私の社員研修、特にマネジャーに向けた研修では、だいたい数冊の推薦本を持っていきます。
最近では、私の私淑する田坂広志さんや稲盛和夫さん、哲学者の森信三さん、寺島実郎さん、
また、心理学を優しく学べるものや、人生を高めるための良書など。
あとは、その研修に合わせて、問題解決手法などを持っていきます。
一回の研修で10冊ぐらいでしょうか。
さて、そこでずっと感じているのが、「本を読まない社員が多い」という事実です。
世の中にはこんなにも本があふれているにも関わらずです。
なぜ、そうなってしまったのでしょうか。
聴いてみると
「時間がない」
「本を読むのが辛い」(読む習慣がないので長い者が読めない)
「何を読めばよいか分からない」
といったこと。
この答えの裏には、多分、日常の中に流されているということ、
そして、流されている自分に対して甘んじているということだと思います。
しかし、そういった方々の多くは、自分の経験則に基づいた我流のマネジメントになっています。
そして、部下が動いてくれないとか、モチベーションを高められないなどと悩んでいます。
なぜ、もっと自分を高めるような、自分を成長させるような学びをしないのでしょうか。
哲学者のデカルトは
「すべて良き書物を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話をかわすようなものである」
と言っています。
経営のトップである方々やマネジメントに携わる方々は、
もっと良書を読み、心の中、腹の中に「良い言葉」を蓄えていくことが肝要でしょう。
「良い言葉」がたまれば、自分の人生や仕事に対する考え方も変わってくるものです。
ぜひ、あなたらか始めてくださいね。
下記の本、素晴らしい思想が描かれていました。