こんばんは。
カリプニセコの米倉です。
すっかりご無沙汰してしまいましたが土曜の夜に
自宅に戻りました。
実家に滞在中は毎日母と一緒に病院にゆき
父と昔話をしたり、足が冷たいといってはこんにゃく湿布で
足を温め、妹と2人で父の手のマッサージをしたり、
これまで放蕩娘で自由にのびのびとさせてもらって
今までできなかった親孝行をさせてもらいました。
夜は夜で母と娘2人、家族の昔話やこれからのこと、父の治療のこと
たくさんたくさん話し合いました・・・
父に残された時間を家族で寄り添いながら
大切に過ごさせてもらいました。
かれこれ25年ほど前、実家のある十勝で
暮らしていた時、「いのちをみつめる」というテーマで
自然分娩の助産士さんをお招きしたり、借りていた家の
庭にあるパン釜で天然酵母でパンをこねて焼いたり
飼っていた羊の毛を刈り、羊毛フェルトをしたりのワークショップや
お話会、イベントを企画主催していました。
それから20年以上の時が過ぎても、やはり
これまでの時間の中でずっと「いのち」や「生きる」と
いうことを見つめて感じてきたように思います。
いのちあるもの、いつかはみな、この形あるボディを
脱ぎ捨てて魂のふるさとへ帰っていく・・・・
だからこそ、いまここに生きて、感じて、考えたり
つまづいたり、悩んだり、笑ったり、泣いたり、怒ったり、
そのすべてがいのちの輝くいまこの瞬間が美しいのですね。
父が借りて毎年花や野菜を育てていた畑でたくさんの
チューリップが太陽を浴びていのちを輝かせていました。
父のいのちと、この星でいきるたくさんのいのちに
カメラを通じてこれからも寄り添い、いまこの瞬間の輝きを
写させていただくことが今の私の願いです。
◎ステキな枠組みはアメブロカスタマイズの Cocoro et* gokoroさんからお借りしました♪