前回の記事下矢印からの続きです。

※まだの方はコチラからどうぞ。

 

 

 

 

 
 

「誰でも月は既に満たされている」

 

 

 

 

そう思うようになったのは、ネットである記事を読んだ時から。その記事については、過去にブログで詳しく書いているのですが、
 
コレです下矢印

 

 

 

 
 
そのネットで見た記事を簡単にまとめると、
 
 
 
 
約800年前にローマ皇帝が、赤ちゃんに一切のスキンシップをせずに育てるとどうなるか?という実験をし、結果は集められた赤ちゃん50人全員が1年以内に死亡したというもの。
 
 
 
 
これを読んだ時は凄くショックを受けたけど、逆に言えば、それ以上生きているということは、その人は誰かから愛情を受けたという証なのだと。
 
 
 
 
例え「毒親」と言われるような親であっても、多少厳しくて愛情を感じられないような育てられ方をしていたとしても、実の親に育てられなかったもしても、生きていけるだけの愛情は誰かから与えられた…だから生きているのだと信じるようになりました。
 
 
 
 
 
月の発達年齢域は、0歳~7歳と言われています。
 
 
 
 
きっと人はこの期間に、親(もしくはそれに準ずる養育者)に月を満たしてもらう。具体的には、
 
 
 
 
お腹が空いて恐怖を感じたときに暖かい声をかけられ、安全安心な食べ物を与えられる。
 
 
 
 
夜、暗くて不安な時に優しく体をトントンしてもらって安心して眠りにつく。
 
 
 
 
笑いかけられたり、頭をよしよししてもらったり、抱きしめられる…などなど。
 
 
 
 
これをくる日もくる日も、何千回、何万回と繰り返し、守られている安心感、愛されているという感覚を覚える。
 
 
 
 
 
究極の安心感は、母親の子宮の中で暖かい羊水にぬくぬくプカプカと浮いている感覚。絶対的に守られている心地よさかもしれない。
 
 
 
 
生きるためには、この感覚が絶対に必要で、私達大人の安心感とは、この幼少期に潜在意識に刷り込まれたものを時々思い出して顕在化しているということのような気がします。
 
 
 
 
だから、7歳を過ぎても生きている人達は、誰もが既に月が満たされている。月は自分で満たすのではなく、幼少期に既に誰かに満たしてもらってるんだと私は思うのです。
 
 
 
 
 
月という天体は満ちたり欠けたりします。
 
 
 
 
目に見える月が半月であったり三日月であったり、新月であれば全く見えなくなってしまう。
 
 
 
 
だけど、それは太陽が当たっている方向と見る位置の関係でそのように見えるだけであって、実際に月が欠けている訳でも無くなった訳でもない。
 
 
 
 
必ず真ん丸の球体の月がいつどんな時でも存在しています。たとえ皆既月食でどこにも光が当たっていなくても。
 
 
 
 
それと同じように、私たちは時々愛情を感じられず、不安になったり自信を無くしたり。それはただ光が当たってないだけであって、既に満たしてもらった幼少期の感覚、心の奥底に刻まれた愛情は決して無くなったりなんかしない。
 
 
 
 
そうわかっていても、無意識に忘れてしまうものでもあります。月ってそういうものなんじゃないかな。
 
 
 
 
子育てをしていると、自分が月の役割を果たすことになるのですが、同時に自分が幼少期に満たしてもらった月を思い出させられます。
 
 
 
 
私の月星座は牡羊座おひつじ座
 
 
 
 
遠い記憶を辿ってみると、ありました。牡羊座おひつじ座の月が満たされた出来事が。
 
 
 
 
私は幼稚園の頃から、親や先生から「マイペースな子」と言われていて、それが凄く嫌でした。
 
 
 
太陽星座は魚座うお座で、いつも夢見がちでボーっとしていたので行動は遅い方だったんですよね。スピード重視の牡羊座おひつじ座の月は不満だったでしょうね。
 
 
 
 
運動会のかけっこは毎年ビリ。年少から小2までずっと6位で最下位。毎年悔し涙を流していました。でも私は足が遅いんだと思い込んでいた。
 
 
 
 
ついに小3(7歳)の時に、「一番になりたい笑い泣き」と母親に泣きついたのです。
 
 
 
 
そして、運動会の1ヶ月ほど前から、母と私の猛特訓が始まりました。
 
 
 
 
毎晩、夕食後に近所の公園を1時間ほど一緒に走りました。
 
 
 
 
それで徒競走で一番になる確証なんてまるでなかったけど、やらずにはいられなかった。
 
 
 
 
そして、その結果、見事小3の時に1位になったのですクラッカー
 
 
 
 
自分でもびっくりで信じられない結果でした。
 
 
 
 
おそらくそれが、私が人生で初めて自分に自信を持てた瞬間です。
 
 
 
 
その後は、もう満たされて満足したのかはっきりと覚えてないのですが、また足の遅い子に戻ったような(笑)
 
 
 
 
ここまで自覚してわかっているつもりでも、無意識にすぐやらなきゃとか、一番を目指さなきゃ…と思ってしまうクセがあって、自分で自分を追い込んで苦しくなったりする。
 
 
 
 
特に最近は木星が牡羊座おひつじ座入りし、今日は火星も牡羊座に入りますね。牡羊座色が濃い時期は少しいつもよりその傾向が強くなるかも。
 
 
 
 
本当はそうやって苦しむ必要なんてないのにね。
 
 
 
 
わかったつもりでも、やっぱり月は、どこか掴み所がなくてミステリアスですね。
 
 
 
 
これからもきっと惑わされるんだろうなニコニコ