韓国バラエティ
ユ・クイズ ON THE BLOCK
EP.227
『ハクチョン アゲイン』
イ・ジョンウン
チャン・ヒョンソン
パク・ハッキ（歌手）
今回は
少しマニアックな
ブログ内容かも
しれません。
大学路の小劇場が
閉館になるということで
急遽公演が
開催されていた
ようです。
私個人的には
すごく興味深い
内容だったので
ブログに書いてみました。
ご興味ある方はどうぞ↓
スターを輩出した
180席の小劇場
”ハクチョン”が
33年目にして
閉館すると発表。
90年代
芸術活動が盛んな
大学路にできた小劇場
音楽や演劇公演などを通し
多くの歌手や俳優を輩出
ファン・ジョンミン
チョ・スンウ
ソル・ギョング
キム・ユンソク
を育てた
K-文化の源流であり
無名の人間を
デビューさせた
韓国の公演文化の
聖地ともいえる場所
ファン・ジョンミン
”ハクチョン”
という劇場は
20代の燃えたぎる
力を放った
僕の最初の職場であり
所属した劇団です。
ソル・ギョング
劇団ハクチョン
第１期団員の
ソル・ギョングです。
ハクチョン存続のために
今回、番組出演をした３人
イ・ジョンウン
チャン・ヒョンソン
パク・ハッキ（歌手）
歌手キム・ミンギさんが
1991年に
劇団ハクチョンを
立ち上げました。
閉館の知らせを聞いた
歌手や俳優が集まり
『ハクチョン アゲイン』
という公演を準備中
約50名の演者が
公演期間中
リレー形式で
舞台に立ちます。
（2024年 2/28ー3/14）
まずは、当時の
懐かしい昔話から
始まります。
ジェソク氏と
ヒョンソンさんの会話
当時は
あの辺りの公園で
朝まで仲間と
寝てました。
朝、ハトに
つつかれて起きる
アハハハ
あの頃は
ロマンに溢れてた!!
当初はギョングさんが
ポスター貼り
ジョンミンさんが
チケットの
もぎりをしていた。
Q：ジョンウンさんは
当時、何をしていた？
ポスター係です。
当時91年だから
大学を卒業する直前ね。
MC：当時の
ヒョンソンさんは
公演の前説係として
見事な語り口で
聴衆の心を掴んでいた。
この件で
当時のことを
意気揚々と話し始める
ヒョンソンさんですが
テンションが
上がり過ぎてしまい
その後、笑い転げて
椅子から落ちて
しまいました
そして
”ハクチョン”の
伝説の公演
『地下鉄１号線』
94年に始まり
公演数は4257回にも及ぶ
国内ミュージカル俳優の
登竜門と呼ばれる
作品でした。
IMF後の市民を癒した
ミュージカルで
多くのスターが
生まれました。
ヒョンソンさんいわく
当時
この公演に出演していた
俳優なら
練習期間が１週間あれば
今でもすぐに公演できる
そうでしょ？
これに対し
ジョンウンさん
私は無理よ。
アハハハ
長期間
配役を変えながら
演じたから
体が覚えてる。
現在はK-POPが
評価を受けている。
しかしバランスを
取ることが大切だ。
儲かる分野に
資本が集まるのは
当然だけど
他にも不可欠な文化がある。
先日、最終公演を
見に行ったけど
当時の記憶が蘇った。
歌やセリフ、役者の動き
衣装替えや
登場のタイミング
10数年経った今でも
鮮明に思い出せる。
『地下鉄１号線』は
30年目にして最終公演
（2023.12.31）を終え
30年間の公演が
終了していました。
”ハクチョン”を
代表する
５人の俳優は
ハクチョン
ハゲワシ５兄弟
と呼ばれていたそう
ファン・ジョンミン
ソル・ギョング
キム・ユンソク
チャン・ヒョンソン
チョ・スンウ
MC：ヒョンソンさんいわく
１番人気は自分であると。
5人の中で１番だと？
ジョンミンさんは
赤ら顔のため
紅ドンジと
呼ばれてたとか？
照れて焦る
ヒョンソンさんに代わり
ジョンウンさんが
代弁してくれます。
ヒョンソンさんは
二枚目の役が多くて
ジョンミンさんは
田舎出身の
浮浪者のような役が
多かった。
だから人気に
差が出たのかも。
過去の栄光？を
この場で持ち出され
いたたまれない思いの
ヒョンソンさんですが
ここはもう思いきって
開き直ることに…
そうです！
確かに
そういうことはあった
僕が１位だった
アハハハハ
あ～恥ずかしい…
ヒョンソンさん
穴があったら
入りたかったかも（苦笑）
MC:当時は仲間同士で
将来への不安などを
語り合っていたのですか？
正直深刻ではなかった。
毎日が楽しかったから。
当時、一般的に
若手俳優たちが
与えられる仕事は
演技とは無関係の
仕事ばかりだった。
生活するためには
それも仕方ない。
しかし
”ハクチョン”では
演技だけに
集中させてくれた。
そして
若手俳優の
出演料に関しても
細かく計算して
しっかり支給してくれた。
ジョンウンさんいわく
契約書を書いたわ。
劇団では初めてよ。
そして、さらに
ヒョンソンさんは
続けます。
公演がコケた場合も
最低額は保証されて
95年当時で
30万ウォンだった。
その画期的な
制度のおかげで
最低限の生活費が稼げる。
実際は
ほとんどの公演が
成功した。
『ケトンイ』という
大規模な作品を制作して
大コケした時は
ミンギ代表が
唯一の財産である
小さなマンション１棟を売り
俳優たちの出演料に
しようとしたが
その受け取りを
僕が拒否したら
代表は烈火のごとく怒り
結局、俳優陣は
その出演料を
受け取った。
ソル・ギョング
大学路で
ポスター貼りの
アルバイトをしていた時
ミンギ代表に見い出された。
ジョンミン、ヒョンソン
スンウも同じく
代表が見つけた。
キム・ユンソクは
『地下鉄１号線』の
釜山公演をきっかけに
ソウルに上京した。
社会に出たての僕らを
ミンギ代表は
拾ってくれた。
映像が見つからず
画像はありませんが
番組の冒頭映像で出た
俳優さんたちの中に
アン・ネサンさん
キム・ウォネさん
キム・ヒウォンさんの姿も
ありました。
劇場存続を願っての
公演だったようですが
その後、この劇場は
結局どうなったのかな…
もしキム・ミンギ代表が
劇団を立ち上げて
いなかったら
私たちは
この俳優さんたちに
出会えてなかったかも
しれないと思うと
非常に感慨深いものが
ありました。
俳優さんたちのルーツ
繋がりに興味津々なので
もっと詳しく
色々なことを
知りたいです。
『ユ・クイズ ON THE BLOCK』
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