楽しいうれしいイースター | Chandler Diary

Chandler Diary

Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

久しぶりに Walmart のお菓子のコーナーを覗いてみたら、

いつの間にか 1 レーンの棚が全部イースター用のお菓子になっている。

イースターの時は、カラフルに色付けした卵だけかと思ったら、

こんなにたくさんの種類があるなんて思わなかった。

さすがキリスト教のお国柄。

 

もう 6 年近く住んでいるのに、こんなの見たのは初めてかも。

いや年々増えているような気がする。

それにしても 1 レーンが全てとは。

棚に並んでいるお菓子は卵やウサギをデザインしたものが多いが、

卵は生命のはじまりの象徴で、キリスト復活のシンボルとして、

ウサギは多産であることから、豊穣や繁栄のシンボルとされているそう。

イースターはキリストの復活を祝う日で、日本では “復活祭” と呼ばれる。

毎年決まった日ではなく、春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日で、

今年のイースターは 3 月 31 日 ( 日)。

 

私はクリスチャンでもないので、あまり意識もないが、

確かイースターの前に裁判所の前庭で、

子供達向けのイースターエッグハントのイベントをやっていたような。

 

そして思い出したが、

商工会議所に入っていた時、卵の寄付を、と言われ、

初めてのことなので、何をして良いのかわからず、

スタッフに聞いて、Walmart に買いに行ったら、

それ用のプラスチックのカラフルな卵が入った大袋が売っていて、

それを買って持っていったことがあった。

 

日本ではイースターのお祝いをほとんど目にしないし、

クリスチャン以外は知らない人の方が多いだろうが、

私は中高キリスト教の学校だったので、イースターには特別イベントをやっていた。

 

学校は、日曜日は教会に行く日で、月曜日が振替の休みだったが、

日曜に教会に行くのがほとんど義務で、

ノートに、礼拝に参加した証のスタンプを押してもらってこないといけなかった。

それが嫌で、

仕方なく、スタンプだけを押してもらいに行っていたような日曜日だった。

 

だけど、イースターだけは楽しみだった。

当時では珍しかった

綺麗に色づけされた卵をもらって帰って来て、

なんだかうれしくて、食べきれなかったのを思い出す。

その時はイースターの意味もわからず、

分ろうともしなかったが、ただその卵をもらえるのがうれしくて。

 

イースターのお菓子のすごい量の棚を見ていて、

そんなことが思い出されて来た。

クリスチャンでもない私にとっては、ただのイベントにすぎないけれど、

この棚は見ているだけで楽しいし、うれしくなる。

が最近日本でもイースターイベントをやるところが出て来たようで、

近い将来、ハロウインやバレンタインデー並みになるかも。