3歳から娘が始めたピアノ。
もうかれこれ4年余りが経った。
私も娘と一緒にレッスンしていた時期については、こちらのブログに。
関西に引っ越してからは、娘だけ習っている。
以前のピアノの先生は
「小さな子供が自分から進んでピアノ練習なんかしないので、親が練習させてください。レッスンにはお母さんも同席して、一緒に聞いてください。小さな頃は楽譜なんて読めないから、ドレミを書き込んでいいです」
という方針の先生で、それに従って、私も練習には一緒につきっきりでやっていた。
今の先生は、前の先生とは真逆の方針で、
「レッスンはお子さんだけで。家での練習については、子供が自ら進んでするように。親がやるのは、練習ができそうなタイムスケジュールの管理くらいでいいです。次のレッスンまでにできていなければ、その子の責任!お母さんは極力、何もしないでください。そして、自分で譜読みをできないと、いつまで経ってもピアノはできないので、ドレミは楽譜に書き込み禁止!絶対に読めるようになります✨」
ということで、子供の力を信じている先生。
だから、最初のうちは、私ももどかしかったけれど、あえてピアノに対しては余計な口出しはしないように。
たまに、娘に朝か夜「ピアノの練習する?」と声掛けはするようにはしているけれど。
娘の気分が乗るときには
「じゃあ練習しようかな✨」
って言う時もあれば、
「今日は元気ないからやらない」って言う時も。
たまに、練習をほとんどやっていなかった週は、先生にピシッと注意されているみたいだけれど…。
新しいピアノの先生に変わって、1年過ぎた頃から、徐々に自分で譜読みもできるように。
娘に対しては「練習やりなさい」よりも「今日のレッスンで習ったこと、お母さんレッスン聞いてないから、お母さんもピアノうまくなりたいから教えて❤️」がツボのよう。
でも今日は、迎えに行った時、先生からのアドバイスの言葉が娘の腑に落ちてない様子。
家に帰って、習ったことを聞いても、全然答えられない。
あー、もういっぱいいっぱいになって、先生からのアドバイスが頭に入らなかったんだね。
(先生は、そんな娘を察してか、気をつけるべきポイントを楽譜に書き込んでくださってる✨)
そうだ!娘は歌うのが大好き。
歌うようにピアノを弾く、を本当に口で歌って体験してみたらどうだろう!
娘と一緒に私もメロディーを口で歌ってみる。
先生の書き込みコメントを見ながら、メゾフォルテとかクレッシェンドとかスタッカートを意識しながら。
歌うのは楽しそう。
そうそう、そうだよ。そんな感じ!
そういう風にピアノでも弾いたらいいんだよ。
それが「歌うようにピアノを弾く」ってこと。
…今回は、娘の「腑に落ちるポイント」にうまくはまったみたい。
ピアノ練習も、そして子育て全般、試行錯誤しながらの毎日。
私に子育てなんて向いてないなぁ…とへこむ日もありつつ、今日みたいに、ニヤリとうまくいく日もたまにあり。
忙しくても 泣いていても 笑っていても
いつも心に「ゆたかさ」をちりばめて。
~Nakari〜