認知症の母と大輪の花火 | 子育てで大切なたったひとつのこと。

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四浪難病貧乏母認知症死別離別皆別々でいい。そしてワンネスへ。私たちはドラマを生きて、あらゆることを体験するために生まれた。楽しもう。笑おう。泣くことも、味わおう。ハートカウンセラー、色札セラピスト、催眠療法家、マインドフィルタークリアラー。



8月15日は

諏訪湖祭湖上花火大会でした。


母は歩くことには
長けているので、

母を連れて花火を観に行こうと、
実家から
てくてく
湖畔まで歩きました。


そこからまた花火に近づくため
1.5キロぐらいの距離だったか
ゆったり散歩しながら。

夜道、暗い道はどうやら
母は苦手だったよう。

目がかなり悪くなってるんだ。


そのかわり耳は
すごく敏感で、
花火の音に耳を塞いでいた。


日頃、自分の悪口、
よく聞こえるもんね!
😆






帰り道、


「お母さん、


お母さんは

何がいちばん

楽しかった〜?」


と聞いてみた。



「今までの人生で。」




最初、何も答えが出ない様子だったけど、


「…いろいろ、出掛けたことかな、
いろんなとこ行ったり。」


あー
そんな記憶の欠片が、
残っているだけでも
嬉しいな。

「お母さん、旅行好きだったもんね!
一緒にハワイ行ったよね!」



母「え〜〜〜?
行ったっけ、、、?」


・・・・・




行きました

行きましたとも。









行ける時に、


行っておこーよ、


どこまでも。




人生は思い出づくり。