたいです。


富士急ハイランドに行ったら行ってみよう。




さぁ、大ボリュームのカッパドキアも終わり、明日からは、パムッカレ。

ただ、その前に、夜行バスという難敵。

快適とはいうが、さてその乗り心地は・・・?