トキメキより汎用性重視

自分の考える「貧乏性」という概念が正しいかどうかはわかりませんが、自分は貧乏性だと思います。


ブランド品は買いますが、買い物をするときに

「これはどれくらい汎用性があるだろう?」と常に考えて買っています。

(過去10年のエルメスでの買い物は除く)



特にジュエリーや時計は安くないので

「どれくらい使いまわせるか、どのくらいの頻度で使うか?」

をまず考えてしまうのです。


最たる例がカルティエのトリニティ。

20年前にピアスを夫からプレゼントしてもらい、その使いやすさから、ネックレス、リングも合わせてライン使いをしてきました。トリニティはYG.WG.PGの3色なので、他のジュエリーとの合わせが楽で、汎用性が高かったからです。


また、カルティエはハイブランドなのに、昔から金の量に対して価格設定が優しかったこともあります。


ティファニーはブランドの名前の高さに対して、シルバーもゴールドもコロナ禍まではかなり低価格でしたので、よく買い集めました。




そして今はヴァンクリ。


ヴァンクリは決して地金の量は多くなく、価格設定は強気ですが、やはり作りの良さと圧倒的なデザイン性の可愛らしさが魅力です。ゴージャスなものも素敵ですが、購入するときに考えるのが

「普段使いができるかどうか?」

です。


例えばフリヴォル。

昨年オーダーストップの中、フリヴォルのスモールとミニのピアスを比較させていただきました。そして、YGとWGのミニを買いました。なぜならフリヴォルスモールは普段使いには華やかすぎたから。そして、ミニであれば、ピアスの、どの穴でも使えたからです。


また、例えばロングネックレス。たくさんアルハンブラが散りばめられたロングネックレスもご紹介いただきときめいたのですが、使用用途が限られてしまうので、シンプルなマジックロングネックレスや、ゾディアックを選びました。


以前リング選びについてブログを書きました。

これこそ貧乏性と言えるのではないのでしょうか。

一つのリングを、どうにかして多様に使いまわしたい!という現れのように思います。



価格の多寡ではなく、

「どれくらい普段から使えて、コスパが良いか?」

を考えて買い物をすることで、


「せっかく買ったのに使わなかった」

ということがなくなるわけです。


これはジュエリーに関わらず、エルメスでも同じで、

散々色物のバッグや白いバッグを買った結果

「黒とエトゥープとゴールドの汎用性が高い」

と気づき、

色物は、ある時期から一切買わなくなりました。


買い物は失敗の経験から学ぶことが多くあります。

エルメスやジュエリーの失敗は正直痛手が大きいです。しかし、人生100年時代、この先長く使えるものを選ぶことができるようになったと思います。


トキメキだけで買うのも楽しいかもしれません。

ただ、トキメキ、の後に

「これは汎用性があるのか、この先長く使えるのか?」

と冷静になる一瞬があると良いように思います。



どなたかのご参考になれば幸いです。



⭐︎カルティエはコスパ良し⭐︎














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