後継社長・次世代経営者のための意欲満点組織を想像する「伝わる!経営実践会」

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社員が自然とついてくる!
社員と社長が同志となって一緒に夢を実現していく「真のリーダーシップ」を手に入れませんか?

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私の社員研修、特にマネジャーに向けた研修では、だいたい数冊の推薦本を持っていきます。

最近では、私の私淑する田坂広志さんや稲盛和夫さん、哲学者の森信三さん、寺島実郎さん、

 

また、心理学を優しく学べるものや、人生を高めるための良書など。

 

あとは、その研修に合わせて、問題解決手法などを持っていきます。

 

一回の研修で10冊ぐらいでしょうか。

 

さて、そこでずっと感じているのが、「本を読まない社員が多い」という事実です。

 

世の中にはこんなにも本があふれているにも関わらずです。

 

なぜ、そうなってしまったのでしょうか。

 

聴いてみると

 

「時間がない」

 

「本を読むのが辛い」(読む習慣がないので長い者が読めない)

 

「何を読めばよいか分からない」

 

といったこと。

 

この答えの裏には、多分、日常の中に流されているということ、

 

そして、流されている自分に対して甘んじているということだと思います。

 

しかし、そういった方々の多くは、自分の経験則に基づいた我流のマネジメントになっています。

 

そして、部下が動いてくれないとか、モチベーションを高められないなどと悩んでいます。

 

なぜ、もっと自分を高めるような、自分を成長させるような学びをしないのでしょうか。

 

哲学者のデカルトは

 

「すべて良き書物を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話をかわすようなものである」

 

と言っています。

 

経営のトップである方々やマネジメントに携わる方々は、

 

もっと良書を読み、心の中、腹の中に「良い言葉」を蓄えていくことが肝要でしょう。

 

「良い言葉」がたまれば、自分の人生や仕事に対する考え方も変わってくるものです。

 

ぜひ、あなたらか始めてくださいね。

 

下記の本、素晴らしい思想が描かれていました。

 

久しぶりの投稿です。

本日は、経営者の多くが悩んでいる「社員教育」について考えてみたいと思います。

私はいままで一部上場企業を中心に20年以上社員研修の講師を務めてきましたが、

こと、教育ということで考えていくと、

私の研修は人生の1ページであり、何らかの気づきを得るきっかけとなるものであり、

一番重要なのは、やはり日常における社内での教育にあると思います。

いま時期は、新入社員が入社し、各職場でOJTなども行われているでしょう。

さて、この時、教育者として何を考えるべきなのか。

ここが重要なポイントです。

OJTで行われるのは、今目の前にある仕事をいかにこなせるようになるのかに着目されます。

もちろん、それも重要であり、基礎的なものができていなければ、本人の成長もありません。

ただ、ここで問題なのは、どこまで本人の将来を見ながらOJTを行っているかということです。

もちろん、新入社員のOJTだけでなく、日常の教育活動も然りです。

よくある教育は、

上司にとって都合のいい人間づくりを行ってしまうことです。

そうすると、確かに便利かもしれませんが、教育を受けた側は、

段々と上司に言われたことしかできない人間になってしまいます。

 

教育とはその人が10年、20年、30年後どのような人間となってほしいのかということを

心の中に見据えながら行わなくてはならないと思います。

 

そのことを念頭に置き、相手の心に種をまき、心を揺り動かし、

ついに将来、その人がひとかどの人物となり、職場や会社を引っ張っていくこと、

また、良き人生を送り、何らかのことで世のため、人のためになるような人物に成長していくこと、そしてそういうことを通じて人生に大輪の花を咲かせてもらうことが教育の本質です。

 

だからこそ、教える側は、高い志を持ち、常に自分を磨き続けていくことが必要なのです。

 

「伝わる経営」実践会では、

このような人間教育の真実もお伝えしていきたいと思っています。

本日、社員研修中です。

この研修、ある大手企業の製品の販売やアフターサービスを行う

中小企業の方々のマネジャー(部長や工場長、室長といった方々)

の力量を高めようということで企画されました。

3日間で様々なことをお伝えしているのですが、

そこで気が付いたことを今日は書きたいと思います。



それは、

会社の魅力や仕事の魅力を明確に語れないということ。

研修に参加している皆さんは、基本的に意欲もあるし、意識も高い方ばかりです。

管理者として、現実的な問題を抱え、その解決を悩んでいる方々です。

でも、会社の魅力って何?

という問いに対して明確な答えはありません。

(理念は何かに対する答えも不明瞭です)



いまの自分の仕事、

会社で行っている仕事に対する楽しさ、

社会貢献度に関して鮮明に語ることができません。

出てきたとしても、

達成感ですかね・・・とか

好きな人には面白いかもしれませんね・・・

などなど、いかにも不明瞭。

これは、結局、その方々も普段考えていない証拠です。

人によっては、生まれ変わったら入社したいとは思わない

という話まで出てきます。



それってどうなのでしょう。

なぜ、そうなっているのでしょうか?



それは、やはり、トップが

会社の夢

こんな会社にしたいという想い

何のためにこの仕事をしているのかということを

語っていないことに起因していると思います。



会社の魅力、仕事の魅力というものは

初めからあるものではなく、

やはり、

時間をかけて、手間をかけて

「創り上げるもの」。



そして、そこで考え抜かれたものを

いつも語り合うことが必要なのです。



特に、いま中小企業は人材の採用難の時代。

内定を出しても、

後で断られるという話は山ほど聞きます。



会社に惚れてもらう

やりがいをもって働いてもらうためにも

ぜひ、会社の魅力、仕事の魅力を

トップ自らが熱く語り、

そして、

社員たちと、

やはり語り合っていくことが大切です。

ぜひ、一度じっくりと考えてください。