満たされていきる。 | いのちを見つめる、寄りそう写真*北海道*ニセコ

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北の大地、ニセコの大自然の中で、いまこの瞬間をともに生きるあなたと家族の写真をお届けします。



 こんばんは~♪カリプのよねくらあさこです。
 お散歩途中の別荘のデッキがつぶれそうでした・・・^^;

 2014年の大晦日イブの今日、みなさんいかがお過ごしでしたか?
 ニセコの雪は昨日まで小休止でしたが今日からまた少し降っています。

 年末でお車で移動される方、冬道の運転も気をつけてくださいね!

 今日はおうちの大掃除も一休みをして、お仕事のメニューを見直してみたりと
 Blogの大掃除?をしていました。。。

 子供の頃、小学校の5,6年生だったでしょうか。
 その頃から生きづらさを感じて、いつか本当の自分に還りたいと、
 そう願って・・・

 それからずいぶんと長い時間をかけてさまざまな体験を経て、
 今やっと、本当の自分というものに近づきづつあるのかな・・と
 これまでのこと、様々な想い、傷みを振り返りながら、何か感慨深い
 ものを感じながらも、ニセコの雪に覆われた森の静けさとピュアな
 エネルギーに触れ、こころのなかに静寂が訪れる時間をしみじみと
 味わいながら、今年の終わりの時間をすごしています・・・

 ずっと、自分自身の足りない部分を見つけては、満たされた自分に
 近づきたくて、走り続けてきた日々でした^^;

 今日、夕ご飯の支度をしてテーブルについたとき、
 ふっと、お皿の上のにんじんやお野菜やご飯に
 なんだかありがたい気持ちがあふれてきて。

 ストーブの前に寝ていたのんちゃん(猫)に話しかけながら
 こうしてあたたかい家にすみ、寒さの心配もせずに、今日も飢えることなく
 一日を過ごせたことに、そしてこれまでだって本当の意味で生きることの
 心配もなく、両親や仲間や大地や天に守られていきてこれたことに
 じーんと胸がいっぱいでした・・・

 
 もう15年ほど前のこと、ボランティアをしていたときに知り合ったバングラ
 デシュ人の友人を訪ねていったことがあります。

 それよりもさらに10年ほどさかのぼってバブルの時代、タイのバンコクを
 訪れたときにもかなりのカルチャーショックを受けたものですが、それよりも
 さらにディープな旅となったバングラデシュという国。

 であった人たちは、みな貧しくても、集落の人たちでみなが助け合い、
 自分たちよりも豊かな国のワタシのために健康を祈ってくれ、そして
 わずかな生活費の中からお菓子やジュースやプレゼントを差し出してくれる
 こころ美しい人たち。

 

 いつも笑いあって、子供たちは瞳がきらきらと輝いていて
 けして誰も一人にしない、孤独になることのない国。

 


 ですが、帰国のためにまだ夜が明ける前、駅にいくとたくさんの人たちが
 ぞろぞろとひしめきあっていて。
 彼らも汽車に乗るのかと友人に尋ねると、彼らは家がないからここにいる、と。

 狭い駅舎には横になる場所もなく、明け方寒さをしのぐために
 ホームをうろうろとただ歩き回る男性、そして女性・・・
 ゆっくりと横になってからだを休める家もない人たち。
 
 
 寒さをしのげる家があること、
 今日も明日もお腹もこころも満たすことのできる
 食べ物があること、
 こころをゆたかにしてくれる自然や音楽や仲間たちがいること
 仕事があること
 平和であること

 当たり前のように思うことが当たり前ではない世界が今も
 地球のどこかに存在していて。

 いつかお金持ちになったらボランティアをしたい、とか
 いつか余裕ができたら誰かのために奉仕をしたいとか
 そういう言葉をよく耳にします。

 バングラデシュで出会った貧しい人たちがわずかな生活費から
 分かち合ってくれたビスケット1枚も
 自分たちが食べることも満足ではない中で
 分かち合ってくれた紅茶1杯も
 村の中に1台しかないテレビを村人と一緒にみんなで
 見た夜の時間も
 ワタシにとっては胸がいっぱいになるほどの豊かな人生の
 贈り物となったのです。
 

 今日あたたかな部屋で、みたされていきるしあわせを味わいながら
 世界の片隅の子供たちの笑顔を願って眠りにつこうと思います。

 素敵な大晦日イブの夜をお過ごしください星空

現金収入となるノクシカタ刺繍をぬう女性。美しいですね~☆


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