教育とは「花を咲かせてあげること」 | 後継社長・次世代経営者のための意欲満点組織を想像する「伝わる!経営実践会」

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久しぶりの投稿です。

本日は、経営者の多くが悩んでいる「社員教育」について考えてみたいと思います。

私はいままで一部上場企業を中心に20年以上社員研修の講師を務めてきましたが、

こと、教育ということで考えていくと、

私の研修は人生の1ページであり、何らかの気づきを得るきっかけとなるものであり、

一番重要なのは、やはり日常における社内での教育にあると思います。

いま時期は、新入社員が入社し、各職場でOJTなども行われているでしょう。

さて、この時、教育者として何を考えるべきなのか。

ここが重要なポイントです。

OJTで行われるのは、今目の前にある仕事をいかにこなせるようになるのかに着目されます。

もちろん、それも重要であり、基礎的なものができていなければ、本人の成長もありません。

ただ、ここで問題なのは、どこまで本人の将来を見ながらOJTを行っているかということです。

もちろん、新入社員のOJTだけでなく、日常の教育活動も然りです。

よくある教育は、

上司にとって都合のいい人間づくりを行ってしまうことです。

そうすると、確かに便利かもしれませんが、教育を受けた側は、

段々と上司に言われたことしかできない人間になってしまいます。

 

教育とはその人が10年、20年、30年後どのような人間となってほしいのかということを

心の中に見据えながら行わなくてはならないと思います。

 

そのことを念頭に置き、相手の心に種をまき、心を揺り動かし、

ついに将来、その人がひとかどの人物となり、職場や会社を引っ張っていくこと、

また、良き人生を送り、何らかのことで世のため、人のためになるような人物に成長していくこと、そしてそういうことを通じて人生に大輪の花を咲かせてもらうことが教育の本質です。

 

だからこそ、教える側は、高い志を持ち、常に自分を磨き続けていくことが必要なのです。

 

「伝わる経営」実践会では、

このような人間教育の真実もお伝えしていきたいと思っています。